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『人文書販売の手引き』(編集・発行:人文会)より

このページは、『人文書販売の手引き』(編集・発行:人文会)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・専門書について、一冊一冊をその内容まで深く把握することは困難です。そこで適正な仕入を行うために近刊情報を参考にすることをお勧めします。


近刊情報は「トーハン週報」「日販速報」などの取次情報誌、あるいは日本書籍出版協会が発行する「これから出る本」なででも把握することができます


・人文書の多くの出版社は長期の陳列を希望しており、そのため、了解があれば委託期間を過ぎても返品を受け取るケースが多いのです。


・常備とは出版社の選定した「基本図書」を1年間書店の棚に陳列しておくという仕組みの取引です。戦後すぐに工学書協会が始めたという説や、戦前や岩波書店などが採用していたという説など、その起源に関しては諸説あるようですが、いずれにせよ専門書販売に長く用いられてきた手法です。


・常備寄託制度とは、各分野の「基本図書」を、資金負担なく・美本の状態で、常時、書店店頭に取り揃えることのできる制度なのです。


・教育実務書の中心とした教育書の販売については『教育書販売へのご提案』(教育図書出版会、2011年6月改訂)という優れたテキストがありますので、まずはそちらをご参照させることをお勧めいたします。


●「人文書販売の手引き」より
編集・発行:人文会
2011年10月1日発行
ISBN978-4-915735-06-6
非売品
※参考:人文会のウェブサイトへ