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宮島 賢也 氏 書籍『医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣』(中経出版 刊)より

このページは、書籍『医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣』(宮島 賢也 著、中経出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・うつになる人は、特有の「うつになる考え方」をもっています。

たとえば、次のようものです。

「しっかりやらないといけない」
「失敗しちゃったらどうしよう・・・・・・」
「もっとがんばらないと」
「できないのは努力が足りないからだ」

こうした考え方が「原因」となって、

「食欲がわかない」「体重が減る」
「眠れない」「集中力がなくなる」
「やる気が出ない」

といった「症状」が現れます。

「症状」は、薬でも麻痺させることが
できるかもしれません。
でも、「原因」は、薬では取り除けません。

そして、「原因」を取り除かないと、
一見、治ったように思えても、
再発の可能性が残ります。

だから、「原因」をつくる「考え方」を
変えていくことが大切です。
僕もそうやってうつを克服することができました。

あなたの考え方や行動は、
「習慣」によって形づくられています。
日々の習慣を変えることで、
うつの「原因」を消し去っていきましょう。


・たしかに医者は、「対症療法(表面的な症状の消失、あるいは緩和を主目的とする治療法)」の専門家であって、「健康」の専門家ではありません。病気や治療について学んでいても、健康の維持、増進、病気の予防はほとんど学んでいません。というよりも、「健康」については思いが至っていないのです。


・医者は「健康のプロ」だと思っている人がいますが、それは大きな誤解です。じつは、医者は「対症療法のプロ」なのです。なにせ、医学部では「健康」についてはほとんど学ばないのですから。


・「いい加減」に手を抜けると楽になる

一般に「真面目な人がうつになる」といわれています。真面目で几帳面な人ほどうつになりやすく、逆に不真面目でいい加減な人ほどうつにはなりにくいといえます。


また、うつになりやすい人は、自分がうつ状態になったことに対して、「自分に問題あるからだ」「自分がしっかりしていないからだ」「自分がダメな人間だからだ」と自分を責めます。日常生活でも、よくないことばかりに目がいき、ネガティブなことばかり考えてしまいます。


・うつになる人は「うつになる考え方」をしています。真面目な人ゆえに、「いい加減」、つまり、ちょうどいい具合に手を抜くことができません。しかし、「真面目な人」といえば聞こえはいいのですが、見方を変えれば「融通が利かない」という意味も含んでいます。


・うつになりやすい人には、どのような潜在意識が潜んでいるのでしょうか。逆に、うつにならない人は、どんな潜在意識をもっているのでしょうか。たとえば、BさんとCさんがそれぞれ、新しいプロジェクトの責任を任されたとします。


Bさんは、「自分には荷が重すぎる。できない」と思いながらも、上司の申し出を断りきれず、「期待に応えよう」と考えて承諾しました。


Cさんは「これまで経験はないけど、おもしろうそうだ」と考えました。(中略)


うつになりやすいのは、Bさんのほうです。(中略)自己肯定感が薄く、自分を信じられないのです。


・「相手を変えられない」ことを受け入れる


・人間関係においては、相手を力でコントロールしようとすると、相手は満たされなくなり、やる気が湧いてこなくなります。あるいは、こちらに反発することもあります。いずれにせよ、あなたのことを拒みはじめるようになるでしょう。(中略)結局は、お互いが苦しむ羽目になってしまうのです。


・うつになりやすい人は、自分を嫌っている傾向があります。「できない自分」が大嫌いなのです。なぜ、自分が嫌いなのでしょうか。それは、「できない自分」、あるいは「できていない自分」をダメだと思い込んでいるからです。


・「できる自分」も「できない自分」もなく、あらゆる自分を認めてあげるのです。(中略)『いい・悪い』の評価をはすず


・書き出した悩みのうち、「主語が自分ではない悩みは、自分では解決できないから、すべて消してみましょう」(中略)


他人が主語の悩みは、自分では解決できません。(中略)「相手は変えられない」からです。


・口ぐせは、何度も口にしているうち、その人の「考え方」や「思い」に影響を及ぼすようにもなります。たとえば、「忙しい」「大変だ」「ダメだなあ」「できるはずがないじゃないか」「わかるはずがない」といったネガティブ言葉。


こうした言葉が口癖になっていると、何事においても、ネガティブな考え方をしてしまいやすくなります。(中略)


「ムリだ」「大変だ」 → 「チャレンジを楽しもう」「大きく変わるチャンスだ」

「ダメだったなあ」 → 「やれるだけやったね」


・「うつ」は、「治そう」とすると治りません。それよりも、「何が原因で、私はうつになっているのか」を考え、さらに、「原因」をつくり出している自分の「考え方」を知ることです。それがまず何よりも大切です。なぜなら、うつは自分自身のこれまでの「考え方」の結果として現れているからです。


・減点主義ではなく、加点主義に変えてみる

うつの人に特有な考え方のひとつに、「自分ができなかったこと」や「失敗しこと」「他人より劣っていること」など、マイナス点ばかりを数え上げる


・「心地よい」ことを探すために、次に挙げる3つの問いに答えてみてください。どれも複数回答OKです。

①あなたにとって「好きなこと」は何ですか?
②あなたにとって「嫌いなこと」は何ですか?
③どうすれば、自分に素直に生きられますか?


・マイナスの言葉は、「ナイフ」のようなものです。(中略)「言葉のナイフ」も同じです。真正面から受け止めれば、刺されます。致命傷になってしまうかもしれません。だから、刺されないように避けるのです。そうやって、自分の身を守ってあげましょう。


・風邪をひいて熱が出る(中略)下痢(中略)じつはこうした症状は、体の悪いところを自力で修復しようとする自己治癒力にとって起きている現象なのです。(中略)症状が現れるということは、体が自分で治療していということなのです。(中略)うつの場合も同じことがいえます。(中略)


「わけもなく不安になる」「イライラする」などは、「心身が疲れていますよ」「無理をしていますよ」という、警告を出しているのです。


・僕は問診のなかでメンタルセラピーをおこない、患者さんが心を楽にしていくお手伝いをしています。


・じつはうつは、「苦しい生き方をしている」と教えてくれ、過労死や自殺から守ってくれているのです。そうした体からの愛のメッセージに耳を傾け、疲れたときは、休むことをおすすめします。


・「ナチュラル・ハイジーン」という、アメリカで考案された食事療法を、自分なりに工夫しておこないました。


・缶コーヒーや清涼飲料水(中略)精製した砂糖を多く含む飲料水を飲むと、血糖値が急上昇し、その後、反動で血糖値が下がりすぎるということが起こります。こうした血糖値が大きく変動する状態が「低血糖値」です。「ペットボトル症候群」もこの一種です。


・気持ちよいレベルで体を動かす(中略)

ジェイ・コミュニケーション・アカデミー代表の治面地順子さんが提唱する「アルファビクス」というエクササイズです。これは、企業のストレスマネジメント研修のプログラムとして考案されたもの


・つらい記憶をクリーニングする4つの言葉(中略)

自らの記憶に向けて、「どの記憶が問題を引き起こしているのか」と問いかけたあと、「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」の言葉をくり返す


・自分の心をプラスマイナス「ゼロ」にする


※参考:著者、宮島 賢也さんがいる病院

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