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森岡 寛 氏 書籍『マンガで入門! 管理会計が面白いほどわかる本』(ダイヤモンド社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『マンガで入門! 管理会計が面白いほどわかる本』(森岡 寛 著、紅乃 香菜 著、ダイヤモンド社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・貸借対照表

会社の財政状態を表すものです。①会社が所有している資産、②会社が支払わなければならない負債、③資産と負債の差額となる純資産から構成されています。資産が多くて負債が少なく、純資産が大きい会社ほど安全性が高い会社とされています。


・損益計算書

一会計期間における会社の経営成績を表すものです。(中略)会社にとってはどれだけ儲けたのがわかる計算書です。また、過去と比較することで、売上や利益の伸び率(成長度合い)が把握できます。


・売上至上主義の会社がよくありますが、それは会社経営、店舗経営の目線で見ると大きな失敗を犯してしまいがちです


大事なのはしっかりと利益とキャッシュを残すことです(中略)

売上は確かに大切です

でも売上を追いかけるあまり、必要以上に値引きしたり、人件費や広告費用などをかけすぎると会社は利益が出ず赤字になりますよね

キャッシュも同じです


・利益とキャッシュを増やすにはどうすれば良いと思いますか?

①売上を上げる
②原価を下げる
③経費を下げる
④入金は早く


・交差比率という指標なんですが、商品回転率と売上総利益率をかけて算出します

資金繰りでも本当に儲かっている商品をチェックするのに有効とされているんです。


・粉飾決算(中略)

文字通り、事実と違って、上辺を飾ってそれなりに見せる決算のことなんだ

一見、数字を見ていると違和感がないように思うんだけど、どこか違和感を感じるのが粉飾決算

数字というのは、事実も表すし、同時に着飾ることもできる

だから数字を真に受けず、自分の直感を信じることも大切なんだよ


・よく行列のできる飲食店ってあるじゃないですか?

あれって、数字だけを見ると、座席数を増やしたり、お店の数を増やした方が売り上げが上がると思うんですけど

最終的な利益やキャッシュフローで見ると、実は拡大しない方が利益率もキャッシュの回転率もよかったりするわけです

規模の大きい会社=儲かっている会社とは言えないわけですね

商売って奥が深いです


・どの会社もお店が好調な時は、極力現状維持に努めて業績が下がってきてから渋々リニューアルにお金をかけようとするんだ


でも、これってじつは目先の数字を追っかけるのは目的になってしまって、中長期的には利益を失う行為になりがちなんだ


・今、咲いている花に見とれてしまって、種を撒かずに、水をやる作業も怠っていると長い目で見ると、今咲いている花が枯れてしまったときにう、大きな損失を生み出すことになるんだ


●書籍『マンガで入門! 管理会計が面白いほどわかる本』より
森岡 寛 著
紅乃 香菜 著
ダイヤモンド社 (2016年11月初版)
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