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書籍『くまモンの秘密~地方公務員集団が起こしたサプライズ』(熊本県庁チームくまモン 著、幻冬舎 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『くまモンの秘密~地方公務員集団が起こしたサプライズ』(熊本県庁チームくまモン 著、幻冬舎 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・本人は、しれっと、ある意味、熊本 背負っています。


・小山薫堂さんが以前、熊本にいらしたとき、「自分たちの県を自分で宣伝するより、例えば隣の県の人が宣伝してくれたほうが、人って聞く耳を持ちますよね。互いに隣の県のPRをする。そんな企画ができたら面白いですよね」といった趣旨のことを話されていました。(中略)


はるか熊本の地からやってきて、大阪に出没し、大阪のPRをしてくれる太っ腹な(いや、外見ではなく)ゆるキャラ。そのゆるキャラくまモンに大阪のみなさんが親近感を持ってくれれば、おのずと熊本にも興味と感心を持ってもらえるに違いない。


・名前を覚えてもらえないので、名刺作りました。くまモンが大阪で活動を展開するのにあたって考えた秘密兵器のひとつが「名刺」でした。


・「いちおう、公務員です。」
くまモンって公務員だったの!? (中略)
他にも、
「ある意味、熊本 背負っています。」
とか
「知事にも顔がききます。」


・「刺激がほしいなら、カレシより カラシ」


・くまモンという名前は、「熊本者」から来ています。「熊本者」は、「熊本人」と言ったほうが分かりやすいでしょうか。(中略)「者」を熊本では「モン」と発音しますから、「熊本者」は「くまもとンモン」となります。これを縮めてくまモン。


・歩く、熊本名物です。と、名刺交換をしながらさりげなく自己PRです。


・熊本県天草出身の小山薫堂さんです。


・小山さんの考えは、「自分たちの身の回りには、びっくりするほどいいものがたくさんある。それを再発見しよう。そしてそれを他県の人に宣伝するばかりでなく、まずは自分たちが楽しもう。そうでないと、よその人だっていいとは思わない」


・熊本県には、名前こそ「熊」という字が入っていますが、野生のくまはいません。本物のくまがいるのは動物園やテーマパークだけ。(中略)「熊本ってくまが出るんですか?」と誤解されてしまう。だからなるべくくまのイメージをさせないように気をつけていた


・私たちには、人気キャラクターを作ろうというはっきりとした考えが、最初からあったわけではありません。どちらかというと先に戦略があって、キャラクターが後からポコッとできた。そこでこのキャラクターを最大限活用しようとしたに過ぎません。


・振り返ってみればこれがポイントだった、というものを整理してみました。

1 ターゲットを明確にする
2 TPOに合ったメディア戦略
3 SNSの最大限の活用
4 くまモンの爽快な動き・表現の豊かさ
5 くまモンを活用したPR・広報へのトップの理解と支援


・くまモンは「くまもとサプライズ」プロジェクトの一員として登場し、異例のスピード出世を成し遂げて、熊本県の営業部長にまで昇進しました。


・なぜキャラクター利用料を無料にしたのか(中略)

ご存じのようにくまモンのキャラクター利用料は無料です。織田信長が「楽市楽座」で経済を活性させたように、みなさんにくまモンで儲けてもらい、熊本が元気になればいい。まずはくまモンが有名になることで、自然に熊本も有名になるという発想です。


●書籍『くまモンの秘密~地方公務員集団が起こしたサプライズ』より
熊本県庁チームくまモン 著
幻冬舎 (2013/3/15)
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