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レオ・マルティン 氏 書籍『元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術』(阪急コミュニケーションズ 刊)より

このページは、書籍『元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術』(レオ・マルティン 著、阪急コミュニケーションズ 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・自分の言葉に注意すること。それは自分の行為となるから。
自分の行為に注意すること。それは自分の習慣となるから。
自分の習慣に注意すること。それは自分の性質となるから。
自分の性質に注意すること。それは自分の運命となるから。

『タルモード』より


・自分の基本的欲求が何が、あなたは知っているだろうか。新車が欲しいとかボートを所有したいとかマイホームとかではない。基本的欲求はそういった類いのものではない。(中略)


安心感、愛情、称賛------これが、誰もが望む基本的な欲求だ。


・人は理性に従って決定するのではない。感情に従う。事実をすべて冷静に考慮して理性的に判断している、と考えているかもしれないが、それでも人は基本的欲求に従っている。


・人物を評価するとき気をつけること

レ 人から受ける第一印象に頼らない。(中略)
レ 服装や肩書のような外面に惑わされないように気をつける。
レ 自分が先入観や偏見を抱いていないかどうか、頻繁にそして定期的にチェックする。(中略)
レ 相手の独特な部分に焦点を絞る。
レ 凄く親切な人だ、または実に嫌な人だ、と会ってすぐに感じたら、じっくりと観察してその理由を突き止める。
レ 人が何をどんなふうにするかを観察するだけでは足りない。なぜそのように行動するのかという理由や背景を知ろうと努める。
レ ある行動を判断するときに、一般的な状況を見失ってはいけない。(中略)
レ 人物に対するあなたの説明は、どれを取っても解釈の可能性に過ぎないことを忘れない。


・情報員は約束を必ず守る。やると言ったことは必ず実行する。信頼関係を築く方法として、要求されなくても進んで約束を与え、それを必ず守る。


・そのような小さな口約束を決して忘れない。次に会うときには約束した本を必ず持参する。なぜなら、責任を果たせば信頼の構築につながるからだ。


・信頼関係の一部(中略)

→どんなときも相手の面目を潰さない。
→わずかな進歩でも、気づいたら指摘してあげる。そのとき心から、そしてたっぷりと褒める。
→人々を勇気づける。人が間違いを犯したら、そんなことは大したことではないという印象を与えるようにする。
→褒め方はオーダーメイド。相手の性質に合った褒め方を見つける。
→適切な場合に限って褒める。そうでないと、相手はご機嫌取りと感じてはねつける。
→相手からも信頼の証しとなるものを求めること。これは正しく、また重要でもある。ただし、自分が先に信頼の証を与えること。
→慎重にボディコンタクトを使うこと。


・→相手をあるがままに受け入れる。
→誠実さの証を示すよう心がける。
→自分の意見は正しいと主張しない。
→さまざなな異なる価値体系があることをいつも念頭に置く。
→厄介なテーマには注意深くアプローチする。
→希望と自信が外見に汲み出るようにする。


・信頼感は一方通行では成立しない。たがいに相手をよく知り、相手が何を保障してくれるかを理解することが前提となる。何も知らない人を信頼できるはずもない。


●書籍『元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術』より
レオ・マルティン 著
シドラ房子 翻訳
阪急コミュニケーションズ (2012年7月初版)
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