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山崎 武也 氏 電子書籍『一流の品格、三流どまりの品格』(ゴマブックス 刊)より

このページは、電子書籍『一流の品格、三流どまりの品格』(山崎 武也 著、ゴマブックス 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・三流 いつまでも引きずって、過去にこだわりすぎる(中略)

後から悔やんでみても、取り返しはつかない。過去の事実はまさに厳然たる事実であって、変えることは不可能なのである。それをくよくよと考えて残念がるのは、時間とエネルギーの無駄というほかない。自分の力では動かしようのないものを動かそうとしているのであるから、そこにこだわっていたのでは、自分自身も身動きができない。


・三流 日によって気分の波が激しい(中略)

嫌なことを目の前にして、笑ったり喜んで見せたりする必要はない。喜怒哀楽の人間的感情を表に出すことは、人間にとって自然な振る舞いである。その感情を能面のように表情を変えないでいたのでは、不気味である。(中略)


だが、怒りや悲しみなどマイナス面の感情については、人に当たり散らすことのないようにする。


・判断

三流 多数決などの長いものに巻かれやすい(中略)
一流 他人と自分のバランスをとった状況判断ができる


・電話、ファクス、電子メールなどという、利便性の高いコミュニケーション手段には、その便利さのために、「軽さ」がつきまとう。事務的なニュアンスが感じられるからである。


・伝え方

三流 わかってくれるはずと、という期待ばかり(中略)

伝えようとすることは、言葉が多くなるほど、理解が難しくなる。すなわち、あまり説明をしたり修飾する言葉が多くなったりすると、逆に正確に受け入れるのが困難になる。言葉は簡潔を旨としなくてはならない。そのほうが、相手の心に訴える度合いが強くなる。(中略)


一流 相手が理解するところまで自分の責任であると考える


・マニュアルは、店側としては、一定の程度以上のサービスを保障しようとするものだ。それは、客側から見ると、最低限のサービスでしかない。丁重な扱いになってだけに、逆に、慇懃無礼(いんぎんぶれい)な姿勢として映ってしまう可能性がある。

※慇懃無礼(いんぎんぶれい)とは、言葉や態度などが丁寧すぎて、かえって無礼であるさま。goo辞書より引用


・論語にある「知らざるを知らずとせよ是知れるなり」という言葉をモットーとしたほうがよい。知らないことを明確に知らないと認識することによって、知ろうとする姿勢になる。そこから、自分の知識も増えていくし、人間の進歩への道も開けてくる。


・自己アピール

三流 自分をよく見せようとしすぎる
一流 自分の失敗談や短所から話していく


・与える

三流 与えるイコール損をすることと思っている(中略)

人間の感情とは、結局はそのように相互的なものだ。何かをしてもらったら、その人のために自分のできることを何かしようとする。(中略)


人に何を与えたり、してあげたりしたことで、人が喜んでくれている。そのことを思えば、自分自身の気持ちが豊かになる。(中略)


一流 人によいことをすれば自分のためになることを知っている


・人に何かを頼まれたときに、「前向きに検討します」というのは、即座にはしないという意思の表明であり、そのことにそれほどの関心もなかったり熱意もなかったりするときだ。そのようにいって、下手に期待を持たせるよりも、無理だとか可能性は少ないとか、はっきりいったほうが親切である。


・三面六臂(さんめんろっぴ)


・西洋の諺に「繁栄は友をつくり逆境は友を試す」というのがある。成功したり調子がよかったりするときは、それほどに気を使わなくてもよい。


・三流 弱みを見せない、人を寄せ付けない(中略)

失敗するのを見たことのない人が、何かの拍子にとんでもない間違いをする。そのときに、頭をかきながら「間違えちゃった」などということを聞けば、そのとたんに、その人を身近に感じる。近寄りがたかった距離が一機に縮まったのだ。自分と同じように弱い人間であることがわかり、人間らしさを垣間見たからである。


●電子書籍『一流の品格、三流どまりの品格』より
山崎 武也 著
ゴマブックス株式会社 (2010年8月初版)
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