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岡本 真 氏 書籍『ウェブでの文章の書き方』(講談社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』(岡本 真 著、講談社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・ウェブで文章を書くということは、紙に文章を書くということと、異なる点が少なからずあります。


・ウェブでの文章はそれ以外の文章と違って、さまざまな要素を考慮する必要があります。なぜなら、単に文字による表現にとどまらないからです。画像や動画、図表やグラフをふんだんに使えるのがウェブです。また、ウェブには、紙の本のようにページをめくるという概念が基本的にはありません。リンクをたどったり、検索をしたりと、文章への接し方もさまざまです。


・ほんの2文字、3文字の違いですが、「質問」を「質問する」という表現にすることで、ボタンを押した結果できることを、はっきりわかりやすく伝わるようにできます。この表現には、そのような意図や配慮があるのです。


・選ばれることは、つまりは「読まれる」ということです。〈伝わる〉という目標の前には、次の3つの段階があります。

1.目にとまること
2.選んでもらうこと
3.読んでもらうこと(伝えること)


・「目にとまる」ようにするためには、どのようなことが可能でしょうか。(中略)まずは視覚的に読みやすいことが大切です。たとえば、難しい漢字ばかりの文章にしないこと、見慣れない表現表記を用いないことが、「目にとまる」ための第一歩です。


・よく文章書くうえで大切な要素として、4W1Hという法則のようなものがあります。

●「いつ」(When)
●「どこで」(Where)
●「だれが」(Who)
●「なにを」(What)
●「どのように」(How)


・「ウェブでの文章」を考えると、この5つの中でも特に重要なものが2つあります。それが、「いつ」(When)と「どこで」(Where)です。


・ウェブでの文章を〈伝わる〉ものにするためには欠かせない点をいくつか述べていきます。ポイントは大きく以下の4点です。

1.主節的な部分は前に、従属的な部分は後にする
2.意識や要件は明示する
3.過剰な敬語は使わない
4.キーワードを意識して書く


・本当にそのメッセージを〈伝わる〉ものとしたいのであれば、書き手側の心情や都合ではなく、読み手側の立場にたって、

●これからすること
●これからしてほしいこと

の2点を明確に伝える必要があります。


・ウェブという媒体には、それに見合った文章の書き方があります。(中略)6点をもう一度振り返ってみましょう。

1.短文で書く
2.改行を入れる
3.箇条書きにする
4.リンクを用いる
5.画像を差し込む
6.変化を明示する


●書籍『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』より
岡本 真 著
出版社: 講談社 (2012年12月初版)
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