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河野 守宏 氏 書籍『人づきあいをもっと愉快に上手にする法』より

このページは、書籍『人づきあいをもっと愉快に上手にする法』(河野 守宏 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・二宮尊徳は「相手が才能のない人ならば才をはずしなさい。無芸ならば芸をはずし、無学ならば学をはずしなさい。それが交際のコツで、そうしなければ人間関係はうまくいかない」と教えている


・他人の立場に自分を置くこと(中略)

石田光成(中略)

秀吉がまだ長浜城主のころ、鷹狩りの帰途、あるお寺に立寄って茶を所望した。すると十二、三歳の寺小姓が大碗になみなみとぬるい茶をすすめた。のどが渇いていた秀吉は一息にのみ、二杯目を所望した。こんどは中碗にやや熱い茶だった。さらにもう一杯所望すると、寺小姓は熱く濃いお茶を小碗ですすめた。秀吉はゆったりと寛(くつろ)いでうまそうにすすり「この小僧、ただものじゃないぞ」と感心した。秀吉は住持にたのんでこの少年を貰い受けたが、これが三成立身のきっかけである。


・他人を動かし、すすんで協力させるにはどんな方法があるだろうか。まず第一は、相手の優越欲を刺激して自発心をふるい起こすことである。(中略)


暴力をふるうガキ大将を“助け合い運動”の副委員長に任命する(中略)人間は一役買わされれば優越欲を満たされて気分をよくし、協力を惜しまない。


・長所を見つけて激励せよ(中略)

ゲーテは「人の欠点を指摘しても得るところはない。私はつねに人の長所を認めて利益を得た」といっている


・私の知り合いの出版社社長も、「本がよく売れるときは、広告は何倍もの効果がある。だが、売れないときは、いくら広告しても効果がない」


●書籍『人づきあいをもっと愉快に上手にする法』より
河野 守宏 著
ロングセラーズ (1983年1月初版)
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