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米村 秀司 氏 書籍『ラジオは君を救ったか?』(ラグーナ出版 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『ラジオは君を救ったか?』(米村 秀司 著、ラグーナ出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・震災時にはこの(※メール)アドレスに多くの情報が届いた。届いた情報は一週間で二万通を超えた。情報の内容は時間がたつに伴い次第に変化していったが、最初は病院の患者や福祉施設の入所者は無事であるという「無事情報」、次に誰々の居場所を知りませんかという「安否情報」、そしてガソリンスタンドやコンビニなどのオープンなどを知らせる「生活関連情報」を放送。


・大津波情報は何で聞きましたか。(いくつでも)

                 仮設住宅  ネットユーザー
   
ラジオ(カーラジオ含む)       21.4    40.0
テレビ(ワンセグ、車載テレビ含む)  9.1    38.9


・地震・津波情報から避難するのに実際に役に立った情報源をお聞かせください。

                 仮設住宅  ネットユーザー
   
ラジオ(カーラジオ含む)       29.2    69.3
テレビ(ワンセグ、車載テレビ含む)  12.4    46.9


・今回の大震災で注目されたのがグーグルの「パーソナルファインダー」である。これはインターネットによる安否情報サービスでパソコンや携帯電話などから安否情報を閲覧したり登録ができるシステムである。


・KTS鹿児島テレビ川内支局 今吉裕幸さん:原発が作られる自治体には、電源立地対策促進など大きく分けて七種類の補助金や交付金が国から出ます。これまでに薩摩川内市が受け取った交付金や補助金の総額は二百億円を超えていて、この一部を利用して道路や教育文化施設などが整備されてきました。


米村秀司さん:税金面では固定資産税とか多額の税収が毎年入ってくるということになると思うのですが、それはどの程度でしょうか?


今吉裕幸さん:川内原発の固定資産税は累計で五百億円を超えていますが、年々その額は減少してきています。そのほか薩摩川内市の場合、独自に使用済み燃料に対して税金をかけています。それが年間二億円になっています。


・鹿児島市 森 博幸市長(中略)

震災を受けて市長からのメッセージ(中略)

防災の基本というのは自らの安全は自らで守るという自助、地域の安全は地域住民が互いに助け合って確保するという共助、また市や警察、消防などの公共機関やライフラインに関する公共企業などが行う応急対策の公助、という三つの連携が必要だと思っています。


・福元 ついつい励ますつもりで言った言葉というのが、実は傷つく言葉だったりしますね。(中略)それよりは「大変でしたね、なんとお話ししていいか言葉もありません」と言ったほうがまだ言葉は伝わるのです。


・宮田若菜(宮崎サンシャインエフエム)(中略)

コミュニティFMは、この地域で生活している人が必要な情報をいかに早く届けることができるか。そして、その地域の人によりそったアナウンスができるかということが求められています。


・水野直樹(熊本シティエフエム)(中略)

「絆」。語源を調べてみると、もともとは家畜などの動物をつなぎとめておくための綱を意味していたそうだ。「絆」の言葉は、現在、美しい意味合いでのみ使われているが、プラスもマイナスも、すべて含んで「絆」という文字は成り立っている。


・コミュニティFM放送局一覧(JCBA加盟局)


●書籍『ラジオは君を救ったか?』より
米村 秀司 著
(株)ラグーナ出版 (2012年6月初版)
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