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板羽 忠徳 氏 書籍『やってはいけない頭髪ケア』(青春出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『やってはいけない頭髪ケア』(板羽 忠徳 著、青春出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・爪で傷つけないように指の腹で洗うのも正解ではないのです。なぜなら、指の腹でこすることで「新生毛」も一緒に引き抜いてしまうからです。(中略)

正しい洗い方は指の腹ではなく、指頭(ピアノやパソコンのキーボードを押す部位、爪先と指腹の中間部分)をしっかりと頭皮にあてること(20ページ参照)。頭皮をこすって洗うのではなく、指を当てたまま頭皮ごと動かすように洗うことが大切なのです。


・シャンプーの語源はヒンディー語の「チャンプー」。オイルを使って頭部のマッサージをして血行を良くし、体調を整え、健康に役立てる「マッサージ」の技術を意味します。


・頭皮の気になる部分を指で押してみましょう。どんな感触がありましたか? 硬いですか? やわらかいですか? (中略)


弾力が感じられる場合は硬度も低い(=やわららかい)のですが、頭蓋骨を感じるくらいにパンと張っている頭皮は要注意です。


・海藻よりも髪によい食べ物があった(中略)

東洋医学の考え方では、黒い食品は髪を美しくする。とされています。「髪は腎の華」といわれるように、生命が蓄えられる腎の働きと深い関係があると考えられているのです。(中略)

腎を強化することが髪のためによいのです。腎によい食品は、ほとんどが黒豆、黒ゴマ、昆布などのように黒色をしています。そしてそれらの食品には先に挙げたカルシウムやヨードなどが豊富に含まれています。


・健康な髪をつくるために最も重要なことは、頭皮の血流促進にあるといってよいでしょう。なぜなら、毛乳頭(髪や体毛をつくる毛母細胞の中にあり、毛を生み出している部位)に酸素や栄養を届けるのは、血液の役目だからです。


・頭皮を触ってヒヤッとしたら薄毛のサイン


・頭皮は普段は青白く、シャンプーやマッサージ後に赤くなるのは血行がよい状態です。


・皮脂は頭皮の健康を損なう悪者か? (中略)

皮脂は汗と混ざり合い、皮脂膜をつくって皮膚表面をコーティングすることにより、頭皮を滑らかにするとともに弱酸性にし、乾燥を防ぎます。また、雑菌や微生物の繁殖を防ぎ、髪にはツヤと潤いを与えてくれるなど、皮脂自体は大切なものだといえます。


・フケには乾いたタイプと湿ったタイプの2種類あって、乾性のフケの場合は、オリーブオイルやホホバオイルなどを擦り込んでからシャンプーをするよいと思います。また、直接頭皮に塗っておくことにより油分が残り、保湿されることでフケは解消されます。

一方、微生物が関係している湿性のフケの場合は、皮膚には表皮ブドウ球菌やニキビ桿菌が多く、他にも黄色ブドウ球菌や連鎖状球菌、緑膿菌、大腸菌、真菌などがたくさんいることから、殺菌剤が配合されたものを用います。


・健康な頭皮の条件は「う・な・は・た・け・ つ・せ」(中略)

「う」は「潤い」の「う」。「な」は「滑らか」の「な」。「は」は「張り」の「は」。「た」は「弾力」の「た」。「け」は「血色」または「血行」の「け」。「つ」は「艶」。「せ」は「清潔」を意味します。


・よく直接頭皮にシャンプー剤をつけて泡立てる人がいますが、これはダメです。(中略)

濃度の濃いものをつけた部位はすすいだときにシャンプー剤が落ちきれないのです。これは白いシャツにワインなどをこぼしてつけたような場合、すぐに水洗いしてもついた部分は落ちにくいのと同じです。


・頭頂部が薄くなるのは頭蓋骨が張っていることから血液循環が悪くなっている場合が多いです。頭皮をやわらかくして血液循環をよくすることと、過剰な皮脂を除去するために頭皮マッサージは欠かせません。


・シャンプー選びの基本は「弱酸性」(中略)

約4.5〜6.0の弱酸性タイプがおすすめです。弱酸性の状態のとき毛髪は強度も艶ツヤも最高であり、頭皮も健康なのです。


●書籍『やってはいけない頭髪ケア』より
板羽 忠徳 (いたば ただのり) (著)
出版社: 青春出版社 (2014年2月初版)
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