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電子書籍『嫌われる勇気 Kindle版』(岸見 一郎 著、古賀 史健 著、出版社: ダイヤモンド社)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『嫌われる勇気 Kindle版』(岸見 一郎 著、古賀 史健 著、出版社: ダイヤモンド社)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・井戸水の温度は年間を通してほぼ18度で一定しています。これは誰が測定しても同じ、客観の数字です。しかし、夏に飲む井戸水は冷たく感じるし、冬に飲むと温かく感じます。温度計では常に18度を保っているのに、夏と冬では感じ方が違うわけです。


・「心理学の三大巨頭」と称される、 アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学) を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊


・もともとアドラーは、フロイトが主宰するウィーン精神分析協会の中核メンバーとして活躍した人でした。しかし学説上の対立から袂を分かち、独自の理論に基づく「個人心理学」 を提唱します。


・アドラーとフロイトは比較的年齢が近かったこともあり、対等な研究者として関係を結んでいました。この点、フロイトのことを父親のように 慕っていたユングとは大きく異なります。


・アドラー心理学では、トラウマを明確に否定します。


・自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである


・われわれは過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。人生とは誰かに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです。


・問題は「なにがあったか」ではなく、「どう解釈したか」である


・人は過去の原因に突き動かされるのではなく、自らの定めた目的に向かって動いていく。


・変わることの第一歩は、知ることにあります。


・答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくべきものです。他者から与えられた答えはしょせん対症療法にすぎず、なんの価値もありません。


・大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである


・いかなる犯罪者であれ、純粋に悪事としての悪事を働こうと思って犯行に手を染める者などいません。(中略)たとえば、金銭絡みの怨恨によって殺人を犯したとする。これだって当人にとっては「しかるべき理由」あってのことであり


・人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることのほうが楽であり、安心なのです。(中略)


「もしも何々だったら」と可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできません。なぜなら、あなたは変わらない自分への言い訳として「もしもYのような人間になれたら」といっているのです。(中略)


小説家になることを夢見ながら、なかなか作品を書き上げられない人がいます。(中略)人の評価にさらされたくないし、ましてや駄作を書き上げて落選する、という現実に直面したくない。時間さえあればできる、環境さえ整えば書ける、自分にはその才能があるのだ、という可能性のなかに生きていたいのです。


・やるべきこと——を前にしながら「やれない理由」をあれこれとひねり出し続けるのは、苦しい生き方だと思いませんか?


・わが国では「コンプレックス」という言葉が、劣等感と同義であるかのように使われています。(中略)


本来コンプレックスとは、複雑に絡み合った倒錯的な心理状態を表す用語で、劣等感とは関係ありません。


・劣等感それ自体は、別に悪いものではない。(中略)劣等感は努力や成長を促すきっかけにもなりうるものです。


・劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使いはじめた状態のことを指します。具体的には「わたしは学歴が低いから、成功できない」と考える。


・自慢する人は、劣等感を感じている


・自慢は劣等感の裏返し(中略)もしほんとうに自信を持っていたら、自慢などしません。劣等感が強いからこそ、自慢する。


・「わたしたちの文化のなかで、誰がいちばん強いか自問すれば、赤ん坊であるというのが論理的な答えだろう。赤ん坊は支配するが、支配されることはない」と。赤ん坊は、その弱さによって大人たちを支配している。そして、弱さゆえに誰からも支配されないのです。


・健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです。


・誰かと競争するためではない。いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値がある のです。


・アドラー心理学では、他者から承認を求めることを否定します。


・適切な行動をとったら、ほめてもらえる。不適切な行動をとったら、罰せられる。アドラーは、こうした賞罰による教育を厳しく批判しました。賞罰教育の先に生まれるのは「ほめてくれる人がいなければ、適切な行動をしない」「罰する人がいなければ、不適切な行動もとる」という、誤ったライフスタイルです。


●電子書籍『嫌われる勇気 Kindle版』より
岸見 一郎 (著)
古賀 史健 (著)
出版社: ダイヤモンド社 (2013/12/12)
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