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奥薗 壽子 氏 書籍『ズボラ人間の料理術』より

このページは、書籍『ズボラ人間の料理術』(奥薗 壽子 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・正しいズボラの7か条をあげておきましょう。

その1 面倒くさいと思う気持ちに素直になること。(中略)
その2 手を抜くことで、おいしくなること。(中略)
その3 使う道具は限りなく一つであること。(中略)
その4 その日のうちにすべてを使いきること。(中略)
その5 限りなくヘルシーであること。(中略)
その6 料理の既成概念を捨てること。(中略)
その7 実験精神旺盛で、遊び心があること。


・手のかけ方にも、手の抜き方にもコツがあるんだ。手をかけていないからダメとか、手をかけたから幸せとか、それまでの私は、手間の量でよしあしを判断しがちでした。


・たとえば、以前30分で晩ご飯のおかずを3品、作ると決めていた時期がありました。そんなふうに自分で勝手にルールを決めると、料理を作ることが俄然ゲームのようにおもしろくなるのです。


・プロもお墨付き!生春巻きの皮をもどす裏ワザ(中略)

①中華鍋に湯を沸かし皮を入れる。(※お風呂のお湯くらいの温度で)
②20秒ほどつけたら指で引き上げる。(中略)

生春巻きの皮は、湯につけてもどすんだ。水でもどすとすぐにべろべろしてダメだけれど、湯でもどせば、時間がたって破れにくい


・煮物の味というのはじつは煮ているときではなく、冷めるときにしみ込むのです。だから、野菜や肉がある程度やわらかくなったら火を消して、後は冷めるまでほったらかしておけば勝手に味がしみ込んでくれます。


・ズボラの味つけ三種の神器(中略)うまみ、酸味、香り。最後にこの三つをプラスするだけで、何かもの足りないなあと思っていた料理の味が絶対ぴたりと決まるはずです。


うまみというのは、かつお節、干ししいたけ、昆布、とろろ昆布、海苔といった食品。(中略)塩分の代わりに、これらのうまみの強い食品をちょっと足すだけで、ぴたりと味が決まることはよくあるのです。(中略)


酸味というのは、酢やレモン汁のこと。酸味はうまみを前面に押し出す働きをしてくれます。(中略)


最後は、香りです。しょうが、にんにく、ゆず、ごまなどの香りがあると、味が少々薄かろうが、味のバランスが少々悪かろうが、その香りでごまかされてしまいます。


・ズボラ・レシピ

麩のカレースナック

材料

麩 ・・・・・・ 20gくらい
バター ・・・・・・ 大さじ2
カレー粉 ・・・・・・ 小さじ1
塩 ・・・・・・ 少々


作り方

①フライパンに麩を並べて火にかけ、麩がこんがりするまでから焼きにする。

②バターとカレー粉、塩少々を入れて、全体にからめたらできあがり。


・人は何かを食べ飽きるとき、素材そのものではなくて、味つけと食感に飽きるのだということ。つまり(中略)食感に変化をつければ、1日2kgの白菜を食卓にのせてもまったく飽きるということがなかったのです。


・面倒くさいことがなければ、誰も手を抜こうなどと考えないでしょ?(中略)一見、どうでもいいようなことでも、これをズボラのゲームだと考えれば、こんなにおもしろいことはありません。


●書籍『ズボラ人間の料理術』より
奥薗 壽子 著
サンマーク出版 (2001年11月初版)
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