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野村 絵理奈 氏 書籍『5000人を変えた! 話し方の新・習慣77』(ポプラ社 刊)より

このページは、書籍『5000人を変えた! 話し方の新・習慣77』(野村 絵理奈 著、ポプラ社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・〈聞く〉と〈聴く〉、この2つには大きな違いがあります。〈聞く〉という漢字には「耳」という字しか含まれていません。でも〈聴く〉には「耳」「目」「心」という3つの字が入っています。相手を見て、心を傾けて聞くことを表しているのです。


・話を盛り上げるあいづちで簡単にできるのは次の3つ。

〈うながす〉〈止める〉〈あおる〉あいづちです。


①うながす(中略)

「それから?」「で、相手はなんと言ったの?」など(中略)


②止める(中略)

相手の話を盛り上げるのが上手な人の聞き方を見ていると、話の途中で、「ちょっと待って、ちょっと待って」と、あえて話を〈止める〉ことがあります。そこで「相手が~して、あなたが~したんですよね・・・・・・それから?」と、ここまでの話の中間まとめをするのです。(中略)


③あおる(中略)
相手の感情をヒートアップさせるのは〈あおる〉あいづちです。例えば、相手の話の途中で、「それはひどい! 社会的に通用するわけはないですよ。私でも許せないです」など、話し手の気持ちと同調するようなあいづちを打つのです。


・相手の小さな変化を口にしてみよう(中略)

それは「あなたのことを気にしていますよ」というアピールになるから。


・相手の小さな変化を口にしてみよう(中略)

〈小さな変化〉を見つけるための着眼点をご紹介しましょう。

①外見の変化に着目する(中略)
②服装、持ち物に注目する(中略)
③以前、聞いたことを覚えておく(中略)
④第三者から聞いたプチ情報を伝える(中略)
⑤相手の健康を気遣う


・どうすれば、自分の手を離れてもお客様の心に残り続けるような話し方ができるのか? ひとつは〈端的でインパクトのある言葉〉を使うことです。(中略)


〈端的でインパクトのある言葉〉を作る基本ル-ルには「一文を長くしない」「誰でも使うような形容詞を使わない」が挙げられます。


・アナウンサーが使ってはならないとされている言葉があります。それは「絶対」「とても」「いろいろ」「みんな」「たくさん」など。これらは全て、客観性のない、主観的な〈程度〉の表現です。根拠がないので、そのような言葉に説得力がありません。


・数字を使って説明してみよう(中略)

相手の心を動かすのに必要なのは〈客観性〉、それは数字や歴史、アンケートなどのデータ。つまり第三者によって作られ、証明された〈事実〉です。


「このサプリメントをお飲みになった多くの方が劇的に減量できたのです」

「このサプリメントをお飲みになった100人中、68人が3か月で5キロ以上減量できたという調査結果が出ています」

後者が圧倒的に説得力があるのがわかりますか?


・「え~」「あの~」を封印してみよう(中略)

〈沈黙〉は敵ではありません。的確な言葉を選ぶ時間であり、言葉にスポットライトを当ててくれたり、聞き手に話を整理させてくれる、〈引き立て役〉なのです。


・〈間〉には2種類あります。〈理解の間〉、そして〈引きつけの間〉。
〈理解の間〉は(中略)それまでの話を聞き手が理解し、スムーズに次に進めるようにするための〈間〉です。(中略)


具体的に言うと〈理解の間〉は、およそ3秒くらい。(中略)


〈引きつけの間〉(中略)聞き手の注意や関心をあおりたい大事なワードの前に取る〈間〉です。(中略)


〈引きつけの間〉は〈理解の間〉より短めの1~2秒でいいでしょう。


・相手にリラックスしてほしければ、自分が先にリラックスすることです。


・上手なお願いの仕方(中略)

①疑問形型
「大変恐縮なのですが、~していただいてもいいですか?」(中略)

②甘え型
「すみません、助けていただきたいのですが」「~してくれたら、とっても嬉しいんですけど」(中略)

③低姿勢型
「できなかったら、遠慮なく断ってくださって結構なんですけど」「万が一、余裕があったらでいいんですが」(中略)

④特別型
「吉田さんしかお願いできなくて」「愛子ちゃんだからお願いしたいんだけど」


●書籍『5000人を変えた! 話し方の新・習慣77』より
野村 絵理奈 著
ポプラ社 (2011年2月初版)
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