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中村 うさぎ 氏 電子書籍『ショッピングの女王 Kindle版』(出版社: 文藝春秋)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『ショッピングの女王 Kindle版』(中村 うさぎ 著、出版社: 文藝春秋)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・この日本で一番エラいのは、マグロの大トロと、松阪牛である。世界でのランキングは知らないが、少なくとも日本国内では、このふたつが最もエバってる食材だと私は思う。

・やっぱ松阪牛ともあろうお方は、高級そうな店で、もったいぶって登場してくださらないと、こっちの気が済まないのである。


・手に入らないと言われると、ますます燃え上がるのがストーカー魂である。


・軽量化がもてはやされる時代にヴィトンのトランクが相変わらず重いのは、「自分でトランクを運ばない階級の人々」に向けられたブランドだからこその反時代性だ。それが、逆にヴィトン信仰の幻想を支えている。


・ケーキの数が少なくて(三種類くらい)、代わりにお汁粉やお団子、ドーナツやホットケーキといった、全体的に東西オヤツ勢揃い的構成なので


・マリー・アントワネットのお茶会に、勘違いした水戸黄門が乱入した気分だ。


・手のひらに載るほどの小箱に入ったヤツが、ひと箱一万円だってよ。驚いたね。チョコ食べ過ぎたら鼻血が出るって、昔、母親に言われたもんだけど、食べるどころか値札見た時点で鼻血ブーだよ、ここのチョコ


・私は断じて、「いいヒト」なんかじゃねーよ。友人の窮状を見かねて、という心優しい理由からではなく、友人にケチとかビンボーとか思われたくないという見栄の一心で金を貸しちまうのである。


・どうして、ブティックで試着した時には「いーじゃん、似合うじゃん」と思った服が、家に帰って着てみると、全然似合わなくなってるんだろーか?


●電子書籍『ショッピングの女王 Kindle版』より
中村 うさぎ 著
出版社: 文藝春秋 (2001/9/10)
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