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片山 修 氏 書籍『なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?』(小学館 刊)より

このページは、書籍『なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?』(片山 修 著、小学館 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「おいしいビールの注ぎ方」とは、どのようなものなのか。「グラスは立てたまま。まず高い位置から、ドーンと落とすように注ぎます。泡ばっかりになりますが、この状態で30秒~1分くらい待つんです。すると、大きな泡が消えて細かい泡だけが残ります。この泡がフタの役目をし、味わいを逃しません。最後にグラスを傾けて、泡の下をくぐらせ、泡をもちあげるイメージで注ぎ足します」

杉田幸平 氏談


・おいしくないビールは、ぬるいと飲みにくい。『プレモル』はぬるくなってもおいしく飲めますね


・『樽生達人の店』という形でお店の認定を始めたのは、うちがいちばん早かった。

山田賢治 氏談


・サントリーのビール事業が黒字を計上したのは、参入から45年目の08年のことだ。その間、ずっと赤字を続けていた。(中略)実際、ビール事業における赤字の累計額は、天文学的な数字にのぼるといわれているのだ。


・一人前の醸造家になるには、必ず押さえていかなければいけないビールが、いくつかある。たとえば、一般的に飲まれる淡色系の「ピルスナータイプ」と呼ばれるビールは、もともとチェコのピルゼンでつくられる「ピルスナーウルケル」が源泉だ。醸造家ならば、まずこれを飲まなければ始まらない。(中略)


ほかには『ブドワイザー・ブドヴァル』(中略)デンマークの『カールスバーグ』、オランダの『ハイネケン』(中略)ドイツなら、ミュウヘンはピルスナータイプのビールがメッカです。『アウグスティナー』『ビットブルガー』『ホフブロイハウス』など(中略)ケルンには『ケルシェ』があります。


・指導を受けた飲食店の店員は、「ビールは生鮮食品」との意識をもち、注ぎ方にこだわる。家庭で「プレモル」を飲む人々も、ビールは缶からではなくグラスから飲む意識をもつ。これらは、新・ビールの常識である。


・鳥井信治郎氏は、「利益三分主義」を掲げました。得た利益を三つに分け、その一つはお客様へのサービス、もう一つは社会還元し、残りの一つを事業拡大の資金として使うべきという信念の持ち主でした。


●書籍『なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?』より
片山 修 著
小学館 (2010年6月初版)
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