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滝村 桂子 氏 書籍『からだの声、聞いてる?』(サンマーク出版 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『からだの声、聞いてる?』(滝村 桂子 著、サンマーク出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・同じからだの症状の人は同じ口グセがある


・病気とは自分と身の回りの出来事に違和感があるときに、そっと「それは違うんじゃない?」というメッセージをくれる存在なのです。病気はからだが病むことなのに、「病体」と言わず「病気」と呼ぶ理由はここにある


・からだはこんなことを言っている!

目 ------ まわりの価値観に流されているよ ------ 086
鼻 ------ 無駄な情報が溢れているよ ------ 090
口 ------ 感情を抑え込みすぎだよ ------ 094
耳 ------ 聞きたくない音ばかり聞いてるよ ------ 098
のど ------ 言いたいことが言えてないよ ------ 102
首 ------ 頭がオーバーヒートしているよ ------ 106
肩 ------ 力を抜いたほうがいいよ ------ 110
背中(腎臓) ------ たくさん頑張りすぎてるよ ------ 114
骨 ------ からだもこころもまっすぐ立ててないよ ------ 118
手 ------ やりたくないこといっぱいやってるよ ------ 122
胸(肺) ------ いろいろな情報に溺れてるよ ------ 126
心臓 ------ 忙しくて休めてないよ ------ 130
肝臓 ------ いつも怒ってばかりだよ ------ 134
腹 ------ 納得しないと前に進めないよ ------ 138
腰 ------ 責任を背負い込みすぎだよ ------ 142
膝 ------ ストレスを抱えてるよ ------ 146
足 ------ どちらに進むか迷いがあるよ ------ 150


・めまいの原因 (中略)

東洋医学の五行説によれば人間のからだは「気・血・水」がうまく循環して、からだの中の滞りがなくなると言われています。つまり、逆に言うと「気」が回らないと「血」が回らない。「血」が回らないと「水」が回らないということです。


この方は息子さんのことが「気になって」、ご自分の「気が回らない」状態になっていたと思われます。


・症状とは人生のフラクタル(自己相似形)なのです


・からだの不調の原因を探るとき、実際に今、痛いところや症状が出ているところが原因でないことがよくあります。からだは本当に弱いところではなく、むしろそれをかばっている強いところに症状を出すのです。なぜなら弱っている部分にダメージを出してしまうと、それが致命傷になるかもしれないことを知っているからです。


例えば、言葉をまだ話せない小さな子どもが耳を痛がって泣いているとします。そんなときは、もちろん耳も診るのですが、耳と形がよく似ている腎臓も調べてみる・・・・・・といった具合です。


・食べ物の好き嫌いが多い人は人の好き嫌いも多いものです。甘いものが好きで、それを食べると幸せになる・・・・・・という人は「今、誰かに甘えたい」とう気持ちがあったり、ピーマンの苦味やなすびのえぐみが好きという方は人生のエッセンスとして「苦い経験」や「えぐみのある経験」も悪くないと思っていたりします。濃い味つけを好む方は、人生も濃厚に生きたいと思っていたり、薄い味を好む方は淡々とした人生を送っていることが多いようです。早食いの人は仕事の仕方もスピードを重視しますし、だらだらと、ながら食いする人は普段の生活もメリハリがあまりありません。


・移動する痛み(痛い部分がころころ変わる)を訴える方も多いのですが、そういう方は、今置かれている状況にころころ反応して、ああでもない、こうでもないと一人悩んでおられる方が多いようです。


・地球上の海と大陸の割合は7:3だと言われています。実は、それと同じ比率のものを、私たちも持っているのです。何かわかりますか? それは、からだの中の体液と臓器の割合です。また、海の成分と妊婦さんのお腹の中で赤ちゃんを守る役割を持つ羊水のミネラル成分も、ほぼ同じだと言われています。月のリズムと見てもからだとリンクしていることがわかります。特に女性は月のリズムで生きていると言われるに、月の満ち欠けと生理周期や皮膚のターンオーバーがほぼ同じなのです。


・「いのち」のあるなしが「生物」と「無生物」を分けているのではないとすると、この2つの違いはどこにあるのでしょうか? それは、栄養を取り入れて、子孫を残すための活動=生殖をしているかどうかということになりそうです。


・私たちの1分間の呼吸数は、約18回と言われていますが、その回数は、太陽が1分間に熱放射する回数や1分間に浜に寄せる波の回数と一致します。そして、18の2倍の36は人間の平均的な体温、さらに2倍の72は脈拍数、その2倍の144は正常な血圧の最高値とほぼ同じといった具合です。


「生物」の互いのリズムは、自然界のさまざまなリズムとリンクして存在している


・目

ポイント! まわりの価値観に流れているよ(中略)

目は「こころの窓」とも言いますが「目」の不調はまさにこころの状態を表していることがよくあります。充血は「怒り」、緑内障は「物事を見るときの視野が狭い」、白内障(水晶体が硬くなる)は「頑固で意固地な状態」など。目の症状を自分の今の価値観を照らし合わせてみると、わかることがたくさんあります。


・鼻

ポイント! 無駄な情報が溢れているよ(中略)

もう、これ以上、情報を入れたくないそきは鼻は詰まり、入れすぎた情報を吐き出したいときは鼻水として体外に押し流す。花粉はその作業にスイッチを入れてくれる恰好の材料になるのでしょう。いつも、外から取り入れている情報と内側から発信するべき情報のバランスを取ってくれているのが鼻なのです。


・口

ポイント! 感情を抑え込みすぎだよ(中略)

普段、知らず知らずのうちに我慢したり、怒りの感情を抑えていたりするときに現れるのが歯の不調です。自分の感情を抑えることに一生懸命で、感情をきちんと味わうことなく過ごしているなたへのからだからのいたわりの声です。


・耳

ポイント! 聞きたくない音ばかり聞いているよ(中略)

突発性難聴なども「職場の隣の席の人のヒステリックな声を聞いているのはいやだ」と毎日思っていると、本当にその人が座っているほうの耳だけ聞こえなくなるということがよくあるのです。普段は多様な音に的確に反応し対応している耳も、ある境界線を越えると、それを拒否してしまうのかもしれませんね。


・のど

ポイント! 言いたいことが言えていないよ(中略)

自分の言いたいことがうまく言えないとか、話しはたくさんしているけれど肝心なことが伝わっていないというときに咳が出たり、声が出にくかったりすることがよくあります。声枯れのときは、自分と向き合うために、かなりエネルギーを内向きに使っているとき。私などは職場の配置替えや転職の度に、声が枯れる時間が2~3週間続きました。(中略)


自分の立ち位置を確認できたり、言いたいことを伝えても大丈夫な状況ができると自ずと声も出るようになりました。


失語症などは、きっと「今は話したくない」というこころからのメッセージなのだと思います。


・首

ポイント! 頭がオーバーヒートしてるよ(中略)

一つのことに集中しすぎたり、たくさんのことを一度に考えたりするときに起こるのが首の不調です。全身を巡っていつ血液や「氣」が一気に頭に集まったまま、首のまわりで詰まってしまっているのかもしれません。首に痛みを感じたり、疲れを感じたりするときには、頭を働かせすぎているかもと自覚してみましょう。


・肩

ポイント! 力を抜いたほうがいいよ(中略)

実は肩こりは右と左の違いがあるということをご存知ですか? 脳への血流が滞りやすい人や、胃腸の調子が悪いときは左肩がこりやすくなります。さらに、心理的に何か受け入れたくない、もしくは受け取るキャパがないというときにも左肩がこる傾向があります。また、血が上りやすくイライラしやすいときや、やらなければならないと気持ちが少し焦っているときは右肩がこる方が多いようです。


他にも、肩こりは心筋梗塞の前兆であったり、内臓疾患のサインだったりと、自由な行動や思考を邪魔させるときに違和感を伝えやすい場所なのかもしれません。


・背中

ポイント! たくさん頑張りすぎているよ(中略)

毎日、たくさんの血液を濾過して体液をきれいにしてくれている腎臓。その量たるや1日に1600リットルというのですから、すごい量です。この濾過されたもののうち、分子の小さい160リットルが原尿となり、実際におしっこになるのはそのたった1%ほどです。毎日、大量の血液を濾過しても実際に体外に排出するのはほんの少し。尿となった量だけが翌日に、新しい体液と入れ替わります。


・背中

誰に期待されているわけでなくても、人はみんな、誰かの期待に応えようといつも頑張っているのです。背中の緊張はあなたへの期待度のバロメーター。でも、それって本当に誰かに期待されているのでしょうか? あなたの思い込みではありませんか? もともと一生懸命なあなたははあなたのままで十分なのです。


・骨

ポイント! からだもこころもまっすぐ立てていないよ

私たちのからだは206個の骨からできています。立つ・歩く・跳ぶ・腕を振る・ものを掴む・・・・・・。どれ一つとっても骨がなくてはできません。


・骨

ポイント! からだもこころもまっすぐ立てていないよ(中略)

骨は何からできるいますか? と質問すると、多くの方が「カルシウム」とお答えになりますが、それは正確に言うなら間違っています。骨はタンパク質でできていて、その上にカルシウムを蓄えているというのが正解です。


・手

ポイント! やりたくないことをいっぱいやっているよ(中略)

手の指の動きの善し悪しと脳の働きの関係がとても深いことがわかっています。また指の運動には頸椎が関係していて指が緩むことは首が緩むことともリンクしています。(中略)


指を動かせば動かすほど、脳が刺激を受けてどんどん神経の回路を増やしていき、活性化されていく。


・胸(肺)

ポイント! いろいろな情報に溺れてるよ(中略)

「長生き=長息」のように、吐く息が優位な呼吸は冷静な自己表現の証でもあります。情報過多の現代、昔と比べて呼吸が浅い人が増えたように感じます。これは、分析するべき情報が多すぎたり、人間関係の距離感が難しくなってきたりした結果、しっかりゆっくり冷静に、情報分析できないこととリンクしているからかもしれません。


・心臓

ポイント! 忙しくすぎて休めていないよ(中略)

私たちのからだの中で最も重要と思われている心臓は、実は血液のために生まれた奉仕の精神の塊の臓器なのです。生まれてから死ぬまで1日たりとも休まない心臓。1日10万8000回の鼓動を人によっては80年間以上も繰り返し、どんなことにも左右されず、疲れたからとサボることもありません。


・肝臓

ポイント! いつも怒ってばかりだよ

肝臓はからだの中でも最も大きな臓器です。そして大切な仕事をいくつも抱えています。一つは私たちが食べた物から吸収された栄養素を、からだの中で利用できる形に作り替えたり、貯蔵したり、必要なところへ供給したりという役割です。(中略)


そしてもう一つの大きな働きは「解毒」です。アルコールを分解しているということを知っている方は大勢いらっしゃると思いますが、その他に添加物や薬など、からだに有害な物を無害な物に変えてから、からだの外に排出しているのです。


・腹

ポイント! 納得しないと前に進めないよ(中略)

そのときどきの消化器系の様子は、自分の今の状態をとてもよく表しています。食べ物の咀嚼が足らないときは物事の意味をきちんと整理して理解することができていませんし、自分の器に合わない仕事がやってきたときには消化不良に陥ったりします。


・腹

ポイント! 納得しないと前に進めないよ(中略)

食べ物の好き嫌いが多い人は、人の好き嫌いも激しいように、食の好みはその人の生き方の好みとリンクしています。苦いものを好きな人は、ちょっと苦いくらいの経験を好みますし、あっさりとしたものは好きな人は、何事に対してもあっさりしている傾向にあります。


・腰

ポイント! 責任を背負い込みすぎだよ(中略)

腰痛の型の膝裏やふくろはぎの外側を押すと大なり小なり「痛み」を感じる方が少なくありません。これは、頭から足にかけて膀胱経(ぼうこうけい)というからだの中の一番長い気の流れの滞りを表しているのです。


・腰

ポイント! 責任を背負い込みすぎだよ(中略)

私の経験から言っても多くの腰痛の方は何かに怒っています。腰は責任の宿るところと言われていますが、背負わなくてもよいことまで背負っていたり責任感が強いあまりに「自分しかできる者はいない」という気負いを持っていたりする方が多数です。しかし、それは本当にそうなのかというところがテーマかもしれませんね。


・膝

ポイント! ストレスを抱えているよ(中略)

カウンセリング事例からパートナーとのお悩みは膝関節が出ることが多く、「自分のことをわかって欲しい」もしくは「自分のプライドが傷つけられている」というときに、膝の不調を訴えられるお客様が多かったように感じます。「夫婦二人三脚」という言葉がありますが、パートナーとのストレスは膝に症状が出やすいことが特徴です。


・足

ポイント! どちらに進むか迷いがあるよ(中略)

足首には感情が溜まったりするとも言われます。足首が固くなっているときには悲しくつらい気持ちが溜まっていたり、方向性に迷っていたり・・・・・・。最近、よくつまづいたり、足をくじいたりすることがあるという方。そんなときにはあなたの人生の方向性にも迷いがあるかもしれません。


・人は、他人の思考のクセや思い込みには気づきやすく、上手に分析できますが、いざ自分のことになると、わからないという方が本当に多くいます。むしろわからないことにさえ気づいていないと言ったほうがいいかもしれません。(中略)


自分の情報処理の仕方のクセを知っていると実は正しい情報を取ることは簡単になります。


・「あっ! これだ! これこそ、私が求める思いグセを発見できるツールだ!」と思えたのがインド密教の「宿曜経」でした。宿曜経は今から3000年くらい前にインドで発祥した歴で、インド密教の経典の中にある占星術でした。


・織田信長をはじめ、真田幸村、武田信玄、竹中半兵衛なども宿曜経を軍略として大いに活用していたそうです。当時の武将はその戦術に巻き込まれないようにするために生年月日をひた隠しにしたと言われています。その威力は凄まじく、江戸時代には、当たりすぎるという理由から封印された歴史もあるほどなのです。


・「からだ占い」鑑定書

http://tackysensei.com/?page_id=28


●書籍『からだの声、聞いてる?』より
滝村 桂子 著
サンマーク出版 (2015年7月初版)
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