林 泰史 氏　書籍『自分でできる腰痛の原因と治し方』より

このページは、書籍『自分でできる腰痛の原因と治し方』（林 泰史 監修、西東社 刊）から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。

・腰痛を起こす病気（中略）

腰痛

●腰椎・周辺組織に原因があるもの
椎体、椎間板、椎間関節、筋肉などに生じた変化・障害によって起きる

１、ぎっくり腰などの急性腰痛症
２、変化に伴う腰痛症(変形性腰椎症、椎間板変性症など)
３、腰椎不安定による腰痛症(脊椎分離症・すべり症)
４、椎間板ヘルニア
５、脊椎間狭窄症
６、骨粗鬆症による脊椎骨折
７、脊椎の湾曲異常(脊椎側湾症など)
８、感染性脊椎炎(化膿性脊椎炎、結核性脊椎炎)
９、強直性脊椎炎
１０、外傷(骨折、脱臼、捻挫など)

●内臓などの病気によるもの

１、胃腸・膵臓・肝臓の病気、感染症など
２、腎臓・尿管結石、膀胱の病気など
３、子宮内膜症、子宮がん、子宮外妊娠など
４、解離性大動脈瘤、血管の閉塞など

●その他の原因

１、心因性腰痛(ストレス、心身症、心気症など)

※番号は実際の書籍にはついていません。読みやすいようにつけた番号で優先順位的なものではありません。

・腰痛で疑われる内臓関係のおもな病気と行なわれる検査

●肝臓や膵臓の病気

CT検査、腹部超音波検査、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影法)、アミラーゼ、肝機能検査、腫瘍マーカーなど

●肝臓・尿管結石、前立腺がん

CT検査、腹部超音波検査、DIP(腎盂造影検査)、尿検査など

●潰瘍性大腸炎

腹部X線検査、注腸X線検査、大腸内視鏡検査、CRP(C-反応性タンパク)など

●子宮筋腫、骨盤内炎症、子宮周囲炎、子宮内膜症、子宮がん

CT検査、腹部超音波検査、妊娠反応検査、血液一般検査、子宮細胞検査、腫傷マーカーなど

●インフルエンザ

インフルエンザ抗体迅速診断、血液一般検査、CRP(C-反応性タンパク)など

・慢性痛を起こすいろいろな原因

①老化による（中略）
②内臓の病気による（中略）
③悪い姿勢による（中略）
④肥満による（中略）
⑤使いすぎによる（中略）
⑥ストレスによる

●書籍『自分でできる腰痛の原因と治し方』より
林 泰史 監修
西東社 (2005年2月初版)
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