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荒川 祐二 氏 書籍『スサノオと行く生と死の女神、菊理媛(ククリヒメ)を巡る旅』(ヴォイス 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『スサノオと行く生と死の女神、菊理媛(ククリヒメ)を巡る旅』(荒川 祐二 著、ヴォイス 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・『日本書紀』にのみ、その名を記すと言われている伝説の女神は、一説によると、「生まれ変わりの女神」とも、「生と死を司る女神」とも言われている。


・「生と死の意味を知る」という、壮大なテーマと共に、新なる魂物語が、今、始まる。


・古事記と並ぶもう一つの日本神話、『日本書紀』にのみ、その名を記すと言われている、その女神の名は、「菊理姫(きくりひめ)」。


・『古事記』が作られた意図が、この国のあらましを記すと同時に、国内向けに天武天皇はじめ、皇統の正当性を証明する意図が多少でもあったのに対して『日本書紀』は、海外向けに日本という国の、歴史のあらましを主張するために作られたという意図があったといいます。『古事記』と『日本書紀』物語の大筋に大差はありませんが、多少の差異はあります。その「差異」の一つが、『日本書紀』にだけ現れる、菊理姫の物語…


・『日本書紀』の原文で表すなら、たったこの二行だけです(中略)

でも菊理姫をご祭神として祀る『白山神社』は、全国に約2700社もあります。それだけの数を誇る女神なのに、誰も、その正体を知らない…。


・神は人に、越えられない試練や課題は、絶対に与えない。


・笑いは1番の「祓い(はらい)」やからな。つらいときほど、笑わなあかん。苦しいときほど、楽しいことをせなあかん


・「なぜ日本の墓は山に多いのか?」って話なんやけど、古来人は亡くなってからその地域一帯の守り神になると、言われていてな。広くその地域一帯を見渡せるように、人の住む集落よりも高い場所に墓を作ったというのが、最初やわな


・疑問を疑問のままに置いておかない


・山というものは古来、多くの生命を育み循環し、人々に恵みをもたらす「神の棲み処」と言われていた


・人間にとっての一番の財産であり宝物は、「経験」や


・先ほどお主がくぐり抜けた縦穴は、母親の産道を表している。光の射さない、細く、狭い穴。そこを不安と恐怖に立ち向かい、打ち勝ちながら、前へ、前へと進んでいく。くぐり抜けたその先に、突如として光が溢れる世界が待っている…

…本当に…ここは…、まるで出産と同じ…なんですね…。


・神話の中で謎とされる存在は、「謎としておくべき必要があったから、謎とされている」。そこには必ず、人の歴史の裏側が隠されている。


・どんな時でもそうだが、勝った後こそが大変であり、勝者にこそ、その後の進化が問われるのだ。


・幽霊とかがよく頭につけている布? (中略)

この布の名前は、「天冠(てんかん)」と言われてやな。これは元々は幽霊の頭に付いていたものではなく、亡くなった方の額に付けていたものや(中略)

「天冠」=「転換」や。要は、命の転換、「生まれ変わり」や(中略)

亡くなった方の生まれ変わりを願って、額につけて送り出したってこと(中略)

白い三角の形に、何か見覚えないか? (中略)

白き山、「白山」や


・約2700社以上ある白山神社の総本山、霊山、白山そのものをご神体とする白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)に来た。

※参考:白山比咩神社のウェブサイトはこちら


・人は死すとも、魂は死なず、永遠に受け継がれていく


・菊理姫は一般的な読み方の通り、「ククリヒメ」。縁と縁を「括る」姫と言われています。「括る」とは、切り離された別々の何かを、再び一つにして、「新なるもの」を生み出すこと。(中略)


過去、現在、未来、そして人と神、生と死、現世と来世、命と魂という、次元すらも超えて一つに括り、そこに新なるものを生みだしていく。それが菊理姫のご利益であり、今切れてしまっているイザナギさんとイザナミさんの縁を再び括るには、必要な力だと思ったんです


●書籍『スサノオと行く生と死の女神、菊理媛(ククリヒメ)を巡る旅』より
荒川 祐二 (著)
出版社: ヴォイス (2019年1月初版)
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