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書籍『本とつきあう法』(荒 正人 著、読売新聞社 刊)より

このページは、書籍『本とつきあう法』(荒 正人 著、読売新聞社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・身銭を切った本でないと、記憶もうすれるらしい。

荒 正人 氏談


・読みたくない本を読むほど下手な読書法はない。(中略)何か好奇心をおこす。疑問をもっている。それゆえ、その好奇心や疑問をみたすような本をえらぶ。そして読む。読んでひきずりこまれる。読むことは努力を要するが、その努力はたのしい。こういうアタリマエの本の読み方がもっとも正しい本の読み方である。

遠藤 周作 氏談


・本というものは、僅か数行でも役に立てば、それだけで十分値打ちがあるのだ、といったのは確か津田左右吉博士だったと覚えている

河盛 幸蔵 氏談


・人間は一生のうちどれくらい本を読むことができるのだろうか。ある人の説によると、人間の読書年数を六十年(十五歳から七十五歳まで)と見て、毎日平均一冊読むとして一生で約二万二千冊となる。

河盛 幸蔵 氏談

・どうも借りてきた本には情が移らなくて、親身になることができない。

河盛 幸蔵 氏談


・著者に忠実過ぎる読み方というのも、多くの場合、ナンセンスであるように思われる。

清水 幾太郎 氏談


・私は好んで辞書類を読む。何かをしらべるのではない、何がどうということなしに、ただばらばらとひっくり返して道楽に読む。

中野 重治 氏談


・本を書くことのむずかしさ(中略)

本というものは、何と何を入れようかと考えているうちは良い本はできないよ。何と何をぬかそうか考える方が、良い本ができる可能性が大きい

高木 貞治 氏談


●書籍『本とつきあう法』より
荒 正人 著
読売新聞社 (1967年5月初版)
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