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狩野 みき 氏 電子書籍『「自分で考える力」が育つ親子の対話術 Kindle版』(出版社: 朝日新聞出版)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『「自分で考える力」が育つ親子の対話術 Kindle版』(狩野 みき 著、出版社: 朝日新聞出版)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・「考える力」とは何でしょうか。  じっくり考えること。誰かが決めた正解をただ追い求めるのではなく、自分で納得するまで考えて、自分で答えを出せる力。それが「考える力」だと思います。


・「私・ボクは○○って思ったよ」「おもしろいね! ママ・パパはね、△△って思うんだ」という日々のやり取りを重ねていけば、考える力はもちろん、伝える力も身につきます。


・「正解」とされているものが自分の答えと違っても、そこで自分の答えをもう一度見直して、「なんでそう言えるのかな?」などと思いをめぐらしていくのが、「自分で考える」ということです。


・「どう考えるか」の基本は3つあります。1つ目は、きちんと理解すること。2つ目は、理由を考えること。そして、3つ目は、「他の考え方もできるかな」(中略)

親が正解を用意してしまうと、子どもは考えなくなる。考えるということは、自分の頭で自分なりの答えを出す、ということです。「なんで勉強しなくちゃいけないの?」という問いなら、「勉強しないとどうなるだろう」


・教育というのは究極的には、知識や経験をより多く持っている者が「教える」のではなく、子どもが自分で答えを探せるように、黒子のようにそっと背中を押してやることだと思います。


・意見とは、人がそれぞれ、性格・経験・知識などをもとに、頭の中で作り上げるものです。誰かとまったく同じ性格・経験・知識を持った人などいないのですから、意見は1人ひとり違って当たり前です。


・つまり、世の中に「正しい意見」などないのです。「正しい意見」がない以上、「間違った意見」というものもあり得ません。


・意見は「正しいかどうか」ではなく、「説得力があるかどうか」で判断するものです。


・考える力があれば、できなかったことができるようになることは多いですね。「どうすればできるようになるのか」と考えて、自分で答えを出して、解決する。考える力があれば、問題解決もできるし、そういう自分に自信が持てるようになります。問題解決ができて自信が出れば、ハッピーにもなれますね。


・子どもの考えを「すごいね」とほめてばかりいたのでは、子どもは、大人にほめてもらうことが「正解」だと思うようになり、「ほめてもらえそうな考え」を言おうと必死になるかもしれません。自分で納得がいくまで考えるという「考える力」の根本からすると、とんでもないことです。


・「どんな考えも、まずは受け止める」ということです。そして、受け止める→問いかけ、という大原則を必ず守ってください。


・「人の話をさえぎらない」というルールは、親子で守るようにしてください。


・意見というものは、1人ひとり違って当たり前


・「大人は答えを言わない」(中略)たとえば、お箸を出してほしいと思っているあなたが、「テーブルにはあと、何を出せばいい?」


●電子書籍『「自分で考える力」が育つ親子の対話術 Kindle版』より
狩野 みき 著
出版社: 朝日新聞出版 (2015/3/20)
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