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清水 幾太郎 氏 書籍『本はどう読むか』(講談社 刊)より

このページは、書籍『本はどう読むか』(清水 幾太郎 著、講談社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・読書というのは、面白い本を読むということである。私は、面白くない本を我慢して読む習慣をまったく持っていない。


・書物には、三つの種類がある。第一は、実用書、第二は、娯楽書、第三は、教養書。しかし、(中略)どう分類してみても、所属不明がどこかに残るもの


・実用書は「生活が強制する本」、娯楽書は「生活から連れ出す本」であるとすれば、教養書は「生活を高める本」である。実用書は、有無を言わせぬ必要に迫られて読む本であり、娯楽書は、内部の欲求と外部の誘惑とによって読む本であるが、教養書には、そういう必要、強制、欲求、誘惑が欠けている。読まなくてもよい本である。


・人間の精神には、神学的段階、形而上学的段階、実証的段階という順序で進歩するという内容のものである。


●書籍『本はどう読むか』より
清水 幾太郎 著
講談社 (1972年初版)
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