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中村 禎 氏 電子書籍『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法 Kindle版』(出版社: 宣伝会議)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法 Kindle版』(中村 禎 著、出版社: 宣伝会議)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・広告コピーとは、売りたい人(広告主)が買ってほしい人(消費者)に「あること」を伝えたくて、お金を使ってメディアを使って、相手に伝える言葉や文章のことです。その「あること」とは、買ってほしい、知ってほしい、覚えておいてほしい、好きになってほしい、といったこと。


・広告なんて誰も見たいと思っていない。


・電通では「クリエイティブ」を「クリエーティブ」と表記します)


・受賞したコピーは、「つまんない広告をする企業は、ほぼ、つまんない」「多数決で決まることは、たいていフツーだ」


・その時代を生きているお客さんたちは、まだ言葉にできない、だけどかすかに感じている「何か」を持っていて。その言葉にできない「欲求」や「願望」が無意識の中にたしかにあって。それを「ほら、これでしょ?」と手にとって見せる。それが大ヒットになる。まだ誰も言葉にできていない「飢餓」を見つけ出す。

・「気づいていなかったけど、言われてみればそれいいね」ということに気づけると、人の心に届くコピーが書けるようになる


・教えるとは、自分の姿勢を見せること


・「コピーってのは、うまいこと言って、人を騙すためのもんじゃないんだよ。勘違いしないでね」と優しく教えていただいたのだと思っています。


・ダイヤモンドの鑑定士を育てるには、どうするか。簡単だそうです。「本物のダイヤモンドしか触らせない」んだそう。偽物を見せない、触らせない。だから、偽物を見ると「あ、これは違う」とすぐにわかるようになる


・コピーライターに向いていない人:その2 混んだ電車の中でリュックを背中に背負ったままの人。


・人から意見を言われて怒ってしまうのは、自分だけが正しいと思い込んでいるからです。だから「それは違うと思う」と言われて腹がたつのです。違うと思う人の意見こそ聞いてみることが大事です。


・人を先入観で見るのをやめました。


・コピーについては「書く」ではなく「見つける」というニュアンスのほうが近い


・大勢のことを思って何かをつくるのではなく、誰かを思ってつくったものが、結局、大勢の心にも届くのです。だから、広告コピーも、顔のない誰かさんに向けて書くのではなく、この人! に向けてボクは書きます。


・制約は発明の父、ですかね。制約があることで、ホントに大事なことは何か? が見えてきたりします。


・書き手はなんとかわかってもらいたくて、つい喋りすぎてしまいがち。でも、聞き手(読み手)は「ようするに何が言いたいの?」と、結論を急ぎます。


・一つ。例えば、新聞全面広告の原稿。ドカンとタレントの顔があるのはいいのですが、目のところがちょうど新聞の折り目になっていたり、コピーの文字組みの大事なところが折り目になっていたりすると、ボクは悲しくなります。


・そのコピーを見た人が、どう思うか、なんと言うか。それが想像できなければ、いいコピーを選ぶことは難しいでしょう


・これはいいコピーだな」というものには、意地悪なツッコミは入りにくい。 ◎「夕方の私は 何歳に見えているだろう」 □→あ、いいんじゃない? たしかに気になるよね。 ◎「36歳の私が夕方40・4歳になっていたなんて」 □→いいじゃない! プラス4・4歳という数字が気になるね。 ◎「朝の美人のまま家に帰ろう」 □→これも、いいじゃない、前向きで。  というふうに。


・実際に掲出される場所へ行き、その広告を見るであろう人を観察してみると、あ、これならいけそう、とか、こりゃダメだ、とかがわかるのです。


・つまんない広告をする企業は、ほぼ、つまんない。」というコピーを書きました。2000年のKDDI合併の時のコピーです。


・多数決で決まることはたいていフツーだ。(2000年KDDIのコピー)


・「想像力」という言葉と「客観性」といった言葉が多いと思います。コピーには、その二つが大事だと思っている


・言葉で何かを伝えたいとき、相手の立場に立って、相手の気持ちを考えるでしょ。それはまさにコピーライターの思考法と同じなのです。


●電子書籍『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法 Kindle版』より
中村 禎 (著
出版社: 宣伝会議 (2017/2/28)
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