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akira 氏 書籍『中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール』より

このページは、書籍『中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール』(akira 著、 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・6年生で必ず成績の上がる学び方
7つのルール

ルール1 計算と漢字をしっかりやらせる 220
ルール2 テスト直しこそが最大の近道 222
ルール3 途中経過を重視する 223
ルール4 勉強はビジュアル化(見える化)せよ 224
ルール5 よくばらない!中学受験では完璧主義は悪 225
ルール6 細切れにすれば集中力が持続する 227
ルール7 親と子、そして塾とは腹を割って話すべし 228


・質の高い学習とは何でしょうか。

第一に大切なことは、インプット(入力=知識を整理して覚えること)とアウトプット(出力=テストを受け、力を試すこと)を一定のタイミングで繰り返すこと(中略)


第二に、学習内容をネットワーク化することです。(中略)地理であれば地名等の漢字と地図上での位置、産業分野なら統計でのランキング順位や工業都市などをひとまとめにして覚えていきます。


・近年の理科のトレンドとして「従属問題」と呼ばれるものがあります。これは問1の答えを利用して問2や問3を解くといったように、各問題に流れがある出題パターンです。このような形式の問題では、前後の問題自体がヒントとなっています


・テスト中にリラックスする方法(中略)

テスト中にとにかく手を動かすのです。問題分に線を引く。図形に条件を書きこむ。線文図や表を書いてみる。すると授業で習ったその瞬間が蘇ってきます。手が覚えています。


・受験はアリとクリギリスでは、必ずアリが勝ちます。ですから、計算と漢字の練習は必ず毎日やるようにしてください。


・読解力をつけるための3つのステップ(中略)


ステップ1 文章の読み方 ― 語彙をどう増やしていくか

「文章を読む」(中略)「語彙を増やす」(中略)一つひとつの言葉の意味を辞書的に覚えること(中略)


ステップ2 評論(論説文)の読み方 ― 言葉を言葉として読むために(中略)言葉をベースに読むように音読をさせると効果的です。(中略)


ステップ3 物語の読み方 ― 合理的な解釈を目指す


・すぐに成績アップへつながる方法【1】
------ケアレスミスをなくす(中略)

テスト終了5分前には新しい問題に手をつけず、大問1番(計算問題)の見直しをする。(中略)偏差値アップの秘訣は、テストの大問1番2番の基本問題を正解することです。(中略)自信が持てない問題だけでも検算をしてみてください。ここを落としたら絶対にダメなのです。


・記憶力を高めるコツ(中略)

記憶のコツ その1 「五感を使う」 (中略)
記憶のコツ その2 「復習」 


・ヴァーノン・マグネセンの記憶の研究

  行動    記憶に残る割合

読んだだけ     20%
聴いただけ     30% 
見ただけ      40%
話しただけ     50%
行動しただけ    60%
上記すべて     90%


・「100%知識をインプットする時間に費やし、復習をまったくしなかった生徒」と「知識をインプットする時間が20%で、残り80%を復習に時間を使った生徒」とでは、復習をまったくしなかった生徒の2倍以上の言葉を覚えているという結果になりました。


つまり知識をインプットする時間よりも復習する時間が長い方が、効率的な勉強といえる実験結果です。


・一度だけの学びよりも反復継続して学ぶことで記憶を強化され、長期記憶へと移行していくのです。エビングハウスの研究から、学んだ直後の忘却が大きいことがわかっています。比較的短時間のうちに何度も復習すれば、とても高い割合で記憶を保持することが可能になる


・教科としての社会化の目的は、世の中に、起こる、起こった(ある・あった)こと、つまり過去をまず学び、そして未来にあるであろうことを予測し、今の行動を選択することによって、よりよい社会を実現することにあるはずです。


・毎日新聞社の月刊「Newsがわかる」は小学校中学年から中学生を対象に、ニュースをわかりやすく解説しています。最近は新聞をとっていないご家庭も多いと思いますので、こういった雑誌も代用できるでしょう。


・替え唄暗記法です。

「五街道ソング」(某家電量販店のCMソングのメロディで)

海沿い通るは、東海道 山側通るは、中山道 真ん中抜けるは、甲州街道 日光街道 奥州街道 五街道♪


・理科は物理・化学・生物・地学の4分野から構成され、それぞれで身に付けるべき力も異なります。物理では計算する力が多く求められるのに対して、生物では植物の分類のように知識の整理が重要になってきます。


・植物の分類

アブラナ科  アブラナ ダイコン キャベツ ナズナ
イネ科  イネ トウモロコシ ススキ エノコログサ
ウリ科  キュウリ カボチャ ヘチマ スイカ
バラ科  サクラ イチゴ リンゴ モモ
マメ科  エンドウ ダイズ シロツメクサ レンゲソウ
ナス科  ナス トマト ピーマン ジャガイモ


・計算のコツは数値を整理することです。(中略)

複雑な計算になればなるほど整理する力が要求されます。逆に言えば、整理1つで問題の解きやすさが大きく変わりますので、日ごろから「数値を並べる」習慣を付けておくとよいでしょう。


・合格のためには「解ける問題を探すこと」と「解けない問題を素早く判断して切り上げること」が重要になります。


・6年生の夏に毎日取り組むべきものとしては次の4項目があります。

(1)計算(一行題もやりましょう)
(2)漢字、語句
(3)社会の暗記チェック
(4)理科の暗記チェック


・ほめワードベスト3

●おまえは、やればできる子だ!
●今すぐは無理でも、必ず結果はついてくるよ!
●お母さんは、最後まで、応援しているよ!


・計算と漢字はタイマーよりストップウォッチの方がいいかもしれません。かかった時間をメモしておくのです。


・過去問の進め方(中略)

第一志望は年内に4年分、年明けに1年分。計5年分できれば十分です。


・音読は非常に有効です。大学受験予備校でも音読専用自習室があるそうです。また、ある証券会社は新入社員に、日経新聞の音読をさせているそうです。脳トレの川島教授も音読勉強法を奨励しています。


・「分数の計算/日能研ブックス―算数基礎マスター(日能研教務部)」は分数の基本中の基本がまとまっています。5年生になったら算数の苦手な子のバイブルになるでしょう。


・資料集の写真で見るよりも実物を見たほうがインパクトがあります。上野の国立博物館の常設展や、千葉県佐倉市にある国立歴史民族博物館もおすすめです。


・旺文社の「中学入試 でる順算数計算900」などはほどよい難易度で6年生にも効果的だと思います。


・小学生の集中力はそんなに続きません。ですから、勉強は細切れにしてあげてください。漢字を一日に20個覚えるのではなく、一日3個を一週間続けるようにすることが長続きのコツです。


・書けるようになるまで覚えるべき「文化史漢字」はコレだ!

1.どうたく      銅鐸
2.たかゆかしき倉庫  高床式倉庫


・間違いの多い漢字はコレだ!

  正しい字    間違い

 対馬(海流)    対島
 大隅(半島)    大隈


●書籍『中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子
6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール』より
akira 著
ダイヤモンド社 (2011年4月初版)
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