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おち まさと 氏 書籍『相手に9割しゃべらせる質問術』(PHP研究所 刊)より

このページは、書籍『相手に9割しゃべらせる質問術』(おち まさと 著、PHP研究所 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・そもそも、コミュニケーションの基本とは、まず相手を理解することです。そのために大切なのは、あなたがおもしろい話をすることじゃなくて、相手におもしろい話をしてもらうことなのです。つまり、あなたがすべきなのは、相手の話を上手に引き出す質問です。


・テーマをきちんと伝えておかないと、そのまま雑談で終わってしまったり、話が関係ない方向へ脱線しっぱなしになることもあるからです。


・相手の心をほぐしやすい質問の一つに、「初恋の相手はどんな人だったんですか?」があります。だれでも恋の話は、なんとなく語ってみたいものです。


・「好きなもの、嫌いなものは何ですか?」(中略)注目すべきは、「嫌いなものは?」に対する答えとその理由です。心理学的には、「嫌い」には、その人自身の自己評価が投影されているのだそうです。


・「そもそも、なぜ映画に興味をもったんですか?」(中略)「そもそも」だけで、どこまでも会話をつなげていけるのですね。「そもそも」はとても便利な言葉なのです。


・尊敬する人、あこがれの人、目上の人との会話のなかで、絶対に言ってはいけないのが「わかります」という言葉です。わかるわけがないからです。(中略)いま目の前にいる相手がそこに費やした時間とエネルギーは、ふつうの第三者には想像もつかないほど膨大なものでしょう。それを一時間かそこら話を聞いただけで、ほんとうに理解できるわけがないのです。


・容姿、才能、財力・・・・・・何をほめるときでも「間接的に」が基本です。(中略)「おいしい」と伝えるのが一般的なのでしょうが、それよりも、下を向いてためいきをつきながら、「この寿司、うまいなあ」「こんなおいしいの、いままで食べたことがない」と、板前さんにギリギリ聞こえるくらいの声でボソッとつぶやいてみてください。


・話が脱線しても逆らわない(中略)「いまの話、おもしろいです」といったん肯定したうえで、「その言葉をさっきの○○に当てはめるとどうなるんでしょうか?」など、さりげなく誘導することが大事です。


・相手の「イメージ」にとらわれない(中略)周りがヘンに気をつかって聞けないだけで、当の本人にとっては、じつは聞いてほしいこと、語りたいことがあるんじゃないか。


・ベストセラーだから買ってみる。何か商品を選ぶときでも、棚に並んでいるなかから、とりあえず売れていそうなものを選んでしまう・・・・・・。危険なのは、そんなことを続けているうちに思考停止状態になり、本来備わっていたはずの直感すらも鈍ってしまうこと。そうなったら、あなたはその他大勢にただ埋もれていくだけです。


●書籍『相手に9割しゃべらせる質問術』より
おち まさと 著
PHP研究所 (2011年7月初版)
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