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堀江 貴文 氏 書籍『なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?』Kindle版より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?』Kindle版(堀江 貴文 著、堀江 貴文 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・累計発行部数242万部を超える僕のベストセラー作りの全ノウハウを教えてしまおう、と思ったのが、この本を作ったきっかけだ。


・本を売るためのカラクリと具体的な方法論をすべて公開することにした。


・僕は、はっきりとした狙いを持って紙の本を出版している。それは、自分のブランディングと宣伝媒体としてのメリットだ。


・「どうしてそんな早いスピードで本が出せるんですか?」と聞かれることがあるが、ほとんどの本は編集者とライターからインタビューを受けて、それを彼らにまとめてもらうという流れで作っている。つまり、僕が10時間ほど話をすると1冊の本ができあがるという仕組みだ。


・自分が一生懸命作った本にチャンスが与えられように書店員さんに工夫してもらう。そのために必要不可欠なのが、書店営業だ。


・それに僕の場合は初刷りで3万部を保証してもらえる。3万部出せば、書店でも高確率で平積みになる。だから営業に行かなくてもそれなりに売れるのだ。


・僕のベストセラー作品のひとつである『ゼロ』の制作ストーリーを紹介しよう。この本は、佐渡島庸平さん、加藤貞顕さん、柿内芳文さん、古賀史健さんをメンバーとしたプロジェクトチームを組んで分業で作った。印税の取り分は、チーム全体で約20%、僕の取り分は普通の著者印税と同じ10%前後。


・本章では、出版社や著者でも知らない人が多い、本を売るための秘密を公開していくことにしよう。


・どうしたら本が売れるか。これはもう、完全に営業次第ということになる。本を書店に流通させている場合は、自分の足でせっせと全国の書店を回るべきだ。僕が『ゼロ』を出したときも、全国200店舗以上の書店を巡った


・関係者を増やすクラウドファンディング活用術(中略)

本を買って宣伝もしてくれる “関係者”を増やす方法として有効なのが、クラウドファンディングを使うことだ。


・僕はクラウドファンディングを、お金を集めるためではなく、人を巻き込むための手段だと考えている。


プロジェクトの趣旨に賛同して出資してくれた人は自動的に制作関係者となるので、本が出版されたときにも「これは俺が制作に関わった本なんだ」と周囲に宣伝してくれるだろう。この宣伝効果はとても大きい。


・出版社を自分で作ってしまうという戦略もありだ。水野敬也さんが書いた「夢をかなえるゾウ」という大ベストセラー本も、実は自費出版だ。仲間と一緒に出版社を設立して、そこから本を出している。会社の名前は文響社。話題の『うんこ漢字ドリル』を手がけている会社だ。


・最終章ではベストセラーを作るための奥義を教えよう。


・ベストセラーの作り方を尋ねると、「過去の大ベストセラーになった本を読むといいですよ」というシンプルな回答が返ってきた。ベストセラーを作るにはベストセラーを読む。


・さらに水野さんからは、恥ずかしい話を入れなければいけないというアドバイスももらった。


とにかく自分を全てさらけ出さなければ、読者からの共感は得られないと教えられた。これは結構勇気のいることだったけれど、綺麗ごとだけが書かれた本が退屈なのは知っていたので、『ゼロ』には自分の弱い面や、あまり人に言いたくないような経験もきちんと書いた。それで良かったと思う。


・コンテンツ配信サイトcakesの加藤貞顕さんは、100万部のベストセラーを作るには「家族、青春、恋愛、健康、お金」のいずれかのキーワードを組み込むことを勧めている。加藤さんは、あの大ベストセラー『もし高校野球の女子マネージャー


・書籍の内容が事前に公開されていたら買う人が少なくなるのではないかと心配する人がいるようだが、売り上げにはあまり影響がない。良い本は売れるのだ。


・僕の近著『多動力』は、30分で読み終えられるように作った。SNSで拡散されやすくするためだ。最後まで読んでいない人はあまり人に感想を伝えないだろう。ましてや書評を書いてくれることもない。


・自分が好きなことや得意なことを本として出版するだけで、世の中の人から勝手に信頼してもらえるようになる。あなたを応援してくれる仲間もたくさんできるし、自分の考えが活字として残り一生ものの資産になるのだ。

●書籍『なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?』Kindle版より
堀江 貴文 著
2017年7月6日発売
https://goo.gl/ooC1T3