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書籍『ライターになる!~ライター養成実践マニュアル』(CWS 編集、メタローグ 刊)より

このページは、書籍『ライターになる!~ライター養成実践マニュアル』(CWS 編集、メタローグ 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


●ライターとは 島田 始(中略)

直接出版社に売り込みにいく。これは有力な方法です。だいたいが「私を使ってください、私はこういうことをやっています」という熱心な人のほうが伸びる。


●インタヴューの方法論 佐山 一郎(中略)

準備もなしにいきなり会うことはできない。どこまで事前に調べて会うかが勝負のわかれ目いうか、それがプロとアマの違いなんです。


●インタヴューの方法論 佐山 一郎(中略)

オファー(申し込み)ということで言っておくと、相手が年上や社会的地位の高い人だと、電話じゃだめです。この出版業界、まだ手紙はよく書きます。会えば礼状も書きます。『実用手紙文範』と便箋、封筒、あとははがきの類、こういうものはたえず用意しておくこと。記念切手が出たら、ちょこっと買っておくとかかの細かい芸ができないとだめです。


●インタヴューの方法論 佐山 一郎(中略)

僕自身は、何でもありの“全天候型”ライターのつもりなんです。しかしそれでは逆に何をやっているのかはっきりしない八方美人ということになりかねない。ですからとりあえず、みなさんは専門ジャンルを徹底的にやったほうがいい。


●読ませる記事の書き方 宮川 匡司(中略)

既成のイメージを反転させるような視点を持つということです。これが、文章を書くときに大きな力になる


●読ませる記事の書き方 宮川 匡司(中略)

普段自分が思っていること、感じていること、言いたいこと、訴えたいこと、それをうまくのせる素材を探してくることがいいコラムを書くコツになります。


●読ませる記事の書き方 宮川 匡司(中略)

コラムを書くときの注意事項

①自立した文章である
②常識を長々と述べない
③一方的な主張をしない
④書き出しが重要
⑤引用する素材が重要
⑥書き手の顔が伝わる文章を書く


●読ませる記事の書き方 宮川 匡司(中略)

企画のポイントは、現象を敏感にキャッチし、人々の意識にひと言で焼きつける言葉を見つけること。


●読ませる記事の書き方 宮川 匡司(中略)

その話だけでは記事が成立しない。企画ものをやるときに一回に最低十人は取材しないと、いい記事になっていかないわけです。

したがって取材先を見つけ方がポイントになってくる。一番手っ取り早いのは一番最初に取材した人に「あなたのところでこういうことをやっていますが、同じようなことをやっているところはありませんか」「気になる店はありませんか」「ライバル店はありませんか」などと聞いてみることです。つまりアプローチした取材先を最大限に生かし利用していく


●図書館徹底利用法 武藤 康史(中略)

フリーの人が調べものをするいちばんいい方法は新聞記者に知り合いを持って、新聞社の調査部を使うこと(中略)それともう一つ、大宅壮一文庫を使えばいい


●図書館徹底利用法 武藤 康史(中略)

シナリオに関しては⑩『シナリオ文献』があります。これは神保町のある矢口書店という映画・演劇関係専門の古本屋が作ったもので、シナリオが掲載された雑誌が何の何年何月号というふうに載っています。これは矢口書店でのみ売っているようです。


●図書館徹底利用法 武藤 康史(中略)

昔の映画について見通しを得るには⑪『日本映画発達史』が基本図書であることは言うまでもありません。最近、『岩波講座 日本映画』が出まして(中略)その後、佐藤忠男『日本映画史』(岩波書店)の刊行が始まった。


●文章の書き方------基礎編 中条 省平(中略)

感嘆符、疑問符の後では一字空ける。(中略)エクスクラメーション・マークやクエスチョン・マークの後では一字空けるということも、意外に知らない人が多い。


●文章の書き方------基礎編 中条 省平(中略)

感動は読む側に預けるべき。書き手は感情を抑制して書く。

エクスクラメーション・マークはさらに強烈な符合ですから、あまり使うと文章そのものが下品になります。自分がすごいぜ!と思うのではなく、読む人にその文章を読ませてすごいな!と思わせなければならない。それなのに、何度もこちらがすごいぜ!と言ったら、読むほうはしらけてしまいます。あくまでも、感動は読む側に預けるべき

※参考:エクスクラメーション・マークとは、感嘆符の「!」のこと。ビックリマークやどっきりマークとも呼ばれる。


●文章の書き方------基礎編 中条 省平(中略)

・一冊の本、一本の映画、一枚のレコードを論じることは、その作家、監督・俳優、ミュージシャンのすべてを相手にすることだととりあえず大きく考えてください。


●文章の書き方------基礎編 中条 省平(中略)

読むと絶対に得るところがある二十冊(中略)

ヒッチコック/トリュフォー『定本 映画術』(山田 宏一・蓮實 重彦 訳、晶文社)


●書籍『ライターになる!~ライター養成実践マニュアル』より
CWS 編集
メタローグ (1995年5月初版)
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