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西村 晃 氏 書籍『「ポスト・イット」で3倍伸びる仕事術・勉強術』(三笠書房 刊)より

このページは、書籍『「ポスト・イット」で3倍伸びる仕事術・勉強術』(西村 晃 著、三笠書房 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・胸ポケットに「ポスト・イット」とボールペンで、身支度完了(中略)

大切なことは「いつでも、どこでも」ということなのだ。ひらめきは待ってはくれない。いつやってくるかもわからない。しかもやっかいなことに、現われたと思ったら次の瞬間もう消えているのがひらめきの宿命なのだ。


・メモした紙をそのまま手帳やノートなどの台紙に貼りつけて整理する(中略)処理しやすい順番に並び替えていく。(中略)「ポスト・イット」を何度も貼ったりはがしたりするうちに頭の中も整理されていくものなのだ。


・突然の予定変更にもあわてない「スケジュール管理術」(中略)

手帳自体に書き込むことは過去の記録を中心にし、これからやらなければならないことは「ポスト・イット」に書いて貼っておくのだ。


・どんな小さなことでも書き出して、実行するたびにその「ポスト・イット」をはがしていく。次第にこのはがす作業自体が楽しみになっていく。苦痛な仕事でも、「ポスト・イット」をはがして捨てる喜びのためと思えば、一生懸命取り組めるかた不思議なものである。


・東京圏のサラリーマンは毎日平均で二時間以上電車に乗っている。週五日働くとして十時間、夏休みと正月休みを除いて年五十週でおよそ五百時間である。三十五年会社に通えば一万七千五百時間、一日二十四時間で割り算すれば七百三十日分だ。人生およそ八十年としてその四十分の一は満員電車の中で過ごしている勘定だ。


・「ポスト・イット」(中略)その特徴として、

●メモ機能
●編集機能
●構成機能


いつでもどこでも手軽に目もできることによって、情報収集を効果的に行える。そしてその集まった情報の取捨選択、グルーピングする編集作業が容易だ。さらにそれをアウトプットに向けて順序だてた整理もできる。


・「ポスト・イット」を使うこなすための第一歩(中略)

色やサイズを分けようと思えば何種類も持ち歩かなければならず、即座にメモしたり真っ暗なクルマの中で書き込むという「いつでも、どこでも」という汎用性と両立しにくくなってしまう。


・「使い分けること」より、まずは「使いこなすこと」のほうが先ではないだろうか。色の使い分けやサイズの使い分けという応用編に挑戦して、長続きしなければ何にもならない。


・1 要素の摘出→一項目一枚の「ポスト・イット」への書き出し
2 グルーピング→テーマごとに台紙を貼りつける
3 時系列処理→構成順に台紙上で並び替える
4 実行→やり終えた「ポスト・イット」をはがしていく
5 確認→台紙に残った「ポスト・イット」を絶えず確認し、やり忘れを防ぐ
6 終了→台紙上からすべての「ポスト・イット」が消えた時に作業完了


・講演やスピーチにしても、あるいはレポート執筆などにしても、いかに頭の中を整理して臨むかに成功のカギがあると思う。「ポスト・イット」による整理は、要らないものと要るものを仕分ける作業をするうえで欠かせない。


●書籍『「ポスト・イット」で3倍伸びる仕事術・勉強術~驚くほどシンプルな方法で驚くほど成果が上がる』より
西村 晃 著
三笠書房 (1999年6月初版)
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