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邱 永漢 氏 書籍『お金の貯まる人はここが違う』(光文社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『お金の貯まる人はここが違う』(邱 永漢 著、光文社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・お金を儲けることと、お金を貯めることとは、べつのことです。金儲けがうまいからといって、かならずしも金持ちになれるとは限らないのです。


・ちょっと低めの目標から始めてみる。とにかく、第一目標を達成することで、土台になる塊りを作る。それが、お金をふやすポイントです。


・お金は使わなければ残っていくけれども、時間は使わないとそのまま消えていく。ちょうどホテルの部屋と同じで、今日半分しかお客がこなかったからといって、明日にまわすことができません。それだけに、時間の使い方はたいせつだというのが私の考え方です。


・時間とお金が関係あるのは、国鉄の料金を見ればわかります。特急、急行、各駅停車で料金が違う。早く着くほど高いわけです。郵便の速達も同じです。


・お金を貯めるにしてもふやすにしても、やっぱり積極的にやらないとうまくいかないものなんです。研究心が旺盛で、なおかつそれを実行する習性がないといけない。年をとってくると、そういう欲やエネルギーが、いつの間にか衰えています。


・アメリカの銀行はドラックストアみたいなもので、資本金四百万ドルもあれば割合い簡単にできます。


・お金をふやそうと思ったら、やっぱり知恵が必要なんです。(中略)

そのもっとも手近な方法が株式投資です。私は、「百万円貯まったら株式投資を考えてみるといい」とすすめています。


・月給日に散財する人は、お金が貯まらない


・もともとムダ遣いというのは、ほとんどが衝動買いなんです。だから、売るほうからいえば、なるべく衝動買いをさせるような方法を考える。パッケージのデザインを目につく色にするのも、そのためなんです。


・お金を貯めようと考えるなら、当然、いかに衝動買いをおさえるかが重要になってきます。だいたい、ほしい、買いたいと思った品物で、それがなくては生活できないものなどあまりないんです。


・欲望をおさえることがたいせつでしょう。いちばん簡単な方法は、一度目は買わずに、もう一度、考えてから買いに行く。そうすると、たいてい二度は行きません。

・贈り物は、「目上には薄く」「目下には厚く」がお金のうまい使い方

相手の喜ぶ品物を送ってこそ、お金を上手に使ったことになる(中略)

贈り物をするとき、たいてい目上の人には高価な品物を、目下の人には安いものをというふうに、地位や年齢でランクを変えるようですが、それではお金をうまく使ったことにはならない。同じお金を使うのでも、使っただけの効果がなければもったいないでしょう。


・友人にお金を貸すと、友情もお金も失うことが多い(中略)

よい返事をするときは引き延ばしてもいいが、断るときは早く返事をすること


・アメリカの鉄鋼王カーネギーは、ピッツバーグにいたころ、州いちばんの借金王でした。ある時期は、ありとあらゆる銀行に使いを出して「いくら借りられるか」と、たずねてまわっていたというエピソードが残っています。


・借金のできる人とできない人とでは、お金の増えるスピードがまったく違うんです。


・事業をうまく軌道に乗せられる自信のある人は、借金をうまく利用して財産形成をスピードアップさせるのが賢い方法です。


・銀行を選ぶなら、知名度より、借りやすいかどうかで選ぶ

信用金庫こそお金を貯める味方


・ 十円玉を拾わないような人に、お金は寄ってこない(中略)

基本的には、たとえ一円であってもだいじにしないといけない。そうした心がけを持つことが、お金に好かれることにつながるのです。


・私はときどき、ぜいたくをすすめています。ぜいたくをしてみると、お金のありがたさが改めてよくわかるからです。


・公私のけじめのなさは、金銭面についてもあてはまるのです。そんな人に仕事を任せることなどできません。逆に、公私をハッキリ区別している人は安心です。


・人に金儲けのチャンスを与えるようになれば、自分の財産も増える

“追えば逃げる、逃げれば追いかけてくる”ーーー恋愛における常なんですけど、これは、そのままお金にも当てはまります。


・お金に執着しないようになると、どうしてお金が寄ってくるかというと、お金に余裕ができてくると、自分のことばかりでなく、相手の立場を考えたり、相手に利益を考慮するようになるからです。


・お金持ちの人は根がケチですから、高い物は買えません。(中略)

ケチだからこそ今日があるのであって、そういう人の所はぜいたく品を売りに行くのは見当違いもいいところでしょう。


・片方が楽天的だったら、もう一方は悲観的とか、あるいは、一人が細かいことには拘泥しないおおらかな性格だったら、一方は几帳面な締まり屋タイプであるとか。性格や考え方のまったく違う二人が一緒になることで、会社でも夫婦関係でもバランスがよくなります。


・お金についてあいまいにするから問題が起こる(中略)

私は、「先小人、後君主」(はじめに決めておいて、後では争わない)をモットーにしていますから、仕事を頼まれたときは、さきに金銭的なことなどをきちんときめてしまいます。


・ツイていないときは、じっとしていることが大損を防ぐ最良の方法


・生命保険は、財産づくりではなく節税のためと考えた方がいい(中略)

たいていは、無意識に、「万が一のために、貯金のつもりで」ということで始めますが、生命保険は財産づくりにはなりません。


・生命保険をどう活用するかは、人それぞれでいいんですが、貯蓄とは考えないほうがいい。ただ、お金を貯めるのとは違うけれども、出ていくお金を少なくするメリットはあります。生命保険にはいっていると節税になるんです。


●書籍『お金の貯まる人はここが違う』より
邱 永漢 (きゅう えいかん) (著)
出版社: 光文社 (2002年4月初版)
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