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書籍『ゼロ起業~あなたの経験・知識をお金に換えるノウハウ』(吉江 勝 著、北野 哲正 著、実業之日本社 刊)より

このページは、書籍『ゼロ起業~あなたの経験・知識をお金に換えるノウハウ』(吉江 勝 著、北野 哲正 著、実業之日本社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「吉江さんのようにMBAも中小企業診断士も持たない普通のサラリーマンがコンサルタントになった方法が知りたい」という声が圧倒的に多かったのだ。そこに「新機軸」(競合のないオンリーワンのポジション)があると確信した


・経験が浅い人や初心者に向けて、すでに自分が持っている知識を教える、いわゆる「知識差ビジネス」(自分と相手とのほんの少しの知識の差を埋めることをノウハウにしてクライアントに提供し、対価が発生するビジネス)で成功をおさめるのだ。


・実績も経験もさほどないゼロ起業家のほうがメリットを享受しやすい


・【ファイブ・フォーカス=「あなたの知識差ビジネス」(強みと売り)を発見するワーク】

1 あなたが好きで情熱が湧くこと
2 あなたが今までやってきたこと
3 あなたが人からほめられたり、喜ばれたりしたことがあること
4 あなたのコンプレックス
5 何の規制もなければやってみたいこと


・成功に欠かせない黄金則とは何だろう。それは始めることと続けることだ。


・あなたが今までに一番時間やお金を使ってきたことは何ですか?


・他者評価こそが正真正銘、オンリーワンのあなたの魅力になる。


・コンプレックスこそ「知識差ビジネス」を行う上であなたの最大の強みになるダイヤモンドの原石が隠されているケースが多いのだ。(中略)人間は自分と共通した悩みを持つ人からの現実に即した体験談(アドバイス)が聞きたいものなのである。


・メルマガは、唯一こちらからアプローチできる攻めの媒体


・毎回、メルマガ読書の勇気になり、行動を超こすきっかけになれるような内容の文章を書くように心がけている。(中略)


このとき、具体的な実在の人物をひとり思い浮かべてみてほしい。

「○○さんの元気が出るように、励ますような文体にしよう」「○○さんに仕事が改善するように今日は具体的なノウハウを書こう」等、実在するひとりの読書ターゲットに向けてフォーカスすると、その後ろには同じような立場や状態の層が必ず一定数存在するので、結果的に多くの人々の共感を呼ぶ内容になるのだ。


・メルマガでもっとも重要なのは、接触頻度なのだ。できれば日刊(毎日発行)、少なくても週刊(週に1回発行)で配信するようにしよう


・あなたが与えたものがあなたに返ってくるのだ。読者との関係性が強化できると、彼らは大変頼もしいパートナーまたはサポーターになってくれて、以後のあなたの活動を応援してくれるようになるはずだ。


・起業するならばセミナーほど活用できるツールはないだろう。セミナーには、対大勢の参加者に対する考え方を教示、伝達できるという特徴がある。さらに、都合にいいことに、セミナーによってあなたは売る人(販売者)から教える人(先生)にポジションを変えられるのだ。(中略)


その関係性の中では高額商品(主に個別コンサルティングや高額プログラム等のもっとも収益の出るバックエンド商品)が売りやすくなるというメリットもある。


・セミナーには次の2種類があることを覚えておこう。セミナーそのものを商品として、比較的高額な価格で参加者を集めて、情報を提供する対価として報酬を得る「情報提供型セミナー」と、セミナーには無料または低価格で参加者を集めて、その中の一定数にあなたが本当に売りたい高額商品やサービスを提供することで報酬を得る「顧客獲得型セミナー」である。(中略)


セミナー起業を目指す場合、後者の顧客獲得型セミナーを目指さなければならない。


・セミナーを開催したら最後にやってほしいことがある。それはアンケートだ。ただし、普通のアンケートではあまり意味がない。顧客獲得型セミナーの場合、アンケートにもクロージングのための工夫を企てるようにするだ。


私は「アンケート」ではなく、「セミナー振り返りシート」と命名し、セミナーの最後の時間をたっぷり使って、あたかもセミナーコンテンツの一部のように演出している。


この「セミナー振り返りシート」の目的はふたつある。ひとつは、もちろん参加者にバックエンド商品を購入してもらうこと。そして、もうひとつは今後行うセモナーの集客用に「お客さまの声」として活用することだ。


・「セミナー振り返りシート」

①今日のセミナーで一番よかった点はなんですか? その理由をなるべく具体的にお書きください

②それをあなたのビジネスに活かすためにあなたが明日からできることは何ですか? こちらも、できるだけ具体的にかいてください(中略)


ここでセミナーを振り返ってもらって「さて、具体的に自分は何をしていいのわからないぞ」と気づいてもらうことで、彼らはバックエンド商品の購入をいっそう真剣に考えるようになるメリットもある。


・参加者に自分にジャストフィットした解決策は、バックエンド商品を購入することでしか得られないということを認識させるのである。(中略)


振り返りシートを書いてきた人に対して、あなたが迅速に無料面接(相談)を設ける提案をする等、新たな接触機会を求める


・出版するメリット(中略)

あなたの本を読んで問い合わせをしてきた人(読者)の心理はすでにお客になることが前提になっている


・出版するメリット(中略)

全国の書店があなたのビジネスを一斉に広告してくれる


・電子書籍は商業出版に比べると誰でも出版できる点で信頼性を構築できないというデメリットがある
(中略)マスコミに取り上げられることをゴールにするのであれば電子書籍出版も考慮に値する

・マスコミから取材(中略)依頼が入るようになる(中略)

その際、以下の2つに注意してほしい。

①雑誌や新聞の取材は、できるだけ顔写真を掲載してもらえるように依頼し、最低でもホームページアドレス(URL)は必ず掲載してもらう(中略)

②取材を受ける際は、必ず自分のビジネスの関係あるテーマのものを選択する

自分に関係のないテーマで取材されてもお客が獲得できないばかりか、折角、あなたの本を読んで共感してくれた読者や既存の見込み客にも違和感を与えるおそれがある。


・私は過去に8冊の本を出したが、そのたびにこの3つのオファーを効果的に使い、約1万5000人の読者にメールマガジンへの登録をしてもらっている。


・「会員制ビジネス」というと少々、始めるのに敷居が高い印象を受けるかもしれないが、決してそんなことはない、すでに私たちの周りには無数の会員制ビジネスが存在している。


たとえばレンタルビデオやスポーツクラブ、家電量販店、塾、クリニック、歯科医、整体、マッサージ、理美容、クリーニング店、映画館、スーパー銭湯、カラオケボックス等々・・・・・・


・全国で約200人の整体師の会員を集めて、半年で1200万円以上の収入を得ている。集客(マーケティング&セールス=廿日出さん)から整体スキル(整体師=か肘井さん)、患者とのコミュニケーションノウハウ(NLP=加藤さん)、そして会計(フィナンシャル・プランナー=伊藤さん)に関する知識を、毎月1回DVDの郵送と各地でセミナーを開催するという形で提供している。


・FAXDMの利点は、明確に業種業態を分けて配信できる点にある。


・講演を拝聴したベストセラー作家の中谷彰宏さんは、「熱狂的なクレーマーやストーカーがひとりできるのは、その裏にその数十倍から数百倍以上のファンがいるということなのでむしろ歓迎すべきだ」とおっしゃっていて感銘を受けた。起業するというには、世の中に「これが自分の生き様だ」と己の価値を問いただすことでもある。


・会員制ビジネスを成功させるためには、たとえ会員が現在、どんな状況に有ろうともあなたが彼らの成功を後押しすることを絶対にあきらめずに、励まし、ねぎらい、ともに帆走するなどの行動を主体的に起こし続けることだ。成功は行動するこでしか生まれない。


・コンサルタントとコーチングはどう違うの?(中略)


「コンサルティングは」は、ある専門分野の知識を持ち、それを顧客に提供し、問題を解決していくものだ。一方、「コーチング」は、専門分野を持つ必要はない。質問や傾聴、アクナレッジメント(承認)などのスキルを使って、相手に考えさせ、答えを引き出していくのだ。「答えは相手の中にある」という前提に立つのがコーチング


・専門性を発見するヒント

専門性を見つけるための切口のヒントをここで紹介しておこう。

①業種
②職種
③階層
④地域
⑤手法・ノウハウ
⑥ジャンル(中略)


①の「業界」(中略)
「飲食業界」「自動車業界」「美容業界」(中略)


②の「職種」、これは、「営業マン専門の」とか「研究開発担当者専門の」、「歯科衛生士専門の」「ネイルリスト専門の」と職種に専門性を持たせる(中略)


③の「階層」。(中略)「社長向け」(中略)「新入社員向けの」(中略)「中間管理職向けの」「店長向けの」(中略)


④の「地域別」。これがエリアに専門性を持たせることだ。「東京専門」「四国専門」「東南アジア専門」(中略)


⑤の「手法・ノウハウ」。(中略)「アポ取り専門の」「新規開拓専門の」「クロージング専門の」(中略)「SEO対策専門」「アドワーズ広告専門」「フェイスブック専門」


⑥の「ジャンル」。これは「資金繰り」「子育て」「恋愛」「起業」「モチベーション」「出版」といった切り口で専門性を持たせるのだ。

●書籍『ゼロ起業~あなたの経験・知識をお金に換えるノウハウ』より
吉江 勝 著
北野 哲正 著
実業之日本社 (2014年6月初版)
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