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大郷 卓也 氏 書籍『100年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方』(総合法令出版 刊)より

このページは、書籍『100年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方』(大郷 卓也 著、総合法令出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・1、床に入ってから寝付くまでに10分以上かかる
2、夜中に何度も起きてしまう
3、朝起きて痛みや不快感がある
4、夜中や朝起きるときに、のどがかわく
5、いびきをかくとよく言われる

このうち1つでも当てはまれば、あなたは「ぐっすり寝られていない」ということになります。


・精神的には昔より疲れてヘトヘトなのに、肉体はそれほど疲れていないという、バランスを欠いた状態が継続しやすくなっているのです。こうした状態では、上手に眠れなくても不思議ではありません。


・実は近年、眠っているつもりでもよく眠れていない「隠れ睡眠障害」が増えているのです。たとえば、朝起きたときに体の節々が痛かったり、眠っていたはずなのになぜか疲れがとれないなら、この「隠れ睡眠障害」を疑いべきかもしれません。


・睡眠アドバイザーとして私が常に訴えているのでは、

●寝姿勢
●呼吸
●寝具
●適度な運動

主にこの4つの改善です。


・眠りに関する悩みワースト5を出してみました。

第1位 肩が痛い
第2位 夜中に目覚める
第3位 寝付きが悪い
第4位 腰が痛い
第5位 疲れがとれない


・口呼吸は百害あって一利なし(中略)

口で呼吸すると口の中が渇き、朝起きたときに喉がヒリヒリしたり声が出にくかったりします。これが進行すると、ドライマウスや歯周病、偏頭痛なども引き起こすようになります。


・骨や筋肉の成長を助ける成長ホルモンは、眠っている間に分泌されます。成長ホルモンがもっとも多く分泌される時間帯が、午後10時から午前2時までの間だと言われています。寝る子は育つという言葉は、科学的にも裏付けられるのです。


・人は眠りにつくとき0.5度ほど体温を下げてから、少しずつ下げていきます。そのときに眠りに落ちるのです。これは、日中酷使した体をいったん冷やして休めるために、体内の熱を体表に出す生理現象です。


・食べ物も根菜類の、タマネギ・大根・ニンジン・生姜・豆類を火を通して食べるようにします。油で揚げず。煮て食べるほうが体は温まります。


・昼寝には、体と頭を休ませる効果があります。


・Q 低反発の布団や枕は健康にいいのでしょうか?(中略)

A 化学繊維で作られた低反発寝具は、汗をかいて蒸れると熱が発散されにくく、時間が経つと今度は体を冷やすことになります。体温が下がると、睡眠中の体は緊急事態が起きたことを知らせるため、目を覚まさせます。


・Q 敷布団は硬めのほうがいいのでしょうか?(中略)

A 硬すぎる布団で寝る人は、腰に負担がかかるので、仰向け寝で寝ることができずに横向け寝になりがちです。すると今度は肩が潰れた姿勢で眠ることになり、肩こりや四十肩の原因にもなるのです。


・良い睡眠を保つためには、布団を定期的に丸洗いするより、天然素材の布団を選び、日頃よく日に当て風を通すようにすること。そして4年に一度は打ち直しをすること。それを守れば、水で洗う必要がない


・レム睡眠時には肉体を休めていて、ノンレム睡眠には脳を休めています。これが交互に起こることが重要で、記憶の定着にも必要なこととされているのです。


・Q 夢を見るのは良いことでしょうか?

A 夢は眠りが浅いときに見るものですので、一晩にたくさんの夢を見たり、大長編の夢を見たりするのは、あまり良い状態とは言えません


・頭ばかり使って、肉体がそれに伴う疲れ方をしていないときには、眠りについた直後から、夢ばかり見ることになります。こんなときには、往々にして変な夢、嫌な夢ばかりであることが多いのです。


・朝起きたときの偏頭痛を訴える人、これは、後頭部が固まっていることで起きる圧迫によるものです。偏頭痛は視神経と密接につながっています。視神経は目の後ろにあって、後頭部が固まっていると圧迫されます。ここが硬くなっていると、筋肉が寄せつけられるため、肩の痛みを起こすこともあります。


・ぐっすり眠るための、睡眠時の4つの習慣(中略)

1.仰向け寝
2.鼻呼吸
3.適正な寝具
4.安眠のための適度な運動


・正しい枕の選び方で、基準となるのは高さと硬さなのです。(中略)適度な高さは、仰向けに寝て頭に当てたときに、顎の下にしわが寄らない程度。しわが現れたら、それはあなたにとって高すぎる枕ということです。それは口呼吸を誘発してしまうので、やめましょう。


・肩や首に痛みを感じている人は、ついつい柔らかい枕を選んでしまいがちですが、それは間違っています。柔らかい枕は一見とても寝心地が良く感じますが、寝返りが減ってしまうため、長時間同じ姿勢を続けることにより、体の痛みを引き起こしてしまうのです。


・1.仕事の合間にする肩回し体操
2.お風呂での足マッサージ体操
3.寝床の中での寝返り体操

この3つを継続して行うことで、快眠を習慣づけることができます。(中略)やるかやらないか。それだけで眠りの質はまったく変わってきます。


・上半身は、肩甲骨と鎖骨を大きく動かすことで全身運動になります。


●書籍『100年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方』より
大郷 卓也 (おおごう たくや) 著
総合法令出版 (2013年2月初版)
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