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原田 隆史 氏 書籍『折れない心を育てる 自画自賛力』より

このページは、書籍『折れない心を育てる 自画自賛力』(原田 隆史 著、メディアファクトリー 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・世界一を目指せば、日本一は通過点にすぎなくなる。


・私は入部したばかりで何もわからない1年生に、まずホテルのパンフレットを渡します。「3年後の全国大会ではこのホテルに泊まるんやで。もう予約したからな」。民宿やビジネスホテルではなく、一流ホテルのシングルルームです。子どもたちは目を丸くしますが、構わずこう続けます。


「全国大会に勝って日本一になることが君たちの目標なんだから、全国大会に行くのは当たり前。全国大会で活躍すると決まっているから、早くからホテルを取っておいたほうがいいやろう?無駄になることあらへん」。


・「毎日の皿洗いを一日も休まず続けた自分が、逆転できないはずがない。私はできる」。競技中、彼女は強く確信したのでしょう。


心が強くなるのは大きな困難や逆境を越えたときだと一般に考えられがちですが、違います。そこに到るまでの過程で毎日少しずつ強くしていった心が、奇跡を可能にするのです。


自分が「できること」を休まず続ける。


・夢・目標の4観点------私・社会と他者・有形・無形

未来の夢や目標、目的は「私------社会・他者」と「有形------無形」の二つの軸で分けた4つの観点に分類することができます


①私/有形
【例】 「年収が1千万円ほしい」「尊敬される地位に就きたい」「マイホームがほしい」


②私/無形
【例】 「安心した生活を送りたい」「多くの人に認められたい」「職場で尊敬されたい」


③社会・他者/有形
【例】 「家族の生活を安定させたい」「社員の給料を上げたい」「東北地方の居酒屋さんを復興させたい」


④社会・他者/無形
【例】 「妻と娘に幸せになってほしい」「社員に夢を与えたい」「地域にプライドと誇りをもたせたい」


・自分の長所に気づくコツがあります。

(1)まず紙とペンを用意して、自分の「性格的長所」を書き出してみてください。「優しい」「気がきく」「気配りができる」(中略)


(2)次は、「能力的長所」を書き出します。「根気がある」「責任感が強い」「仕事が早い」(中略)


(3)今度は、「これまでの自分」から考えてみましょう。たとえば「大学の体育会で副主将をしていた」「海外留学半年」(中略)「他の人からすれば、こんなことは成功とはいえないだろう」なんて比較はNGです。


(4)他者との比較も、長所に気づけるヒントになります。「自分のここは、人と違っているな」という点を突き詰めれば、それはあなたの長所と考えられないでしょうか。


・アファメーションとは、夢の自分をつくる魔法の言葉です。(中略)アファメーションのつくり方(中略)次の4つがポイントです。


①主語は「私」
②期限を決める
③現在形で達成しているように書く
④4つの観点を考慮し、感謝の気持ちを入れる。(中略)


「私は、2000年8月23日の、長崎の全国大会女子砲丸投げで、自己新記録の15mを投げ、優勝し、アスリートとしての自信が最高に高まり、無償で高校進学の道が開け、陸上部員のプライドをさらに高めています」


・常に夢へのアンテナを立たせる(中略)

自分がほしいと求めているかどうかで、入力させる情報はまるで変わってくるのです。自分がどうなりたいか、何をしたいか明確にして毎日意識にのぼらせておけば、ヒントは向こうからやってきます。ほしいと思っているから、手に入る。イメージするから実現できる。


・自立の五段階(中略)

①帰属
②賞賛
③教育
④強化
⑤勝負(自立・旅立ち)


●書籍『折れない心を育てる 自画自賛力』より
原田 隆史 著
メディアファクトリー (2011年8月初版)
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