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藤田 康人 氏 書籍『どう伝わったら、買いたくなるか』(ダイヤモンド社 刊)より

このページは、書籍『どう伝わったら、買いたくなるか』(藤田 康人 著、ダイヤモンド社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・地方エリアにおいて、地元のテレビ局のアナウンサーは、視聴率に対して非常に強い影響力を持つインフルエンサーなのです。


・広告とPRはどちらの費用対効果が高いのですか?(中略)

それはまったく意味のがない議論です。(中略)広告とPRそのそれぞれの特性をうまく統合されてシナジーを生み出しながら、消費者には効果的に情報伝達がなされていきます。(中略)


PRの信憑性と広告の確実性をうまく統合させていくのが、IMC(統合型マーケティング)の考え方です。


・広告プロモーションの多くは、「企業の言いたいこと」を中心に組み立てられていて、消費者のインサイトからまったくずれているケースも少なくありませんでした。(中略)


そこに陥らないためには、①消費者(ターゲット)、②メディア、③ソーシャル(専門家、オピニオンリーダー)、④流通という4つのインサイトを入れ込んだ仮説文脈の、ユーザーからの受容性の確認作業は不可欠です。


・なぜ企業の“伝えたい”情報が、以前のようには“伝わらなく”なっているのでしょうか。(中略)消費者は限られた自分の情報処理能力を有効に使うために、「情報バリアー」を張って、自分にとって関係の薄い情報と接触しないで済むようにする術を身につけていきました。(中略)


では消費者は、実際にどのように情報をスルーしているのでしょうか?実は、①無視する ②切り捨てる ③放置する、という3つのパターンがあります。


・コミュニケーションとは、情報の送り手と受け手が相互にメッセージを交換し合う双方向の概念であるといえます。また、情報の送り手と受け手が対等で並列な関係性にあることが前提だと考えられます。


・マス広告のように短期的に認知を獲得する手法としては、ソーシャルメディアは決して向いていないのです。むしろソーシャルメディアは、中長期のタームで共感をベースに顧客との強い絆を持つ関係性をつくることが得意である


・世界で最もデジタルマーケティングが進んでいるといわれるイギリスのインターネット広告費が、2009年上半期にメディア別の広告シェアで23.5%となり、テレビ広告費のシェア21.9%を追い抜き、最大の広告メディアとなりました。


・当社は5つの専門チームから構成されています。

ひとつ目は、PRチームです。(中略)
2つ目は、リサーチチーム。(中略)
3つ目は、ブランナーチーム。(中略)
4つ目は、メディアチーム。(中略)
5つ目は、デジタルチーム。


・特定のメディアやツールに依存しないソリューションが重要なのです。いつの時代でも消費者を動かすのは、心のスイッチを押すことができるストーリーとそこに込められたメッセージです。


●書籍『どう伝わったら、買いたくなるか』より
藤田 康人 著
ダイヤモンド社 (2011年5月初版)
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