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大西 康之 氏 電子書籍『ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦 Kindle版』(出版社: 日本経済新聞出版社)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦 Kindle版』(大西 康之 著、出版社: 日本経済新聞出版社)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・「仮説、実行、検証、仕組化」とは、三木谷が日ごろのビジネスで唱えている「成功のコンセプト」の一つである。


・巨人など数チームを除けばほとんどのチームは毎年、何十億円もの赤字を垂れ流しながら、さしたる集客努力もせず「赤字は広告費用」と開き直ってきた。米メジャーリーグはこの数年の経営改革によって目覚ましく収益力を伸ばしているのに、誰もそこから学ぼうとしない。 「金の力ではなくマネジメントの力でイーグルスを優勝させる」それが三木谷の信念だった


・楽天の役員は創業メンバーを除くと、旧日本興業銀行をはじめとする金融機関出身者、トヨタ自動車など大企業出身者、リクルートをはじめとするベンチャー企業出身者に大別される。


・地方や地域に埋もれている「名店」をインターネットの力で「銀座4丁目」に引っ張り出す。これが、三木谷が楽天市場を立ち上げた時に掲げた「エンパワーメント(元気づけ)」の理念である。織田信長の「楽市楽座」の現代版だ


・「77%の値引き、何とかお願いしますよ。いやいや、無理じゃないですよ。元値を引き上げればいいんです。そうすれば77%引いたように見えるでしょ」  自分が担当する店舗に、そうささやいたECコンサルタントがいた。調査の結果、その数は18人にのぼった。社内調査の時、社員たちはこう答えている。


・部下に厳しい課題を与えて潜在能力を引き出し、一つ上のステージに導くのは、三木谷が一橋大学テニス部の主将だったころから得意とする人材活用術の一つである。


・グーグルやアップルはCEO専用機のほかに、役員が使うビジネスジェットを複数保有している。日本でもグローバルに事業を展開するトヨタ自動車やソニーは会社で複数のビジネスジェットを保有している。(中略)


楽天がトヨタやソニーと違うのは、三木谷が個人でプライベートジェットを保有している点にある。


・楽天市場のオープンは1997年5月。最初の月の取扱高は32万円で、そのうち18万円は三木谷が買っていた。


・三木谷が貯めた楽天スーパーポイントは120万ポイント。1億円以上の買い物をしたことになる。


・「数百億円で買える会社は、ちゃんと利益が出るようにするのに時間がかかる。数千億円の会社は、利益を出す仕組みができあがっている場合が多い。CFO(最高財務責任者)の自分が言うのもおかしいが、楽天が本気で世界を目指すなら、M&Aも、もっと目線を上げるべきかもしれない」


・この世界で生き残るためには、誰よりも早く、誰よりも大きくなることを怠ってはならない。シュミットがサンで学んだのは「安住せず、リスクを取り続けろ」ということだった。


・三木谷は自分が「面白い」と思ったことを、周りの人間にもやらせたがる。まるで新しい遊びを発見した子供のように。 「絶対、面白いから、お前もやってみろよ」


・楽天には創業以来、週に一度、自分の机や椅子を掃除する、という決まりがある。


●電子書籍『ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦 Kindle版』より
大西 康之 (著
出版社: 日本経済新聞出版社 (2014/11/21)
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