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小澤 淳 氏 書籍『わが子を算数嫌いにさせない家庭学習の進め方』(ダイヤモンド社 刊)より

このページは、書籍『わが子を算数嫌いにさせない家庭学習の進め方』(小澤 淳 著、ダイヤモンド社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・わが子を算数好きにするために、親子でできる7つのこと

1 計算の質をあげる(中略)
2 線分図を使いこなす(中略)
3 平面図形を味方にする(中略)
4 規則性を見抜ける(中略)
5 立体のセンスを磨く(中略)
6 記述ができる
7 数感を身につける


・本当の計算力とは「計算する力」ではなく、「計算しない力」です。(中略)

できるだけ計算をしないで済むようにすればよいわけです。計算量そのものを減らしてしまえば、結果的に素早く正解を出せる可能性が多いに高まります。


天才数学者・ガウスの幼少期のエピソード(中略)

1から100までのすべてを足した和はいくつか(中略)

ガウスは即座に、「1+100=101、2+99=101、・・・50+51=101、だから、101×50=5050」と考えて答えていたそうです。


・計算も、「精度」を求めるか「スピード」を求めるかで練習の仕方が異なりますが、まずは精度を高めるべきです。(中略)正解率が悪いのに、タイムを競ったり量を課したりするのは大間違いです。


・暗記すべき計算

0.25=4分の1、
0.75=4分の3、
0.125=8分の1、
0.375=8分の3、
0.625=8分の5、
0.875=8分の7(中略)


九九の延長。(中略)11~19の平方数(同じ数をかけた数)(中略)


11×11=121
12×12=144
13×13=169
14×14=196
15×15=225
16×16=256
17×17=289
18×18=324
19×19=361


・「線分図」とは、文章題に出てくる数量の関係性(特に和と差)を線を使って表したものです。


・〈三角形〉

正三角形
二等辺三角形
直角三角形
鋭角三角形
鈍角三角形


〈四角形〉

正方形
長方形
ひし形
平行四辺形
台形


〈円〉


扇円


・十の位以上が同じで、一の位の和が10になる2つの数のかけ算の答えにはヒミツがあります。


(例1)  56×54=3024


十の位の5が同じ。5の次は6。 5×6=30
一の位のそのままかけ算。6×4=24
あとはくっつけて3024


・立体の問題を解くにはどんな能力が必要なの? (中略)

面を足で踏んで自分を囲むように「部屋」を作れる子は強いです。それがイメージできない子(中略)「様々な立体の展開図の組み立てをイメージできる力が身につかなくなる」


・正多面体サイコロの登場です。東急ハンズなどに行けば、1個200円くらいで手に入ります。(中略)手にとって、じっくりと観察させてみましょう。(中略)


立体を「身近なもの」と感じさせることが、立体で苦労しないコツです。(中略)


・正二十面体やサッカボールなんて絶対に無理!(笑)「ゾムツール」という強い味方が市販されているので、ネットで検索してみましょう。


・記述のポイント(中略)3つあります。

その1)単位とコメントをつける(中略)
その2)何を□や①としたのかを書く(中略)
その3)絵・図・表などを丁寧に描く


・「数感」とは(中略)数字や文章の意味やイメージから、つながりを生み出し、あたりをつける力


●書籍『文系ママでも大丈夫! 中学受験 わが子を算数嫌いにさせない家庭学習の進め方~「算数ができる子」のお母さんが親子でしている7つのこと』より
小澤 淳 著
ダイヤモンド社 (2011年1月初版)
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