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中久保 浩平 氏 書籍『ビジネス真実践』(国際語学社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『ビジネス真実践』(中久保 浩平 著, 小谷 俊介 編集, カトウ ナオコ イラスト、国際語学社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・「忙しいから無理、時間がないからできない」というのは、言い訳の常套句です。業績の良い会社ほど、忙しさ時間のせいにはしません。


・成功事例は、あくまで他者の過去の産物。そのまま真似してうまくいくものではない。


・「絶対」という言葉を安易に使うと失敗する(中略)

「絶対」という言葉を使うことによって、それを目にした人は反射的に疑心を覚える。したがって、商品に絶対的な自信があっても「絶対」という言葉は使わないこと。


・本気で学びたい時に自分の都合で行動すると失敗する(中略)

セミナー(中略)「どこそこで開催すれば、参加する」というのは、その人の意識の低さの表れにすぎません。本当に学ぶ気があるのなら、どこで開催されようがその場所まで出かけるはずです。これが、意識を持って高く学ぶ、ということです。


・本気で学びたい時に自分の都合で行動すると失敗する(中略)

「師匠! 僕は九州にいるので九州に来てください。九州に来てくれたら弟子になります」(中略)

なんてことを、絶対に言いませんよね。極端な例ですが、こういうことなんです。学びたい人からは、自分の都合では決して学べないのです。


・「年商いくらの会社を作っていい車に乗り、高層マンションに住むのが夢です」などと言ったところで、うまくいくはずもないのです。「なんであんたの私利私欲のために協力しなきゃいけないの?」ということです。


・ポイントカードや特典で集客しようとすると失敗する(中略)

ポイントカードをただの「客寄せ」くらいに思って導入していたら全く役に立ちません。(中略)本来(中略)ポイント数に応じプレゼントするという「還元」であるはずです。


・ポイントカードや特典で集客しようとすると失敗する(中略)

「ちょっと得した」気分になるはずです。この「ちょっと得した」という「気持ち」が、次回に繋がるということなのです。(中略)

ポイントカードや特典は、あくまで来店されたお客様に対するお礼であり、ちょっとした「得な気分」を味わってもらうサービスなのです。


・開封率や反応率の前に精読率を考えないと失敗する(中略)

「大切なお知らせ」とか「重要なお知らせ」といった見出しだけをつけて内容がスカスカのものなんて、誰も読みません。むしろ、信頼を失うことになります。


・テクニックやノウハウでなんとかしようとすると失敗する(中略)

キャッチコピーというのは、セールスやマーケティングにおける僅かな部分であり、それだけで集客につながるわけではない


・人気ランキングに力を入れるブログは失敗する(中略)

言ってしまえば、応援クリックをさせようとしたり、アクセスアップに躍起になっている時間があったら、記事を充実させましょうということ。ごく当たり前のことです。


・お客様の誕生日にセールDMを送ると失敗する(中略)

「お誕生日おめでとうございます! このDMをご持参の上ご来店ください。〇〇を50%オフでご提供させていただきます」(中略)

お客様の誕生日を祝うということは、本来そのようなバーゲンセールをする機会ではありません。


・巧みな営業トークを狙えば狙うほど失敗する(中略)

営業はトークに磨きをかけ畳み掛けていくというものではなく、お客様に話してもらうことに専念し、それに応えていくというのが基本なのです。


・売上が伸び悩んでいる時に顧客に売り込むと失敗する(中略)

売り込めば売り込むほどお客様が逃げていくということです。売り上げが凹んでる時は、誰でも焦りますし、何とかしなければ! と思います。周りが見えなくなって余裕がなくなってるわけですから、当然です。


・売ろう売ろうではなく、お客様にとって良いものと判断したから紹介、案内する。良いものを真っ先にお客様に伝える、市場へ報せるのが営業マンの仕事でもあります。


・感動を与えるという発想では失敗する(中略)

感動とは与えるものではなく「してもらうもの」です。「お店・会社としては当たり前のサービスをしているだけなのに、なぜかお客様が感動して下さる」といった感じです。(中略)


3本のナスが1袋128円、山積みにされていました。めんどくさがりの私は、何気なく1番上に乗っかってる袋をとって、レジへ。すると、その八百屋のおばちゃんが、
「兄ちゃん、これあかんで、ホレ、ここ痛んでるやろ」
と指差して教えてくれました。そして、
「これにしとき、これに」と言って、奇麗なナスが入ってる袋に交換してくれたのです。(中略)


月に数回通っている居酒屋で「顔は覚えてもらったかなぁ」程度に思っていたら、ある日突然、急に「〇〇さん、今日はお早いですね」と名前を言ってもらえる、とか。そんなさりげないところに感動があったりするものなのです。


・人脈は作ろうと思ってできるものではない(中略)

「人脈を作らないと……」という理由の根源は、自分の不安を解消するためだったり、仕事をもらおうという欲だったりと自分の都合による場合がほとんどだからです。(中略)

みんな自分のことを一生懸命売り込む人ばかりなので、結局名刺交換してもそれっきり。(中略)

たとえば、あなたが長年飲食店を経営していたとします。老朽化が目立ってきたので、そろそろ内装工事をしようとなったときに「内装だったら、いつも食べに来てくださっているAさんにお願いしようかな」と、自然にパッと人名が出てくる、これが人脈です。


・仲間を探そうとしている間は本当の仲間は見つからない(中略)

まずは、自らが行動や姿勢、態度で示さないと共感や賛同など得られるはずもなく、仲間などできないのです。

・こうすればいい! という答えを教えるような指導では、社員は育たない。


・報告するということは、評価や管理主体のものではなく、報告者自身が成長するためのアウトプットツールであるという位置づけにすることが重要だということです。


・繁盛しているという状態は未来永劫続かないという前提で常に現実と向き合わなければ、成功の継続は難しいのです。


・ブランドというのは、本来、市場との信頼関係という土壌の上に成り立っているものです。その土壌を腐敗させてしまっては、元も子もありません。


●書籍『ビジネス真実践』より
中久保 浩平 (著
小谷 俊介 (編集)
カトウ ナオコ (イラスト)
出版社: 国際語学社 (2011年12月初版)
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