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俣野 成敏 氏、中村 将人 氏 書籍『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』(日本経済新聞出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』(俣野 成敏 著、中村 将人 著、日本経済新聞出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・日本は終戦翌年の1946年、戦時中に発行しすぎた国債による債務超過のため、「預金封鎖」という手段に出たことがあります。それは、自分の預金が自由におとせなくなること。これはもう財政破綻といっていいでしょう。


・世界が認めた最初の仮想通貨は、ビットコインです。2008年にサトシ・ナカモトと名乗る謎の人物がインターネット上に、ある論文を発表しました。それが今のビットコインの基礎となっています。


・そもそも「通貨」とは、信用媒体。物々交換の代わりに発明された、価値を証明する「モノ」なのです。(中略)たとえば日本の小判は1両が文政小判で13グラムありましたから。1000両の取引になると、実に13キログラムになります。そこで人々は、現物の代わりに預かり証でやりとりするようになりました。


・「マウントゴックス」とは、当時ビットコインを扱っていた、世界最大手の取引所でした。(中略)世界ではこの事件をよそに、仮想通貨の流れがどんどん加速しています。ちなみに、世界中で格安航空券を販売しているエクスペディアや、楽天アメリカなどでは、2015年よりビットコインの決済が可能となっています。この流れには着目せずに、単にマスコミがネタにする「危険性」にだけ気をとられる・・・・・・それはとてももったいないことです。


・私たちが提唱する“最強の”節税が、「会社を持つ」ということです。つまり、これまでは個人の収入(稼ぎ)にかかっていた税金を、「自分の会社の稼ぎ」に振り替える、ということ。


・もうひとつ最強のマシンをご紹介します。それは“お金を生み出すマシン”。違ういい方をすれば、会社からもらう給料とは別のもうひとつ、新たな給料袋を持つということです。(中略)


もうひとつの給料袋・・・・・・それは「投資」です。自分自身ではなく、「お金」に働いてもらう・・・・・・。あなたのお金が、一生懸命お金を稼いでくれる・・・・・・。だから、あなた自身に労働時間はいらないのです。


・収入源を一つの勤務先だけに頼っていること、キャズムを超えないことがとても危ない時代になってきただけです。


・自分の概念を覆すような話を、同僚との飲み会の席や、社員食堂、ちょっとした雑談の場で耳にすることはまずないでしょう。お金を稼ぐための話は、実際にお金を稼いでいる人たちから聞くべきだ


・“投資の師匠”とする人であるならば、その人のいうことはすべて聞く。「やれ」といわれたことは、「ホントかよ・・・・・・」と思いながらも、全部やります。「ホントかよ・・・・・・」と思う気持ちは、あってもいいのです。なぜなら、自分と違う価値観を教えてもらっているのですから。


・1億円を持っていない人に、1億円の投資話はやってこない


・私たちは、元本保証というものに注目したことがありません。常に「利回り」を考える・・・・・・それが投資家の発想です。


・投資家の「お金を働かせる」発想は、自分の労働時間、労働力の壁を軽々と乗り越えてしまいます。彼らが行っているのは、副業ではなくて「複業」。お金を生み出す仕組みをいくつも持つ・・・・・・ということです。たとえば投資案件を3つ持つ・・・・・これが複業です。


・多数派でいる限り富を得ることはできない


・投資リターンで重きを置くのは『勝率』ですか? それとも『実益』ですか?

本当に「お金を増やす」ことを考えた際には、重視するべきはもちろん「実益」です。言い換えれば、「何度失敗しても、儲かればいい」ということです。


・多少負けることがあたっとしてもトータルで結果を残せばいい・・・・・・成功率よりトータルの金額、ということです。メジャーリーガーのイチローが「打率」ではなくて「ヒット数」を追っているのと同じです。


・2012年のクレディ・スイスの調べでは、1億円以上の純金融資産を持っている日本人の数は360万人。アメリカに次いで、いまだに世界第2位です。(中略)


それなのに、「日本の彼らに向けて営業を行う海外銀行の支店がまったくない」というのは、ちょっとおかしなことだと思いませんか?(中略)


要するに、海外の銀行を追いだしているのは日本の国策のひとつだといえるです。(中略)海外の銀行は日本の「国債」を買ってくれないからです。


・海外の銀行は、普通預金に日本の銀行よりも圧倒的に高い金利をつけています。私たちにとってはとても魅力的な存在といえるでしょう。


・お金の置き場所としてふさわしいのは日本の銀行ではなく、まだ少数派の海外の銀行。これが私たちの考えです。


・チャンスは、ピンチの顔してやってくる


・投資でやっていけないのは、「一発逆転」を狙うこと。投資先をひとつに絞って、集中投下するようなことも避けなければなりません。(中略)分散投資をしてリスクを回避する。また、相場の上がり下がりに関係なく、一定額を買い続けるいわゆる「ドルコスト平均法」も実施すべきでしょう。


・私たちは再三「投資の第一歩は、良いコミュニティを探しそこに属することだ」と主張しているのです。(中略)良いコミュニティの目安はずばり、教えてもらった投資によって授業料以上のリターンがあるかどうか? ということ。


・信用できる人の話に乗る。信用できる人のやり方をパクる。


・良い結果のときは利益を受け取り、悪い結果の時には人の責任にする・・・・・・というのではあまりに身勝手です。


●書籍『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』より
俣野 成敏 著
中村 将人 著
日本経済新聞出版社 (2015年11月初版)
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