FaxDMトップ > 会社案内 > 成功者の知恵 > 河岸 宏和 氏 電子書籍『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』(出版社: 東洋経済新報社)より

河岸 宏和 氏 電子書籍『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』(出版社: 東洋経済新報社)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』(河岸 宏和 著、出版社: 東洋経済新報社)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・この「メイプルソース」というのは、メイプルシロップに安いガムシロップを混ぜて増量したもの。それをやると香りが飛んでしまうから、「香料」や「着色料」を入れてごまかしている。


・肉はスライスして時間が経つと、味がてきめんに落ちます。スライスするとドリップ(肉汁)が出ますが、それと一緒にうまみも流れ出てしまうのです。


・カット野菜は「消毒液」(次亜塩素酸ソーダ)でジャブジャブ洗われていて、味も栄養も全部流れ出てしまっています。


・ステーキだと思って食べた肉は「成型肉」なのです。成型肉というのは、骨のまわりから削り取った端肉や内臓肉を結着してつくったものです。どんな形にもつくることができ、


・無表示のまま成型肉を使ったステーキを提供する店は、いまでもたくさんあります。


・肉に牛脂を打って人工的に「霜降り」にすることもできます。スーパーなどで「牛脂注入肉」「牛脂注入加工肉」と表示されて売られているものです。


・この食中毒の問題(中略)家庭でもミンチ肉を料理するときは、牛肉であっても、よく火を通すように心がけたほうがいいでしょう。とくに小さな子どものいる家庭では、よく注意していただきたいと思います。


・丼やカレーの上にのっているのは「ロースカツ」と思って食べている人が大勢いますが、あれはロースでも何でもない、成型肉です。


・【成型肉はこうして見抜け!】成型肉かどうかは、中を観察すれば誰でもわかる(中略)


肉には繊維がありますが、成型肉は明らかに繊維と繊維が不自然なくっつき方をしています。簡単にいうと「タテヨコ、タテヨコ」みたいなくっつき方をしているのです。


・肉がどこまでも増える「植物性タンパク」(中略)冷凍食品の裏ラベル(原材料表示)を見て、鶏肉以外に「植物性タンパク」「大豆タンパク」などと書かれていれば、それはカサ増し商品です。


・カタクリからつくった本物の片栗粉を食べていただきたいと思います。馬鈴薯デンプンとは全然違うおいしさにビックリすると思います。見た目も透明で上品なものです。


・プレスハムというのは端肉、クズ肉を寄せ集めて、つなぎに「植物性タンパク」やデンプンなどを入れ、ギュッと圧力をかけて成型したものです。


・じつはそばを乾麵の状態で売るときは、「最低そば粉を3割は入れなくてはいけない」と法律で定められている


・そばを乾麵として店で売るときは3割以上そば粉を入れなければいけないという法律は、外食店には適用されないのです。


・じつは国内に流通しているそば粉の8割は中国やアメリカなどからの輸入品です。


・たとえば宅配ピザにのっている野菜は、ほとんどが輸入野菜です。ファミレスで使われる野菜、食べ放題の焼肉店の野菜、きのこ類、立ち食いそばの野菜天ぷらも、輸入野菜がかなり多く使われています。しかもその多くが、みなさんがスーパーでは敬遠しがちの中国産です。


・コンビニ弁当を見て「こんなに添加物が入っているなら食べたくない」と思う人も、ファミレスの添加物がたくさん入ったランチは表示がないから平気で食べられる。


・チェーンのできたて弁当では、古米(1年前の米)、古古米(2年前の米)がじつに多く使われています。


・コンビニの工場では私の知る限り、古米を使うところはありません。普通の家庭と同じように、秋に収穫された新米を1年間使います。


●電子書籍『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』より
河岸 宏和 (著
出版社: 東洋経済新報社 (2014/5/9)
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