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佐々木 則夫 氏 書籍『なでしこ力~さあ、一緒に世界一になろう!』(講談社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『なでしこ力~さあ、一緒に世界一になろう!』(佐々木 則夫 著、講談社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・仲間を思いやり共感する心は、それも特に日本の女性にこそ強く備わっているように感じられる。そしてそのような心は、僕たち男性が想像している以上に重要なのだと感じられる。


・日本の女性に備わるポジティブなパワーを、僕は「なでしこ力(ぢから)」と呼ぶ。


・彼女たちの「ひたむきさ」はどこから生まれてくるのか。(中略)なでしこジャパンのひたむきさの源は、「私にはできる」と、自分を信じる心なのだ。


・チーム内での競争こそ、選手をのばすために欠かせないものだと判断した。


・理不尽な局面でも、気持ちをすぐに切り替えて全力を出せるかどうかが、サッカーの世界では重要だ。


・北京の2つのオリンピックで、全日本女子バレーボールの監督を務めた柳本晶一氏は、男女の限界の差を次のように表現している。(中略)「女性は限界までトレーニングをしても、別のことをする余力を必ず残しておくものなのだ」と、その特質を理解し、認めているのだ。


・「コーチ」の語源は、「馬車」だ。コーチという言葉には、「人をある地点まで送り届ける」役目を担う人、という意味がある。ではコーチが馬車なら、選手は何だろう。答えは「乗客」だ。(中略)


選手を馬のようにムチで叩いて走らせることではなく、乗客である選手たちを目標の地点まで送り届けることだ。


・僕の指導理念は、選手に自分らしさを表現させる、ということで一貫している。


・本当にリスクとは「失敗すること」ではない。成功の反対は失敗ではなく、「やらないこと」だ。自分らしさを表現できず、指示を待ち、言われたことだけをこなしていては、本当のサッカー選手にはなれはしないし、本当の自分の人生を生きることはできない。


・なでしこジャパンは、いつだってよく笑う。特に平常心を失いがちな場合こそ、笑うことで頭をクールダウンさせることができる、と僕は考えている。心は熱く、頭はクールに。


・僕が父の背中から学んだ最も重要なことは、「肩書は部下を守るためにある」ということだ。したがってサッカーにおいても、監督は選手を守る立場にあるべきだと僕は思っている。


・身だしなみとは、女性と接する際にそれほど重要な要素の一つなのだ


・選手が成長するかどうかは、技術や知識ではなく、「決意が本物かどうか」で決まるもの


●書籍『なでしこ力~さあ、一緒に世界一になろう!』より
佐々木 則夫 著
講談社 (2011年1月初版)
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