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佐藤 幸雄 氏 書籍『現役トップリーダーが教える ネットワークビジネスパーフェクトマニュアル』(アチーブメント出版 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『現役トップリーダーが教える ネットワークビジネスパーフェクトマニュアル』(佐藤 幸雄 著、アチーブメント出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・ネットワークビジネス(以下、NBと表記)


・ネットワークビジネスは、グループのメンバーと共に目標を追いかけ、達成していく仕事です。


・ネットワークビジネスの起源は、1934年に創業された、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く、カリフォルニアビタミン社にあると言われています。


・この販売システムにより、メーカーは、通常の販売システムであれば必要になってくる流通経路や広告宣伝費を、大幅に削減できるようになりました。そして、削減できた経費を、商品の製造コストや販売員への手数料に回すことができ、自社の競争力を高められるようになったのです。


・商品を普及するディストリビューター(販売員兼リクルーター)にとっても、自分の販売手数料の他に、自らリクルートした販売員の売上に対しても報酬が発生することで、「一馬力型の報酬」から「多馬力型の報酬」を得ることが可能になったのです。


・自分が直接販売した売上の報酬にとどまらず、リクルートによって構築した“多段階(マルチ・レベル)”の販売ネットワークからも報酬が発生することから、こうした販売システムを「マルチ・レベル・マーケティング(以下、MLM)」と呼ぶようになりました。


・アメリカではハーバード大学、日本では早稲田大学や一橋大学といった著名な大学でも、経営学の授業や専門の講座の中で「MLMは、非常の効果的な商品普及方法である」として取り上げています。


・何がNBの利点や存在価値であるのか(中略)

①高品質な商品をより安価に

一般に、私たちがお店で手に入れている商品は、代理店・問屋・小売店といった「中間流通」を経由して、消費者に届けられます。さらに、その商品の存在を消費者に知ってもらうために、メーカーは莫大なお金をかけて広告宣伝活動を行っています。(中略)


一方、NBを採用しているメーカーでは、代理店・問屋・小売店といった中間流通を通さず、直接、消費者に商品を届けます。中間流通コストを省くことによって、原価にコストをかけた高品質の商品を提供することが可能になります。


(中略)


口コミでコマーシャル(宣伝)してくれた消費者に対して、定められたルールにもとづいた報酬を還元するシステムにとっています。(中略)


②法律面からの理解

日本のおけるNBは、「特定商取引に関する法律」の中に定められている「連鎖販売取引」に該当するビジネスモデルです。法律で定められた合法のビジネスであり、大手企業の数多く参入している


・ねずみ講・悪徳マルチ商法(マルチまがい商法)とは、一体どういうものなのでしょうか?(中略)


ねずみ講とは、商品が存在せず、お金だけがやり取りされる金銭配当組織のことを指します。入会すると、まず、主催会社に多額のお金を払います(中略)下位会員から集められたお金が、上位会員へ配分される仕組みになっています。(中略)


ねずみ講では、新しい下位会員が加入し続けないと、上位会員への金銭配当がストップしてしまう


・悪徳マルチ商法(マルチまがい商法)とは、どんなものでしょうか?(中略)

「マルチ商法」とは、マルチ・レベル・マーケティングを略した造語です。本来合法であるMLMの略語なわけですから、「マルチ商法」自体が悪いということではないのです。


問題なのは、「悪徳マルチ」と呼ばれる会社です。(中略)マルチ商法自体が悪いのではなく、業界の法律に違反し、消費者に被害を与えていることが問題なのです。特に、特商法違反で一番多いものは、「不実の告知」というものですが、これはある意図を持って、事実と異なることを伝える行為のことです。(中略)


例えば、「今やれば、必ず儲かるよ!」というセリフは不実の告知にあたります。「必ず儲かる仕事」など存在しないからです。


・NBに対する誤解は、ほとんどが次の2点に集約することができます。

①組織がピラミッド形態 → 上位の人だけが儲かる
②関わる人が増えることで収入になる → 人を利用している


・ねずみ講・悪徳マルチ商法・NBの違い

ねずみ講   悪徳マルチ商法(マルチまがい商法)  ネットワークビジネスNB

商品   無(お金だけ)  有(高額・耐久品・粗悪品で価値がない)  有(適正価値・消耗品・高品質⇒他で手に入らない)


収入  先に始めた者勝ち(収入の逆転なし)  先に始めた人が有利なケースが大半(数年・数か月でつぶれる会社が多い)   後先関係なく、頑張った人が収入を取れる(収入の逆転あり⇒公平)


法律  違反(無限連鎖講防止法)  グレー(被害が出たら取り締まられる)   合法(特定商取引・連鎖販売取引)


特徴  マネーゲーム   特商法違反(不実の告知など) 薬事法違反 在庫・ノルマ・ローンがある 強引な勧誘がある メンバーのほとんどがビジネスメンバー(誰かが売り続けないと収入が止まる)    法律を遵守(クーリングオフ・概要書面) 在庫・ノルマ・ローンなし(少額で会員になれる) ビジネスをする・しないは自由 メンバーのほとんどが愛用者(リピートにより収入が安定する⇒権利収入) 


・「上が儲かる」という点について言うと、NBはむしろ逆です。なぜなら、健全なNBの会社には、ほぼ必ず“収入の逆転”という仕組みがあるからです。これは、大きな組織を作りさえすれば、自分よりも先に始めた人より高い収入が得られる仕組みのことです。


・NBは今の会社に所属しながら参加できますし、始めるにあたって、必要な資金もごくまずかしかかからず、年齢・性別・学歴も一切関係ありません。


・NBは、(中略)無駄な中間流通マージンを省くことで、高品質な商品を安価で提供できる流通の仕組みであることから、「NBとは、流通業である」と説明する人も多いようです。


・NB最大の価値
------権利収入(中略)


世の中には、高い収入を得ていても、「仕事に追われて自分の時間がない」「家族と一緒にいる時間がない」という人が沢山います。また、時間の自由はきくけれど、収入が少ないという人も大勢います。


・「真の豊かさ」は、お金だけでは得られませんし、時間があれば良いということでもありません。お金を時間が両立して、はじめて「豊かさ」を得られると思っています。


・NBの最大のメリットは、この権利収入にあると私は捉えています。


・「権利収入」について説明しましょう。一般に知られている「労働収入」と比較してみるとわかりやすいかもしれません。「労働収入」とは、労働の成果(労働時間や仕事の成果)に比例して増える収入のことです。この収入は、その代価として、自分の時間を消費するという特徴があります。


・例えば、サラリーマンの賃金も労働収入です。(中略)収入が増えるメリットはありますが、その分、自分で自由に使える時間が減ってしまうというデメリットもあります。


また、病気やケガで仕事ができなくなれば、収入が減ったり、なくなってしまうこともあります。いわば、自分の時間を“切り売り”して得ている収入が「労働収入」だということです。


・NBで権利収入を得ようと思った場合、最も適した商品は、毎日使う生活必需品で、かつ消耗品であることです。ここは非常に重要なポイントです。「生活必需品で、消耗品」が良いのは、使った人が商品を気に入れば、使い切る度にリピートされ、毎月のように売上が上がるようになるためです。(中略)安定度が格段に高いのです。


・NBの可能性
------収入の差はシステムの差(中略)

コンビニ店員が、いくらレジ打ちや陳列を早くできるように能力を高めても、時給一万円にならないのは、コンビニの仕事がそういうシステムだからです。しかし、NBは違います。やればやるだけ、しかも一人の力ではなく、人の手を借り、組織力で大きな収入を得ることができるのです。


・「組織力の可能性」を理解する、良い例をご紹介します。あなたが、総勢780人のメンバーがいるサークルの代表だったとしましょう。(中略)もし、あなたが、その連絡をひとりでしなければならない場合、一人あたり3分かかるとしたら、休みなく掛けても39時間かかります。(中略)


自分が5人のメンバーに伝えます。一人あたり3分なので15分。次に、その5人が、同時進行でさらに5人ずつに伝えます。(中略)それを繰り返すと、開始から45分で125人、60分で625人に伝わることになりますから、一時間で合計780人に伝わることになります。


・NBは、自分の頑張りと組織の成長次第で、短期間で収入が取れるシステムです。大きな組織を持てば持つほど、商品の流通量や売上が増えるので、収入が増えるのは当たり前のことなのです。


・人に何かを伝える時は、言葉だけでなく、あなたの自信や確信の度合いも一緒に伝わっています。例えば、男性が女性にプロポーズをする時、「多分幸せにできると思うけど・・・・・・、結婚してくれるかなぁ・・・・・・」と言ったらどうでしょう? 相手が、そんな人についていって大丈夫かな? と不安になると思います。


・よく、NBに携わると「友達をなくす」と言われますが、それは大きな誤解です。もし、NBで友達をなくす可能性があるとしたら、嫌がる相手に無理やり商品を買わせたり、興味がない相手にしつこくアプローチした時でしょう。どんな仕事でも、そんなやり方をしてしまえば、友人をなくします。NBに限ったことではないはずです。(中略)


友人に収入を取らせてあげて、どうして友人をなくすのでしょうか?


・NBの原点は、商品を使って、その感動を周りの人たちに伝えていくこと


・NBは団体戦です。助け合ってフォローしてくれるチームこそが、良いチームだと思います。


・「性相近し、習相遠し」という言葉があります。これは、「人の生まれ持った能力というのは似たり寄ったりであるが、その後の習慣や学習によって、大差が生じる」という意味です。


・いくらの収入を、いつまでに達成するのか、「金額」と「期限」の両方を明確に定めて下さい。または、いつまでに「○○をやりたい」「○○が欲しい」といったことをはっきりと決めてください。


・1953年、アメリカのエール大学で、(中略)「将来どうしたいか」「どうなりたいか」といった目標を明確に定め、それらを紙に書き出していました。(中略)


20年後、卒業生たちを追跡調査したところ、驚くべき結果が判明しました。目標を紙に書き出していた、3%の卒業生の保有資産の合計が、残り97%の学生の保有資産の合計をはるかに上回っていたのです。(中略)


目標を明確に定め、それを紙に書き出すこと


・NBは人と接する仕事だということは肝に銘じておいてください。周りに不快感を与えたり、そのために損をしたりしていることがあれば、一刻も早く直すべきです。


・「NBとは、何をする仕事ですか?」と聞かれたら、私はこう答えます。「誰を・誰に・いつ・どこで会わせるか」を段取りする仕事です、と。


これは、「自分で話さず、きちんと話せる人に会わせて、伝えてもらう」ということです。繰り返しますが、ポイントは「自分で話さない」という点にあります。


・よく、「おしゃべりで、お節介で、世話好きな人」が上手くいくと言われますが、統計的にも私の経験的にも、50歳以上の女性がそれに当てはまることが多いようです。(中略)「50歳以上の女性」や、彼女たちの中でネットワークを持っている人は、忘れずにピックアップしていきましょう。


・いざ面会の時には、相手のニーズや「問題点」を探るように心掛けましょう。「ニーズ」とは、「その人が求めていること、欲していること」といった願望や夢を指します。(中略)


また、「問題点」とは、仕事に対する不満や経済的な不安、健康面に対する心配など、その人が「何を避けようとしているのか」といったことです。


・ニーズ・問題点を探る
アポイントにつながる質問術(中略)


次のキーワードから探ると良いでしょう。

(中略)家族
(中略)仕事
(中略)趣味
(中略)お金
(中略)夢
(中略)健康


・私がよく使う質問として「ずっと今の会社で働くご予定ですか?」「将来、やりたいことや目指していることはありますか?」というものがあります。さらに「そのために何か取り組んでいることはありますか?」と掘り下げて質問すると、意外にも何もしていないことが多いのです。


・「色々な業種の優秀な方が参加しているビジネス」「社会貢献と人材育成を理念としている会社」といったことを伝えると安心感を与えます。


・「それで、あなたはどうなっているの?」「いくら収入を取っているの?」(中略)

こうした質問に対して「まだ始めたばかりなので・・・・・・」と気弱な態度を見せてしまうのは禁物です。(中略)「3ヶ月後に〇万円取れるように頑張っているよ」または、「一年後には○○になりそうだよ」といった具合に、未来志向の前向きな回答をするようにしましょう。


・自己流は事故流とも言われ、間違いなく失敗します。


・高収入を目指すのであれば、商品アプローチ(商品から伝える)ではなく、ビジネスアプローチに徹する方が有効です。健康食品などの場合、体感が出るまでにはある程度の時間がかかるものです。


・実践編Ⅱ------アポイントから登録・フォローまで(中略)

あなたがゲストのCさんに話すところを、Aさんから話してもらうわけですから、事前情報としてあなたが伝えたいことはもちろん、CさんのゲストプロフィールをAさんに伝えておくことが必須です。(中略)

1.氏名・年齢・職業
2.あなたとの関係
3.今回どのように誘ったか?
4.Cさんのニーズ(夢・やりたいこと・問題点を分かる範囲で)
5.健康状態
6.その他、要望や話して欲しくない話題


・実践編Ⅱ------アポイントから登録・フォローまで(中略)

⑥待ち合わせ

待ち合わせ場所ですが、3人揃って駅の改札で待ち合わせすることは避けてください。Aさんのティーアップになりませんし、歩きながらではCさんへの対応が難しいという理由があります。


・実践編Ⅱ------アポイントから登録・フォローまで(中略)

⑦席の配置(中略)

「角テーブル」の場合は、Cさんの座る位置が、必ず、壁に向かって正面になるようにしてください。壁が正面にあると、人の出入りが目に入らないので、集中して聞くことができます。ちなみに、Aさんはその対面、つまり壁側に、BさんはCさんの隣に座ります。


・実践編Ⅱ------アポイントから登録・フォローまで(中略)

⑩クロージング(意思確認)(中略)

是非、私と一緒にやりませんか?」もしくは、「まずは、商品を使ってみませんか?」と投げ掛けます。


・実践編Ⅱ------アポイントから登録・フォローまで(中略)

⑪登録後(中略)

登録後に、Cさんが、次の3つのタイプのうち、どのタイプなのかを必ず確認します。


①愛用者タイプ
商品を利用するだけで良い(口コミは一切しない)。

②お小遣い稼ぎタイプ
自分の使っている商品をタダで愛用できる程度、もしくは、月に2、3万円の収入を得る程度で良い。

③ビジネスタイプ
仕事として捉え、月5万円以上の収入にしていきたい。


・NBというのは、パートナー探しの仕事と言えます。10人の愛用者よりも、一人のビジネスパートナーを見つけることが重要です。


・同意を得る(中略)

ここからが大事です。「ただ、それだけの収入を得るにはセミナーに参加する必要もあるし、時には厳しいことも言うかもしれないけど、よろしいですか?」と同意を得るのです。


・ゴシップは禁物です。ゴシップとは、人の悪口を言ったり、批判や批評することです。言った方も、言われた方も、聞いた方も、みんな気分が悪くなりますし、組織崩壊の最大の原因でもあります。


・特に初期段階は、分からないことだらけです。それを自分で処理しようと思わず、素直にアップラインに聞くことが必要です。アップラインは、あなたの成功があってこそ自分も成功するわけですから、遠慮はいりません。


・ネットワークビジネスでは、一人一人がビジネスオーナーであり、誰かに雇われていうわけではありません。(中略)自分はオーナーだから、という考えで行動してください。例えば、セミナ―には、アップラインに誘われなくても、自分から参加してください。


・成功者をパターンを表す言葉に、「知覚動考」という言葉があります。成功する人は「知」ったら、「覚」えて、「動」いてから、「考」えるという行動パターンをとります。(中略)


ちなみに“知覚動考”は、「ともかく動こう」と読むことができます


・成功しているリーダーは、この仕事は「断られる仕事」だと思っています。なぜなら、全員が興味を持つわけではないと知っているからです。このビジネスは、「確率」のビジネスです。(中略)


通常は10人に声を掛けてアポが取れる確率は3割程度だと思います。


・動物園のゾウも、つながれている杭を外す力があるにもかかわらず、子ゾウに時に杭を外そうとしても外れなかった経験があるために、大人になってからも杭を外そうという行動を起こしません。つまり、「条件づけ」されてしまっているのです。人間にも同じことが言えます。


・ある統計では、NBを10年続けた人の96%は、当初、思い描いていた以上の収入を得ているというデータがあるそうです。NBは、「勝ち抜きゲーム」でなく、「生き残りゲーム」だと言えます。


・アフリカのある部族では、日照りが続いて水不足となった時、祈祷師がある踊りをするのですが、その踊りをすることによって雨が降る確率は、信じがたいことに、100%なのだそうです。なぜなら------雨が降るまで続けるから、です。(中略)


これが成功率100%の秘訣なのです。


●書籍『現役トップリーダーが教える ネットワークビジネスパーフェクトマニュアル』より
佐藤 幸雄 著
アチーブメント出版 (2011年9月初版)
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