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兼重 日奈子 氏 書籍『幸せな売場のつくり方』(商業界 刊)より

このページは、書籍『幸せな売場のつくり方』(兼重 日奈子 著、商業界 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・働く目的が『売上げ』のためだったとしたら、もし売れなくなったらどうするの?そこで、辞めるんですか?


・お店で起こる問題の8割が、人の問題と思っていい。


・チームを巻き込む5つのステップ

1. 今、お店で抱えている課題を話す
2. 店長として、どうしたいかを話す
3. 相手に何を期待しているかを話す
4. 相手がそれをやりたいかどうかを確認する
5. 具体的に何をするかを話す


・問題一つ一つに担当責任者をつけてほしいの。つまり、誰の責任においてこの問題を解決するか、名前を書いていく。そうするとそれぞれの役割分担ができて具体的に何をしなきゃいけないかが分かるでしょ。


・“売らなきゃオーラ”がお客さまを遠ざける
“売る”んじゃない、“教える”のよ!


・お客さま自身も気付いていない、お客さまに似合う色
お客さまの足が5センチ長く見える、パンツの選び方
お客さまが5歳若く見える、コーディネートの仕方
あなたが知っている、お客さまをもっともっとステキに見える方法を惜しみなく、教えてあげるの


・よくさぁ“ヤリガイがない”とか言う人いるけど、“ヤリガイ”って、やった後に感じるもんじゃないの?みんな楽しく仕事したい、楽しいお店で働きたいとかって結構平気で言うけどさぁ、仕事なんだから楽しいことばっかりなワケないじゃん。楽しくないことを100やって、その後にメチャメチャうれしいことが1つあったときに、『ヤッター!!!』って、それが“ヤリガイ”になるんじゃないの?


・結局ウチらって、仕事している時間が一番長いじゃん。その時間がつまらないと、人生つまらないんだよね。どうせならさぁ、ガーッてのめり込んで、周りが見えなくなるくらい仕事に夢中になった方が、なんか“生きてるッ!”って感じがすると思うんだよね。


・お客さまは、販売員の話を聞きに来ているんじゃないの、自分の話しをしに来ているの!


一方的に商品説明する販売員、いるよね
あれって、聞いてて楽しい?


・誰でもね、前例のないことはやりたがらないのよ。やって怒られるくらいならやらない方がマシって、結局やらない方を選択してしまう。だから店はちっとも良くならない。


・“管理”はするけど“支援”はしない。残念ながら、今はほとんどの企業がそう。でもそれでは本当に力のあるお店を育てることはできない。


・エリアマネージャーの本当の仕事は、お店の管理じゃない。そりゃあ管理も必要な仕事だけど、もっと大切なのは、お店の“これがやりたい!”って思いを引き出して1つでも2つでもそれが実現できるよう、精いっぱいの支援をすることなの。


・正しいのは自分、そのことにこれっぽちも疑念を抱かない人間の顔。悪いのは自分以外の誰か。そのことを必死で他人に理解させようとする人間の顔


・“もっと頑張れ!”とはいつも言われるんですけど、“頑張ってきたんですね”って言われたのは、初めてだったんで


・誰かに認めてもらいたかったら、まず、自分で自分を認めてあげなあかんなって。


・商品が悪ければ、確かに売れないかもしれない。でもだからといって、お店が自分たちの果たすべき役割を放棄してしまうというのは、それは違うんじゃない?


・「ほめる」と「ねぎらう」の違い(中略)

「“ほめる”は条件付きの行為、“ねぎらう”は無条件の行為」、つまり、「褒める」とは、ある条件を満たしたときに初めて行われるもの。例えば「予算達成しました!」となれば、「すごいね!よくやった!」「おめでとう!報奨金、今月はたくさん入ってくるよ!」(中略)


一方の「ねぎらう」とは、無条件の行為。例えば、「遅刻をせずに出勤してきた」、これは仕事ですから当たり前です。当たり前ですから褒めてあげる必要はないわけです。でも、「ねぎらってあげる」ことはできるんですね。「おはようございます。昨日も遅かったのに、今日も早番ありがとうね」(中略)


「ご苦労さま!大変だったでしょう、ありがとうね」
「お疲れ様でした!あなたのおかげで本当にみんな助かっているよ、ありがとうね」


・自分で考え判断して行動を起こした、その上での結果でなければ、仕事の真のヨロコビは得られない!


・現在、日本全国のショッピングセンターの数はなんと約2800。特にここ数年は、一年におよそ70件ほどのペースで増加しています(一般社団法人日本ショッピングセンター協会ホームページより)。


・「ミッション」とは次の言葉で言い表すことができます。

「私は○○という商品(サービス)を通じて、○○なあなたのために、○○という幸せを伝え、広めていくことを使命としています」(中略)


「わたしは、“ねぎらいワーク”を通じ、“日々店頭で頑張っているあなた”のために、“自分のやっていることの価値に気付き、今日の仕事が誰かの役に立っていると実感できる”、そんな幸せを伝え、広めていくことを使命としています」


●書籍『幸せな売場のつくり方』より
兼重 日奈子 著
商業界 (2008年7月初版)
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