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蒲田 春樹 氏 書籍『ビジネス国語「快」辞典』(ベストセラーズ 刊)より

このページは、書籍『ビジネス国語「快」辞典』(蒲田 春樹 著、ベストセラーズ 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・ほめるという言葉の漢字が多いのには驚かされます。「誉」とか「褒」の字はよく使いますが、そのほかに「讃」とか「頌」あるいは「美」「称」「奨」などもTPOに応じて使い分けさせるのです。


・【オンリーワン・メイビーツゥ】 一つ変われば二つ、三つと変わっていく

仕事というものは、一つ変われば二つ、三つと次々にいい方向に変わっていくことがあるものです。

たとえば倉庫の整理整頓ができると、棚卸しの把握が正確になり、過剰在庫やデットストックが減っていくでしょう。不良在庫が減少すればコストが安くつきますから利益が増えることになります。利益が増えればボーナスだってたくさんもらえるというわけです。


・「心配」するよりは「心配り」することが大切です。(中略)

人のあらを探すことを一日に一つ減らしてみよう。
不平・不満を一日に一つ減らしてみよう。


・「売上高」よりも「役立高」を追求せよ(中略)

仕事のできる人が持っている哲学を、みんなが共有してもらいたいものです。


・寛容とは、理解することである。(中略)寛容な人は、いつも自分の考え以外のものの見方をも探ろうと心をくだく。


・「つきあい」とは突き合い、突っつき合いのことです。これは相手に対して率直な意見交換やフィードバックを行なうことを意味しています。相互啓発、相互研鑽の精神を含んでいます。対人関係はあたりさわりのない「おつきあい」ではなく、きびしい「つきあい」の関係でありたい、とうのが私の言いたいことなのです。

※参考:研鑽(けんさん)とは、学問などを深く究めること。kotobankより


・一ケは「いっこ」と読むのか「いっけ」か(中略)

一ケと書いて「いっこ」と読む(中略)

1ケの「ケ」は片仮名の「ケ」ではなく、「箇」の略です。「竹」の「固」からできていて、竹の数を数える言葉でしたが、日常の物にも用います。でも「箇」と書くのが面倒なので、竹かんむりの片方を取って「ケ」と書くようになったのです。


・喫茶店が満席になったとき、回転率をよくしようとするならタンゴの曲がよい。(中略)あの軽快なリズムが、さあ出かけようという心理を働かせるのでしょう。


●書籍『ビジネス国語「快」辞典~話術・説得・交渉・会議・文案の秘密本』より
蒲田 春樹 著
ベストセラーズ (1993年4月初版)
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