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小園 敏之 氏 電子書籍『電子出版のススメ・自分で本を出版する Kindle版』(出版社: あくり出版)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『電子出版のススメ・自分で本を出版する Kindle版』(小園 敏之 著、出版社: あくり出版)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・アメリカのイーインク社が、「電気泳動方式」という小さなマイクロカプセルの中に黒の粒を入れて、電界によって表面に集めたり離したりして、文字情報を表示する方法を開発しました。ちょうど子供のおもちゃに磁石で鉄粉を吸い寄せて絵を書く「お絵かきボード」みたいな感じです。


・パブーのサイトは、図解入りの詳しい説明も豊富で非常にわかりやすくなっています。ブログ感覚で電子書籍の出版ができてしまします。


・「KDPセレクトの公開」です。これは「独占的にアマゾンのキンドル・ストアで販売する代わりに、アマゾン側で販売促進をしますよ」といった感じのものだと理解すればいいと思います。

同じ書籍を他の販売ルートに乗せたい場合、あるいは無料で自分のサイトやSNSなどで配布したりする場合は、KDPセレクトを利用することは出来ません。 また、KDPセレクトに登録したからといって、アマゾンが全面的に販売促進をしてくれるとも限りません。その辺は、自分の販売戦略に合わせて利用するようにして下さい。


・一番すんなりと通ったものがEPUB形式でした。 キンドルに限らずこれからの電子書籍の標準フォーマットになるものはEPUBでしょうから、この機会にEPUBの作成方法を習得することをお勧めいたします。


・オーサリング・ソフトというEPUBへのデータ変換ソフトを活用することになります。


・Sigilはグーグルが提供しているEPUBファイルを書き出すことの出来るフリーソフトです。提供サイトは次のところです。 Sigil  http://code.google.com/p/sigil/


・現時点ではEPUB3には対応していないようですので、縦書のものを作ることは出来ません。今後のバージョンアップではEPUB3への対応もすると思いますので、そうなれば標準的なEPUB作成ソフトになると思います。


・EPUBデータを作成してキンドル・ストアにアップロードして出版するという方法が、一番電子出版への近道だと思います


・SigilにしてもCalibreにしても縦書には対応していません。ワープロで原稿を作成するときもワープロ特有の表示は引き継いでくれません。例えばルビや圏点、スペースやタブ、見出しの設定、改ページなど正確に読み込んでの変換が難しいようです。ですからワープロ側では、なるべくベタな文章を書いて後から修正するという形になります。


・アマゾンのKDPでは、EPUB以外にもワードのデータを直接受け入れるようなことが書いてありますが、これが実験的な措置で現状ではワードで作成したデータの読み込みにはエラーが続出の状態です。


・君は、その現状をどれだけの人に伝えているんだい? 分かってもらえないのは、伝えてないだけなんじゃないかな・・・そうしないと、残酷だけど、誰も君のことなんて心配してくれないよ。状況も変わらないよ。(中略)


伝えなければ、伝わりません。人間関係というのは伝え合って、初めてわかり合えるものです。社会にたいしても、同僚にたいしても、家族にたいしても、未来の自分の子孫にも伝えてこそ伝わります。


・書籍が売れないということには様々な要因があると思います。流通の問題、再販制、委託返品制など出版業界側の問題が議論されています。オンライン書店や新古書店も別な角度で流通の方法を提起しています。 今後も様々な動きがあることでしょう。しかし、これらの議論は、出版業界の話であって、読者の欲望を満たすに至っていないような気がします。


・本が売れない。それは、限られた読者を奪い合っているからなのではないでしょうか。読者人口を増やす努力をしないと活字出版文化は衰退してしまう


・本を読む人、大量に本を読む人とは、情報を蓄積してそれを吟味し、再構築して新しい形で情報発信する人です。


●電子書籍『電子出版のススメ・自分で本を出版する Kindle版』より
小園 敏之 (著
出版社: あくり出版 (2013/3/21)
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