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ノバク・ジョコビッチ 氏 書籍『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(タカ大丸 翻訳、三五館 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(ノバク・ジョコビッチ 著、タカ大丸 翻訳、三五館 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・人類の歴史においてもっとも普遍的ともいえる食料------小麦は、あらゆる加工食品に使われている------を取り除くことが、どうしてアスリートの新境地を拓くことにつながり、アスリートが秘めているポテンシャルを最高レベルまで発揮させることにつながるのか?(中略)


この問いの答えが、私にも少しずつ見えてきた。小麦は消化機能を劣化させることがあり、胃酸逆流から潰瘍性大腸炎、その他の腹部機能不全を引き起こすことがあるのだ。

ウイリアム・デイビス(医学博士)


・小麦を食べるというのはだれにとっても日常のことで、それはプロスポーツ界のアスリートも例外ではない。ところが、小麦こそがパフォーマンスを鈍らせ、精神的集中を削ぎ、世界王者さえも屈してしまうほどの障壁となりうるのだ。

ウイリアム・デイビス(医学博士)


・体が受け付けない食べ物を口にしていると、体は鼻づまり、関節炎、内臓のけいれんといった形で信号を送ってくる。医師によると、私の体に発生した喘息から関節炎、心臓病やアルツハイマー病に至るまで、すべてある種の炎症なのだ。


・人生好転の設計図(中略)方法は簡単だ。まず2週間、食事からグルテンを排除する。その後、2週間にわたり余計な糖分と乳製品を取り除き、体がどう反応するかを見るだけだ。


・私の呼吸困難は、体内の消火システムの不均衝が原因で、それにより腸内で毒物が発生しているというのだ。これが、1万4000キロ離れた場所から下された驚くべき診断だった。


・試合がないふつうの一日の過ごし方(中略)


ランチに入る。食事は、糖分とタンパク質を避け、私は必要とするグルテンフリー・乳製品なしの炭水化物だけを摂取できるようにしている。


・あらゆるアレルギーを調べるELISAテスト(中略)自分が何に対して過敏で不耐性があるのかがわかると、大した努力もせずに劇的な変化をもたらすことができる


・パンとパスタに別れを告げる


・これまでの食べ方や生き方にしがみついていると、さまざまな問題の直面することとなる。だから、食べ方を変える必要があるのだ。


・▶肺:午前3-5時。喫煙者ではなく日々体に気を遣っている人でも目覚めの際に咳をするのは、就寝中に肺が体内のゴミを処理しているからなのだという。


・グルテンとは、小麦やライ麦、大麦など穀物に含まれているタンパク質である。これがパンに柔らかさを出す「糊(グルー)」の働きである。


・農業遺伝子工学を研究する科学者たちの研究によると、遺伝子組み換え小麦―――今日地球上で食されている小麦のほぼ100パーセントだ―――に含まれるグルテンは、自然界に存在するものとは構造的に異なるという。


・今、「インシュリンを急上昇させる食物は?」と問えば、あなたは糖分が多い食べ物を連想するのではないか。キャンディ、アイスクリーム、蜂蜜、あるいはクッキーかもしれない。(中略)だが、それよりもさらに速く血糖値を上げてしまう食品は何か(中略)小麦だ。全粒小麦でさえもそうだ。


・体が発する声に耳を傾けてほしい。


・牛乳の半分は糖分(中略)もう一度繰り返す。グラス1杯の1パーセント牛乳のカロリーの半分は糖分なのだ。


・化学薬品は肉体にどんなことを伝えるのか? 多くの研究でわかってきていることは、こういう化学薬品が肉体に対して出す指令の一つは「体重を増やせ」だということだ。


・私が氷水を飲まない理由(中略)

氷水を飲んでしまうと、体は水を体温(37度)まで温めるために消化器官へ余計な血液を送り込む必要がある。冷水を温める過程ではいくばくかのカロリー燃焼につながるが、それにより消化が遅くなるうえに、私が本当に求めている筋肉への血流が妨げされてしまう。


・スプーン2杯の蜂蜜(中略)できるだけマヌカハニーというニュージーランド産の物をとるようにしている。これはマヌカという木で育てられたミチバチからとった色が濃い蜂蜜で、通常の蜂蜜よりもさらに大きな抗菌作用がある。


・私は水分のとりすぎにもならないよう気をつけている。多すぎる水分のせいで。せっかくとった有益なミネラルとビタミンを流してしまいたくない。私は自分の尿が透き通っていれば、多少水分過多だとうことに気づいた。おしっこには、多少の色がついているほうがいいのだ


・最初に病院で血液検査を受ける。食物アレルギーを扱う病院であれば、保険の枠内で受けることができる。6000円程度で、採血後1時間弱で結果が出る。

訳者あとがき(中略)タカ大丸


・朝にココナツオイルを入れたコーヒーを1杯飲むと、たしかに食べる量自体が減り、明らかに脳機能向上が見られる。要は原稿を書くのは早くなったのだ。

訳者あとがき(中略)タカ大丸


・グルテンが体内に入ると、小腸・大腸を含む腸全体で吸収されます。その際にタイトジャンクション(密着結合)が開き、腸内細菌から分泌された毒素が脳に運ばれ、脳に炎症が発生します。脳の炎症のために神経細胞は十分なニューロトランスミッター(神経伝達物質)が蓄積できず、それが初動の遅れとなって現れます。

白澤卓二(順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授)


・ここで重要なのは、グルテンはあくまでも小麦を構成するほんの一成分にすぎず、悪いのは「小麦」そのものだということなのです

白澤卓二(順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授)


・血糖値を必要以上にあげないのが目的です。蜂蜜の摂取は、砂糖の摂取と比べて血糖値がそれほど上がりません、。そのため、インシュリンを刺激しません。このインシュリンが人体にとっては大きなブレーキになります。ジェコビッチ選手の肉体を見ると、極限までインシュリンの分泌を抑制し、ほぼ純粋にケトン体だけを動力にしていることがすぐにわかります。

白澤卓二(順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授)


・一つ大きな問題があります。現在栽培されている小麦は、1960年代の小麦とは似ても似つかぬまったく別の作物です。詳細は、私は翻訳したウィリアムズ・デイビス博士による『小麦は食べるな!』(日本文芸社)に譲ります

白澤卓二(順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授)


●書籍『ジョコビッチの生まれ変わる食事』より
ノバク・ジョコビッチ 著
タカ大丸 翻訳
三五館 (2015年3月初版)
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