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高橋 朋宏 氏(セミナー『編集者は「いい本」をゴールにしてはいけない~2冊のミリオンセラーはこうして生まれた』より)

このページは、セミナー『編集者は「いい本」をゴールにしてはいけない~2冊のミリオンセラーはこうして生まれた』(高橋 朋宏 氏)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・『病気にならない生き方』ミリオンセラーの軌跡

●2005年7月7日配本
●初版3万部(試験販売あり)
●現在140万4千部
●シリーズ全5冊で200万部
●2006年年間ベストセラー総合5位、ノンフィクション1位

配本翌日、1万部重版 出だしが良かった。
発売から11カ月で100万部


・『人生がときめく片づけの魔法』ミリオンセラーの軌跡

●2010年12月23日配本(先行販売あり)
●初版1万5千部、現在138万部
●シリーズ全2冊で167万部
●2011年年間ベストセラー総合6位、ビジネス2位
●2012年年間ベストセラー総合7位、ビジネス1位


2011年1月24日 10万部 34日目

『病気にならない生き方』は26日目
『体温』は60日目

2011年9月27日 100万部達成


・売れる著者の発掘法

HUKがあるか?

H → 華がある人 → ヘンタイ(たとえば、書籍『人生がときめく片づけの魔法 』の著者、近藤麻理恵さんは、汚れた部屋を見ると彷彿してくる)

U → 運が上向きの人 → 売れたい願望を持っている人

K → 言葉を持っている人 → 狂気


・『体温を上げると健康になる』(齋藤 真嗣 著)のタイトルは別案もあった。『体温が下がると病気になる』。つまり、真逆の言い方。最終的に奥さんに聞いてタイトルが決まった。


・Noと言ってくれる存在がありがたい。だから、考える。


・タイトルは左手で考える。特に、音を意識している。通勤中に頭に浮かんだもの。一方、帯は右手で考える。


・編集者は「他力本願」の世界で生きている


・単行本は、キリで穴をあける作業だ。一点だけ掘り下げていくから。読者の心に深くささる。結果、「広く読まれる本」になるはず。


・読者に深く刺さる本を作るには?悩みに焦点を当てること。その際の注意点は、自分の「好き」では選ばないこと。たとえば、スポーツ好き→サッカーが好き→○○○チームが好き→○○○選手が好き、となると読者が少なくなるから。


・売れる本の作り方5カ条

目次は分類しないこと。つまらなくなるから。
網羅はしないこと。焦点がぼけるから。
説明しないこと。話が途切れるから。
完成させないこと。余韻に浸れなくなるから。
自慢しないこと。読みたくなくなるから。


・章は、読者にどう思ってもらいたいかを明確にして作ること。


・植木社長から来るメールで誤字を見たことがない。一言一句を選び抜いている。


●第20回 東京国際ブックフェア 専門セミナー
『編集者は「いい本」をゴールにしてはいけない
~2冊のミリオンセラーはこうして生まれた』より

開催日:2013年7月4日(木曜日)16時~17時
講師:株式会社サンマーク出版 常務取締役 編集長 高橋 朋宏 氏

セミナー内容:「片づけ本」としては異例の大ヒットを記録した『人生がときめく片づけの魔法』、シリーズ200万部を超えた『病気にならない生き方』。二つのミリオンセラーに共通して流れる「つくる哲学」「読まれる仕掛け」とは?

主催:リード エグジビション ジャパン株式会社 東京国際ブックフェア実行委員会
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