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書籍『歯周病で死ぬのはイヤだ!』(野田 隆夫 著、野田 雅代 著、光人社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『歯周病で死ぬのはイヤだ!』(野田 隆夫 著、野田 雅代 著、光人社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・歯周病を患っている人が心臓発作(以下、心筋梗塞)を起こす確率が高いということです。というのも、アメリカにおける死因のトップは心臓病です。アメリカ人の六〇〇〇万人以上もの人が、なにかしら心臓の病を抱えているというわれるほどです。


・歯周病は心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患の発症も増やします。


・歯周病を放っておくと、糖尿病になる可能性がありますし、また、糖尿病は歯周病を放置すると、進行する可能性があります。


・ガンを除くすべてが、口の中の細菌に関係します。心疾患や脳血管疾患は、歯周病菌による動脈硬化が関係しますし、肺炎は口の中の細菌の誤嚥が関係する


・八〇二〇運動(中略)八十歳になったときに、自分の歯が二〇本残っているようにしよう、という運動です。なぜ二〇本かというと、歯が二〇本あれば、口の中に四ヵ所ぐらいしっかりとかみ合うポイントができるので、ほとんどすべての食品を食べられるからです。


・歯磨きの仕方によって、歯茎が下がるケースもあります。これは、力を入れすぎて、歯茎を傷つけてしまうからです。


・歯周病の一つの指標は、歯周ポケットです。歯周ポケットが深いほど、歯周病は進行していることを意味します。(中略)また、歯肉からの出血や歯石の有無も、歯肉炎、あるいは歯周炎をを意味します。


・昔の人に歯周病がないのは、塩で歯磨きをしたからでなないだろうか、と考える方もいます。しかし、(中略)人間の寿命が歯の寿命よりいちじるしく短かったために、歯周病は問題とされなかっただけです。


・保険診療で行われている歯周病の検査項目を挙げます。

①歯周ポケットの測定
②歯の動揺度
③プラーク(歯垢)の付着状態
④咬合(噛み合わせ)の検査
⑤根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)(一一四ページ参照)の検査
⑥プラークの増加因子の検査(歯石・歯列不正・小帯異常・不良補綴物など)


・歯周病は、3Sといわれます。3Sとは、誰でもかかる(social)、症状のない(silent)、自己管理できる(self-controllable)ということを意味します。(中略)

そして自己管理できるということですが、歯周病は歯磨きをきっちり行うことで予防できますし、かかった場合には進行を抑えます。つまり、歯周病は口の中の細菌による感染と考えられていいますから、歯磨きによる菌の除去は基本です。


・歯周病を予防する磨き方は、力を入れないのがコツです。そして、左右に動かす幅は、毛が硬い歯ブラシで五ミリ程度(中略)


毛が柔らかい歯ブラシで査収に歯一本分程度


・洗口剤は、歯磨きの後に用いることで効果が高まります。


・ポケット内洗浄。歯周ポケット深部に先の細いシリンジで消毒液を流し込んで、棲みついている歯周病菌を取り除きます。※115ページ写真で説明


・悪い詰まり方(垂直)
問題の少ない詰まり方(水平)


・症状②:六〇歳代女性 肩こりと頭痛(中略)

噛み合わせを調整して二度も頭痛が治ったことで、歯から頭痛はくるんですね、と納得しきりでした。また、肩こりも意識しなくなったということです。


・金属の被せ物は、ほかの歯にくらべて摩耗しくにくいのです。その結果、数年もたつと金属の被せ物だけが高くなり、噛み合わせによる歯茎の打撲を起こします。


・歯並びが悪いことで起こること

①対人関係への影響
②唇を閉じられない
③発音の問題
④噛み合わせによる歯茎の打撲
⑤胃への負担
⑥歯が折れやすく、頬を傷つけやすい問題
⑦歯周病・歯肉炎・虫歯


・初期から中期まで歯周病が痛みがないようですが、このことは、歯周病が病気でないということを意味しません。放っておくと末期になり、症状が出たときには抜くしか方法がありません。


・歯周病は放っておくと、心筋梗塞や脳梗塞を起こします。さらに、歯周病菌が口から肺に直接入りますと肺炎にもなります。


●書籍『歯周病で死ぬのはイヤだ!』より
野田 隆夫 著
野田 雅代 著
光人社 (2008年5月初版)
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