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豊山 とえ子 氏 書籍『歯は磨かないでください~歯周病を治すと、全身が健康になる』(近藤 隆一 監修、廣済堂出版 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『歯は磨かないでください~歯周病を治すと、全身が健康になる』(豊山 とえ子 著、近藤 隆一 監修、廣済堂出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・歯を磨けば虫歯や歯周病を防げる、という考えがまちがいなのです。結論からいうと、「口の中の細菌を取り除く」。これがもっとも効果のある方法なのです。


・「歯についてるバイ菌を取り除く」ことが、歯のケアの原点であり、大事なことなのです。


・本書では、より効果を上げるためのお手入れのポイントを覚えていただきます。そのポイントは、「歯と歯肉のキワ」「歯と歯の間」「奥歯の噛み合わせ部分」です。


・歯周病は、実は内服薬で除菌できる! (中略)

歯周病菌は薬で除菌できるのです。ただし、この方法は、厚生労働省で認められていませんので、自由診療になります。

この薬を1回飲むと、4時間で歯周病菌は死滅します。料金は歯科医院によって異なりますが、2000円〜3000円くらいです。ただし、どの歯科でもできる治療ではありませんのでご注意ください。


・日本は先進国の中で特に虫歯が多い国のひとつとして知られています。(中略)

日本人に虫歯が多いのは、他の先進国に比べて定期検診や予防処置(フッ素、クリーニングなど)の受信者が少ないことが一因としてあげられています。


・ 1年間で歯のケアに投資する額は、アメリカ男性が平均約3万6000円、日本男性は平均約6000円で、約6倍の差があります。


・歯ブラシの毛先をあてるべき場所は、虫歯になりやすい場所、つまりプラークがたまりやすい所なのですが、それは3つあります。この3つを重点的にお手入れすることが虫歯予防に一番効果的なのです。

1)歯と歯の間((全体の約5割にあたる部分)(中略)
2)歯と歯肉の境目(中略)
3)奥歯の噛み合わせの溝


・慣れれば2分程度のケアです。2分以内にすべての歯のケアを終えるようにすると歯に優しいのです。フロスは30秒くらいでできるようになります。


・砂糖入りのアメやガムは、もっとも歯に悪い食品です。なぜならば、口の中にとどまっている時間が長いからです。


・最近では、歯ブラシを使う時間は、食後30分経過した頃がいいと言われています。


・セルフケアの鍵は、プラークコントロール。つまり、歯磨きではなく、お手入れの仕方を変えることなのです。


・やさしいタッチと動かし方でも、プラーク(歯垢)が落ちていく様子に誰もが驚きを隠せないでいる姿を、約30年間見続けてきました。


・歯周病を改善したい、防ぎたい方は、デンタルフロスを使いましょう。


・単なる歯磨きから本物のプラークコントロールを身に着けたいと思われる方は、まず、市販の染め出し液を利用するなどして、染め出しを行ってみてください


・ご自分の得意なところと苦手なところを正しく知ることが、プラークコントロール上達への第一歩となります。


・実は歯ブラシだけでは、プラークが約61%しか落とせていないのです。歯ブラシでは落とせない歯と歯の間をデンタルフロスで落とすことによって79%、歯間ブラシを使うと85%のプラークを落とせるようになります。残りの15〜20%は歯科でクリーニングが必要です。


・マウスウォッシュは歯ブラシの代用ではない(中略)

「洗口液」タイプは、歯ブラシの使用前に使えます。これも、液体歯磨きともいわれますが、うがいをしたからといって、歯ブラシを使わなくていいということではありませんので、ご注意ください。


・食後30分といわれているのは、酸蝕症(さんしょくしょう)でもともと歯の表面が溶けてしまっている方は、食後すぐに歯ブラシを当てるのは危険ですよ、ということで30分経ってからブラシをあててくださいという流れになったのです


・食後にキシリトールガムを噛む、物理的に噛み合わせの間につまった食べ物をとってくれますし、唾液も出ますので、酸性に傾いた口の中のPH(ペーハー)を中和し、歯の再石灰化にも働きかけてくれます。


・ケア効果がすぐ現れる歯ブラシの選び方(中略)

ブラシの幅は歯1〜1.5本分が目安


・ケア効果がすぐ現れる歯ブラシの選び方(中略)

歯と歯の間があいていたり、歯と歯肉のすき間の歯周ポケットに軽い炎症のある方には、テーパード毛をおすすめします。

歯周病予防目的で1本だけ歯ブラシを買うなら、おすすめなのがスーパーテーパード毛のシステマ(ライオン)です。


・ 1本ブラシ(ワンタフトブラシ)

これ1本ですべての歯をキレイにしようと思うと、時間がかかりますが、上手く使えばこれほどキレイになる歯ブラシはありません。通常の歯ブラシだけではプラークが残りがちな部分を、重点的に落としてくれる優れものです。

特に一番奥の向こう側や、前歯には、ヘッドが直角に曲がったタイプが使いやすくなっています。


・ 1分間に数万回振動する電動歯ブラシ

歯に押しあてないで、軽いタッチで同じ歯のところに2秒じっとしていること、これを守っていただければあっという間にすっきりしたお口を体験することができます。


・電動歯ブラシ(中略)

いろいろ種類はありますが、なんといっても、日本の歯科医が選ぶナンバーワンブラシである「ソニックケアー」(フィリップス)と、「オーラルB」(ブラウン)が圧倒的な効果を誇っています。


・ 1本の歯は4方向からブラシをあてる! (中略)

ひとつの歯を4分割して、外側の奥角と手前角、内側の奥角と手前角を意識してブラシをあてます。


・歯間ブラシの選び方と使い方(中略)

適切なサイズ選びと、力加減が必要になりますので、プロによる処方とレッスンが不可欠です。誤った使い方をした結果、歯肉を傷つけたり、歯質を削ってしまったりすることもありますので、要注意です。


・歯間ブラシの選び方と使い方(中略)

アングルタイプ
ストレートタイプ
ストレートタイプ
コニカルタイプ


・歯間ブラシの選び方と使い方(中略)

挿入する際に、ストレスなく、気持ちよく入ることが大切です。もし、違和感があるなら、サイズが大きすぎるのかもしれません。


・デンタルフロス(中略)

初心者、歯の隙間のあいていない方には、細めでワックスあり、ホルダーのあるタイプを選んでください。


・デンタルフロス(中略)

覚えておくとオトク! ホールタイプの使い方(中略)

次の歯を清掃するときは、使った部分の糸を、指に巻き取り、新しいキレイな部分を使います。必ず、歯1ヶ所につき、糸は1回限りの使用にしてください。


・歯ブラシで舌をこするのは絶対に避けるべきです。舌を数回こするだけで、目に見えない傷が舌に生じてしまいます。


・歯科医師が推奨する舌ブラシは、ジーシー社の「舌フレッシュ」と、亀水化学工業社の「タングメイト」などです。


・舌ブラシを使うのは、歯ブラシの前です。舌ブラシを使ったあとは苔が口の中に散乱しますので、そのあとで歯ブラシを使い、歯をキレイにします。


・歯磨き粉は粒子の細かいものを(中略)

基準を目的に合わせることですが、とにかく粒子の細かいものを選んでください。毎日使うものなので、歯を削ってしまわない、歯を傷つけないということが重要なポイントです。


・歯磨き粉は粒子の細かいものを(中略)

おすすめしているのは、「アパガードリメナル」という歯磨剤です。


・歯磨き粉は粒子の細かいものを(中略)

具体的な製品名でいうと、「ライオン システマ デンタルペースト α」という歯磨剤です。特に、朝起きたときのお口のネバネバ、歯周病や口臭が気になるかたにおすすめです。


・デンタルフロスは、毎日1回できれば理想ですが、大変でしたら、最低限2日に1度は行ってみてください。


・歯周病が「気管支炎」「血糖値を下げる妨げ」「脳卒中」「低体重児出産や早産」などに影響することについては、知らない人が6〜7割です。歯周病は命に関わる重要な病気なのです。


・当院は、麻酔を使いません。極力削らない、神経を抜かない治療なのです。(中略)

そこでオゾン除去をして、ミネラルを補給してフタをすると、そのままかたまってくれます。そういう治療ができないし歯科では、健康な歯のところまで削ります。


●書籍『歯は磨かないでください~歯周病を治すと、全身が健康になる』より
豊山 とえ子 (著)
近藤 隆一 (監修)
出版社: 廣済堂出版 (2015年3月初版)
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