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水島 広子 氏 電子書籍『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ Kindle版』(日本実業出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ Kindle版』(水島 広子 著、日本実業出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・言葉は、決して、沈黙を埋めるための道具ではありません。何かを伝えるための手段なのです。


・例えば、「あなた、ゴミ出しもしてくれないの?」と言うと、相手は「自分が責められている」と感じてしまいますが、「私、今余裕がないからゴミ出ししてくれるとすごく助かるんだけど、お願いできる?」と言えば、相手が快く従ってくれる確率はぐっと高まるでしょう。相手を責めているような要素(本来すべきゴミ出しをしていない)がまったくないので、防衛したり抵抗したりする必要がないからです。「自分の領域」の中で話している限り、滅多なことでは問題が起こりません。


・相手に何かを依頼するときには、婉曲な伝え方をするよりも、自分の領域内だけでできるだけ直接的に話したほうがはるかにうまくいくのです。


・アドバイスと情報提供の違い(中略)「この人はこうすればいいのに」「どうしてこんなことに気づかないんだろう」など、「相手を変えたい」という動機を持ってすることであれば、それは情報提供ではなくアドバイスということになります。


・目的が見えない会話は、人を不安にさせ、話しにくくする


・○○さんのこと、あなたはどう思っているわけ!?」と詰め寄られたら(これは滅多にないはずですが)、「私は人を見る目がないからよくわからないけど、あなたがすごくストレスを感じるのはわかる」


・あなたのことが不満だから何とかして」と言うよりも、「私は困っているから助けて」と言われたほうが、もちろん雰囲気も平和ですし、相手の協力も得やすいでしょう。


・謝罪に訪れた際には、「許してください」と、相手に直接許しを請うような真似はしないほうがよいでしょう。いつ許すかというのは相手の領域の話です。不愉快な思いをさせておきながら、さらに「許し」まで要求するのかと、かえって怒らせてしまう可能性もあります。


●電子書籍『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ Kindle版』より
水島 広子 著
出版社: 日本実業出版社 (2014年2月初版)
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