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麻生 けんたろう 氏 書籍『「しゃべる」技術』(WAVE出版 刊)より

このページは、書籍『「しゃべる」技術』(麻生 けんたろう 著、WAVE出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・国語の授業で起承転結で書きなさいと教わったことはありますが、「初対面の相手との話し方」「決断を後押しするしゃべり方」「何かを信じてもらう伝え方」、(中略)など、「話し方」を専門に学んだことがありません。「聞き方」についても同様です。(中略)


“話し方”は自然に覚えるものではなく、意識して学ばなければ身につかないとうこと


・あがらないようにする最大のコツは、どんな方法であれ外側に意識を向けることです。(中略)講演会やプレゼンだったら、「いちばんうしろに座っているあの人は寝むそうだから、ここで質問タイムにしよう」など、どんどん気持ちを自分の外側に伸ばしていってください。


・(※話し方は)どこから学んだらいいのでしょう。決め方はふたつあります。ひとつは、あなたが思う、足りない部分を補う方法。もうひとつは、反対に優れている部分をさらに伸ばしていく方法


・(※話し方を学ぶときは)次の五つのポイントからひとつだけ選んでください。

①話の材料(伝えたいモノ)の見つけ方、選び方
②話の組み立て方
③リアクション力
④表現方法(声、活舌、抑揚、間、チェンジオブペース、テンポ・リズム、言い換え・・・・・・etc)
⑤心がまえ(自分自身のあり方、心の持ちよう)

たとえば、「キミの話はよくわからない」と言われるようことが多ければ、“話の組み立て方”から入るといいでしょう。


・リアクション(中略)

基本はハ行の相づちからスタートします。「ハァ~」とか「ひぃ~」とか「ふぅ~ん」とか「へえぇ~」とか「ほぉ~」とか、とにかくハ行の言葉でリアクションするのです。


・こうに違いないと思って質問したら予想に反してNOが返ってきた場合に、すぐに切り返せないとそこで話が止まってしまいます。それを防ぐためにもパッと反射的に返せる言葉を覚えておきましょう。そのひとつが「というと?」です。


・あなたの対話力が確実にアップする(中略)

(1)手をたたく(中略)
(2)前のめる(中略)
(3)うしろにのけぞる
驚いたときにが必ずやります。


・視線によるプレッシャーを防ぐには、逆にこちらから観てやることです。(中略)「あの人は今朝、何を食べてきたのだろう?」「爆笑したらどんな顔になるのかな?」(中略)こんなふうに考えていると、一対多の構図が一対一の感覚に落とし込まれてきます。


・アメリカの精神科医エリック・バーンが唱えたもので、私たちの心のなかには大なり小なり必ず次の五つのパーソナリティーが潜んでいる(中略)

《CP》父親のように厳しく、正義や規則を重んじる心(中略)
《NP》母親のようにやさしく、愛情に満ち溢れている心(中略)
《A》大人のように論理的、理性的、客観的にものごとを見ている心(中略)
《FC》いたずらっ子のように、自由奔放で創造的な心(中略)
《AC》何でも言うことを聞く子どものように、素直で我慢強い心


実は、この五つを私たちは話す相手によって変えています。たとえば、こわもての同僚《CP》の前では素直な子ども《AC》を演じ、逆に後輩《AC》に対しては自分が父親《CP》のように振るまっていませんか?


●書籍『「しゃべる」技術~仕事力が3倍あがる話し方の極意』より
麻生 けんたろう 著
WAVE出版 刊 (2008年10月初版)
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