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津田 大介 氏 書籍『情報の呼吸法』(朝日出版社 刊)より

このページは、書籍『情報の呼吸法』(津田 大介 著、朝日出版社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・東日本大震災直後のツイッターでは、デマの横行に加えて、専門家の発信する情報がバラバラであることに困惑するユーザーが多く見られ、一定の基準を持って情報を整理してくれる存在が求められるようになっていったのです。


・忸怩(じくじ)たる思い


・「人選び」で情報の格差が広がる(中略)

僕がおすすめするのは、同じ業界の人をフォローすること。同じ業界で、できれば同じ世代の人(もしくは自分と同年の生まれ)をツイッター上で見つけて、まったく知らない人でもフォローしてみる。


・自分と違う人、似た人の考えに触れることで「自分の考え」の輪郭が浮かび上がる。


・「ツイッターは『出会い系』ではなくて『出会う系』だ」と言った人がいますが、この表現は本質をついています。目的を持って「出会いたい」という意思がある人にとって、こんなに見事なツールはないと思います。


・ツイートを特に注目している人は、有名無名を問わず全部で200人くらいです。僕はそれを「unique」という「リスト」に登録しているのでみなさんも見ることができます。


・その人の基本的な物の考え方や政治的スタンスを追うことを心がけています。発信を通して「人」が露(あらわ)になってしまうのが最大の特徴です。


・ソーシャルメディア論として面白いのは、『「オバマ」のつくり方』(ラハフ・ハーフーシュ著、阪急コミュニケーションズ、2009年)や『ツイッターノミクス』(タラ・ハント著、文藝春秋、2010年)


・9割の人が「面白かったよ」と言ってくれていても、1割が「クソつまんない」と言えば、どうしても後者に意識がいってしまう。重要なのはネガティブな意見に引きずられるのではなく、感想をトータルに捉えて「9割も面白いって言ってくれた」とポジティブにとれるかどうかです。


・メルマガというメディアには、この人が発信する情報をさらに深く知りたい、この人を支援したいといったいろいろな意味がありますが、根本的には人と人を直接つなぐ「パーソン・トゥ・パーソン」なメディアです。


●書籍『情報の呼吸法』より
津田 大介 著
朝日出版社 (2012年1月初版)
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