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光岡 知足 氏 書籍『人の健康は腸内細菌で決まる~善玉菌と悪玉菌を科学する』(技術評論社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『人の健康は腸内細菌で決まる~善玉菌と悪玉菌を科学する』(光岡 知足 著、技術評論社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・たとえば、「ヨーグルトを食べると生きた菌が腸内に届き、それが増殖して悪玉菌を抑える」と多くの人は考えていると思いますが、これは必ずしも正しいとは言えません。食品から摂取した善玉菌が腸内でプラスに働くメカニズムは、じつはもっと別のところにあると考えられるからです。


・「腸内細菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)の割合が年齢によって変化する」という興味深い事実があります。


・「発酵」と「腐敗」の違いは何か? (中略)

発酵が糖の分解によるものに対し、腐敗はタンパク質の分解により起こります。微生物が関与する点は同じですが、タンパク質の分解はヒトにとって有害なアンモニア、アミン、インドール、スカトールなどの腐敗物質の生成につながり、体に害を及ぼすことなのです。


・メチニコフと「ヨーグルト不老長寿説」(中略)

「無脂肪のヨーグルトを毎日300~500ml摂ると整腸作用が促される」ということもすでに触れています。


・腸内フローラを改善するヨーグルトの摂り方とは? (中略)

まず、一番意識しなければならないのは摂取する量です。(中略)「無糖・無脂肪のプレーンヨーグルトを一日に最低でも二〇〇ml摂る」ということが、腸内フローラのバランスを整え、健康状態を増進させれいくための一つの目安となると言えます。(中略)


なお、病気や体調不良に悩まされている人には、一度に多数の有用菌(ビフィスズ菌、乳酸菌)が摂取できる乳酸菌製剤(乳酸菌生産物質)がおすすめです。


・長寿地区の健康を支えた食事とは(中略)

それは、「野菜や果物が非常に多く、肉類などの動物性タンパク質が少ない食事を常食している」という点です。


・オリゴ糖には、主に血糖値の急上昇を抑える働きとビフィズス菌のエサになり、その増殖を促す働きがある。ビフィズス菌が増殖すると乳酸や酢酸が生成され、腸ぜん動が促されるため、結果として便秘の改善にもつながっていく。


・便の状態を把握する5つのポイント

①量 日本人の平均的な排便量は、一日125~180gほど(バナナ1~2本弱)。(中略)
②色(中略)
③形と硬さ
④におい
⑤規則正しい排便習慣


・便秘を改善する方法

ヨーグルト(中略)
食物繊維(中略)
オリゴ糖(中略)
ストレスケア(中略)

腸内フローラの改善 → ← 便秘の解消


●書籍『人の健康は腸内細菌で決まる~善玉菌と悪玉菌を科学する』より
光岡 知足 (みつおか ともたり)著
技術評論社 (2011年3月初版)
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